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パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会

パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会が新たなデジタルトラッキングラベルをKaasmerk Matec Partner社およびp-Chip社とともに立ち上げ

(PR TIMES) 2022年03月30日(水)20時45分配信 PR TIMES

パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会(CFPR:イタリア、レッジョ・エミリア市)はパルミジャーノ・レッジャーノの各玉に付ける新たなトレーサビリティ用のデジタルラベルを立ち上げるためKaasmerk Matec(Kaasmerk)社およびp-Chip 社とのパートナーシップを結んだことを発表しました。この新技術は、これまでにないレベルのトレーサビリティ、在庫追跡と管理、製品認証、品質保証テスト、製品のシリアル化、および消費者の安全を実現し、さらに食品に使っても安全なものです。
[画像: https://prtimes.jp/i/77021/9/resize/d77021-9-136178ec7fcf817a008b-0.jpg ]

パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会のニコラ・ベルティネッリ会長は下記のように述べました。「パルミジャーノ・レッジャーノは、世界で最も古く、最も有名なチーズの1つであり、イタリアの食材を象徴する製品です。1934年に協会が設立されて以来、私たちは製品の価値をグローバルに伝え、我々の厳格な生産基準や生産地域を満たしていない類似の製品と区別するよう努めてきました。これらの安全なデジタルラベルを各玉にいち早く組み込むことで、消費者の安全を確保し続け、製品のトレーサビリティと認証をインダストリー4.0の技術目標に適合させることができます。」

2002年以来、パルミジャーノ・レッジャーノの各玉には1枚1枚異なる連続した英数字コードを記載したカゼインラベルが付けられていますが、今回、p-Chip社が立ち上げた新しいラインは、業界向けの安全なデジタル追跡ラベルであり、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は、いち早くそれを採用します。p-Chipのマイクロトランスポンダーを2次元コード、QRコード、および/またはデータマトリックスコードに埋め込むことによって、政府の要件を一歩超えた、食の安全性とセキュリティを実現する革新的かつ食品にも安全なデジタルタグとなります。

Kaasmerk Matec社とp-Chip社は、食品やチーズの識別方法として業界標準のタンパク質ベースのカゼインラベルに、p-Chipデバイスを統合するという革新的なプログラムを完成するために提携しました。この革新は、食品に安全なカゼインラベルとp-Chipのマイクロトランスポンダーを組み合わせたものです。このスキャン可能な新しい食品タグは、塩一粒よりも小さく、耐久性が高く、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会に次世代の可視性とトレーサビリティを提供してくれます。

p-Chip社のCEOであるJoe Wagner氏は、次のように述べています。 「p-Chipのマイクロトランスポンダーをカゼインラベルに統合することで、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は在庫をより適切に管理し、見た目や製品名が似た類似品から製品を保護および差別化し、リコールなどの問題が起きた際に自身を保護する比類のない追跡技術にアクセスできます。 パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会と協力して、このテクノロジーがビジネスにもたらす可能性を最大限に発揮できることを楽しみにしています。」

この2年間、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は、p-Chip社 /Kaasmerk Matec社製のカゼインラベルの広範な試験を実施し、そしてこの度、パルミジャーノ・レッジャーノの認証とデジタルトレーサビリティのためのラベル使用を承認しました。

Kaasmerk Matec社のマネージングディレクターであるWinus Sloot氏は次のように述べています。「100年以上にわたり、我々はチーズ生産者の職人たちと協力して、製法を非常に高いレベルで保護するカゼインマークを提供し、彼らのチーズの生産への情熱と職人技を保護してきました。p-Chip社と協力して、パルミジャーノ・レッジャーノを追跡するこのスマートデジタルラベルを開発できたことをうれしく思います。このラベルは、改ざんに対する耐性が高く、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会がチーズを最初から最後まで追跡することができ、協会と消費者の双方にとってさらなる保護を提供してくれるでしょう。」

この新しいスマートデジタル食品ラベルは、2022年の第2四半期に100,000個のパルミジャーノ・レッジャーノに付けられます。これは、この技術をパルミジャーノ・レッジャーノの全生産に拡大する可能性を判断するための大規模な最終段階の試験となります。

パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は、1934年に設立されたこのチーズの全生産者が所属している非営利団体です。チーズの品質審査および本物の証としての押印を行い、世界中に広く出回る模倣品から本物を守り、正しい知識や認知度、そして消費量を向上させるための活動も行っています。
https://www.parmigianoreggiano.com/

Kaasmerk Matec社は、ヨーロッパにおけるカゼインチーズマーク製造の大手メーカーです。 チーズマークは、チーズ製造過程の初期にチーズに付けられます。それらは、チーズの真正性の証明書として機能するだけでなく、チーズの製造および流通プロセスのすべての段階で透明性とトレーサビリティも提供します。
https://kaasmerkmatec.com/

p-Chip 社は、2017年以来、画期的なデジタルトレース技術により、物理的な製品や材料の追跡に革命をもたらしました。 そのp-Chipマイクロトランスポンダーは、一粒の塩のように小さい耐久性の高いトラッカーであり、画期的な可視性とインデックス機能を提供します。 医薬品から電子機器、自動車部品から農業原料に至るまで、世界中の企業が、この特許取得済みのp-Chip追跡技術を利用して、ビジネスインテリジェンスを解き放ち、ブランドロイヤルティを深め、収益を高めています。
https://p-chip.com/

パルミジャーノ・レッジャーノ・インフォメーション・センター (株) 旭エージェンシー内
E-mail: info@parmigianoreggiano.jp

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