プレスリリース
〜NEDOの課題設定型助成事業に採択されました〜
低濃度のCO2を炭酸カルシウムとして固定化する新技術開発と社会実装を加速
白石工業株式会社(取締役社長:大田雅彦)は、技術開発を進めてきた「低濃度CO2を活用する新規炭酸塩化技術」と「工場から排出される副生成物を活用した軽質炭酸カルシウム」の製造技術開発について、この度、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発」の課題設定型助成事業の公募に対し、「新規炭酸塩化技術及び副生成物を活用した軽質炭酸カルシウム製造技術の開発」を提案し、採択されました。
本事業は、当社が保有する軽質炭酸カルシウム(以下、軽カル)の粒子形態制御技術を活かし、工場などから排出される排CO2及び副生成物を原料とする軽カルの製造技術開発を実施します。本事業の特徴は、排ガスに含まれる低濃度のCO2による軽カルの製造及び高付加価値の軽カルの製造、これらを商用規模のスケールで実証することにあります。
このプロセス全体でCO2固定化量及び排出量削減の最大化を目指し、カーボンニュートラル・循環型社会の実現に向けて、本事業の確実な社会実装を進めていきます。
参考URL
「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発(助成)」に係る
実施体制の決定について
https://www.nedo.go.jp/koubo/EV3_100276.html
白石工業株式会社について
白石グループは、ゴムやプラスチック、塗料、紙、シーラント、農材そして食品分野など様々な素材の原料となる「炭酸カルシウム」を専門に取り扱っています。海外拠点を含む22社によって構成され、製造を中心とする白石工業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役会長:白石恒裕、URL https://www.shiraishi.co.jp/)化学品専門商社の白石カルシウム株式会社、研究開発の株式会社白石中央研究所をはじめ、各社が一丸となって多角的な事業展開を行っています。
【会社概要】
社名:白石工業株式会社
本社所在地:大阪市北区中之島2丁目2番7号中之島セントラルタワー9階
代表取締役会長:白石 恒裕
設立:1919年11月
HP:https://www.shiraishi.co.jp/
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/103447/9/103447-9-4bdf303e5ca8122eeccbcd23d3a056cc-513x109.jpg ]
プレスリリース提供:PR TIMES