プレスリリース
静岡の未来を創る企画を生徒たちが提案
KENTEMは、静岡の地域をより良くするために、何ができるかを学生が考える「シヅクリProject」に参加しています。
この度、「シヅクリProject」においてKENTEMのリソースと地域のリソースを掛け合わせ、より地域を良くするための企画を考えてくれた2校がそれぞれ静岡カップにて準グランプリ・グランプリを受賞いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69575/9/resize/d69575-9-750ce290f8e67982758f-2.png ]
■シヅクリProjectについて
シヅクリProjectは、一般社団法人シヅクリが主催で行っている探求プログラムです。
静岡県内の中高生を中心に、地域の企業のリソースと地域のリソースを掛け合わせて、どのようにして地域を良く出来るかというイノベーションを発案します。
例年6月頃からプロジェクトは開始し、14のSTEPを経て1つの企画を作り上げます。
各学校参加人数は異なりますが、だいたい4人1チームで1つの企画を作ります。
https://sdkr.jp/
■静岡カップについて
今回、2000名以上の生徒と15社の企業が参加し、シヅクリProjectを進めてまいりました。
各企業を担当した生徒たちは、それぞれ企業に対し自分達の考えた企画を発表します。
企業は、頂いた企画の中から1つ「企業賞」を決定します。
各企業の企業賞をもらった代表チームが集まり、県大会として行われたのが静岡カップです。
今回は多くの企業が参加したことにより、午前と午後の2部にて行われました。
それぞれ出場する企業は異なりますが、KENTEMは担当学校が多かったため午前・午後両方に出場いたしました。
そこで、午前の部では【東海大学付属静岡翔洋高等学校】が準グランプリ、午後の部では【清水町立南中学校】がグランプリを受賞いたしました。
また、午前・午後どちらも代表チーム数は9チームでした。
■東海大学付属静岡翔洋高等学校の企画について
東海大学付属静岡翔洋高等学校からは「世界旅行」チームが代表として発表しました。
KENTEMの強みであるアプリ開発、3D化、測量などを組み合わせ、「誰でも気軽に取り組めるDIY」アプリを提案しました。
静岡県内に展開している某ホームセンター様とのコラボアプリです。
利用者はアプリで作りたいものの図面を作成します。ここで、配置したい場所の寸法を写真で撮影し測定します。
大きさと作りたいものを決定し、図面を作成すると完成させるために必要な材料の寸法、金額、近所のホームセンター内のどこで販売しているか、作り方がわかります。
利用者はそれに従って最寄りのホームセンターにて材料を購入し、アプリ内の手順に従ってDIYを行えます。
また、作ったもののレシピや完成物はアプリ内で共有したり、売買することができます。
「作り方がわかっても自分で作るのには自信がない」という人は、アプリ内で作成を依頼することもできます。
このように、現在ご家庭で過ごす時間が多くなってきている事、若者のホームセンター利用率が低下している事、ITを駆使したコミュニケーションツールの1つとして使えることなどが高く評価され、みごと準グランプリを受賞いたしました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/69575/9/resize/d69575-9-077ee15f891dda6965de-0.jpg ]
■清水町立南中学校の企画について
清水町立南中学校からは「きのこの里」チームがKENTEMの代表として参加いたしました。
生徒たちは「清水町には駅がない」ことに注目して企画作りを始めました。
きのこの里の企画は「署名運動アプリ」です。
地域の人の声を集めるために、誰でも気軽に安心して署名活動が行えるアプリになっています。
アプリとは言いますが、実際にインストールする必要はなく、清水町のHPよりアクセスして利用が可能です。
街中で行う署名運動よりもより厳密に個人を認識することで、なりすましの署名などを防止します。
個人情報はしっかりとセキュリティで保護します。
ゆくゆくは、署名運動だけでなく選挙での投票ツールや社内での意見箱等にも運用できればと考えています。
彼らの企画は、「誰かにやってもらう」のではなく「自分たちが地域を良くするためにつかう」という目的で企画を考えていたところです。
企業のリソースを使うと、どうしても企業頼りになってしまい、地域の問題を解決するために企業の人に製品を作ってもらう、などが多いです。
しかし、きのこの里は「自分ゴトとして地域を良くしたい。そのために自分たちが動けるのは署名だと思いました」と企画に対する想いを語ってくれました。
この視点の違いが高く評価され、見事午後の部でグランプリを受賞いたしました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/69575/9/resize/d69575-9-7f9a3ef5abb30971a606-1.jpg ]
■今後について
KENTEMがシヅクリProjectに参加したのは、今年で2年目になります。
2022年度も参加予定です。
引き続き、シヅクリの活動を通して学生に対し、ICTの魅力を伝えていきます。
学生の学びを支援し、誰もが楽しく社会について学べる活動をサポートしていきます。
また、子供たちが社会に対して抱いている不安が少しでもなくなる未来をKENTEMが作り上げていけるようより一層邁進していきます。
■会社概要
会社名:株式会社建設システム
所在地:静岡県富士市石坂312-1
代表者:代表取締役 重森 渉
設立:1992年7月2日
URL:https://www.kentem.jp/
事業内容:建設業向けの施工管理ソフトウェアの開発・販売
プレスリリース提供:PR TIMES