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宇宙ロケット廃材を活用したアップサイクル家具『宇宙タンクベンチ』が2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)「Co-Design Challenge」プログラムに選定

(PR TIMES) 2024年05月28日(火)16時15分配信 PR TIMES

〜宇宙産業が活発な北海道・道東エリア発の宇宙ロケットアップサイクルプロジェクト〜

宇宙ロケットの開発廃材を活用し、新しいプロダクトを生み出すアップサイクルプロジェクト『&SPACE PROJECT(代表企業:ADDReC株式会社)』が民間宇宙ロケットの開発を行うインターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道大樹町、代表取締役:稲川貴大)の協力のもと開発したアップサイクル家具『宇宙タンクベンチ』が、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が推進する「Co-Design Challenge」プログラムに採択されました。これに伴い、『宇宙タンクベンチ』は、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)会場に設置される予定です。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45910/9/45910-9-26c7eb0a44db8ab68aa015b69debd9e6-1200x800.jpg ]

「Co-Design Challenge」プログラムは、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにした大阪・関西万博に向けて、2025年日本国際博覧会協会が実施する「大阪・関西万博を契機に、これからの日本のくらし(まち)をつくる」をコンセプトとした新しい共創事業です。万博会場内フューチャーライフエクスペリエンス、「TEAM EXPOパビリオン」で使用する物品の協賛提供のほか、物品に関連した製造現場の見学を含むものづくり体験企画を企画・実施も後押しする取り組みです。

&SPACE PROJECTが取り組む、宇宙ロケットの開発廃材を活用し、新しいプロダクトや産業を生み出すアップサイクルの取り組みが「Co-Design Challenge」プログラムのコンセプトと合致し採択されました。宇宙タンクベンチは今後、仕様やデザインのアップデートを経て、大阪・関西万博の開催期間中、会場に常設される予定です。

また、つくり手が工場や工房の製造現場を公開し、来場者にものづくりを体感してもらう取り組みとしてオープンファクトリーのツアーも計画しています。北海道の中で特に豊かな自然と文化が息づく道東エリアは、宇宙産業が活発な地域としても注目を集めています。今回ご提供する宇宙タンクベンチは、元となるロケット廃材の提供から、加工・組み立てまで、道東エリアの各メーカーがそれぞれ協力して作ります。ツアーでは同エリアでの自然体験・文化体験を提供し、道東エリアの魅力やポテンシャルを届ける発信を目指します。

&SPACE PROJECTについて


「&SPACE PROJECT」は宇宙ロケットの開発廃材を活用し、新しいプロダクトを生み出すアップサイクルプロジェクトです。宇宙産業が活発な北海道を舞台に、道内のものづくり企業や道内外のクリエイターが力をあわせ、宇宙をもっと身近に感じられるプロダクトを開発。この取り組みを通して、宇宙ビジネスが盛り上がる現代における、新しい産業の創出を目指します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45910/9/45910-9-ab0b31e9cf1c975a63c839cfe7886ef7-1531x795.png ]

Webサイト:https://and-space-project.jp/

宇宙タンクベンチについて


インターステラテクノロジズ株式会社のMOMOの初号機より以前の試験用燃料タンクをリメイクしたベンチです。MOMOの燃料であるエタノールと液体酸素が搭載されるタンクはアルミの板を丸めて、両側に半円状のドームを溶接して作られます。外装との結合部は細かな板を枡状に溶接して強度と軽さを保っています。素材は極低温の燃料に耐えられ、強い強度と軽さを併せ持つアルミ合金です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45910/9/45910-9-b7329cbf77abab933c5e3ca5b6cdd4a1-1200x800.jpg ]

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45910/9/45910-9-ed1086d2e91233f1f2e83e66e4dca2fd-1200x800.jpg ]

■使用している廃材
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45910/9/45910-9-5c337e836763f29f1fdba3bd8b63eeab-720x432.jpg ]


■部材名
MOMO燃料タンク(試作品)

■機体
MOMO初号機以前
宇宙タンクベンチができるまで


1)宇宙産業の廃材
ロケットの開発・製作過程で発生した廃材や治具等を集めます。そこへ道内の家具職人が出向き、形状や状態で選別を行い工房へ持ち帰ります。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45910/9/45910-9-5450fe732697aa7a61c2e1ca6a5683ab-1296x641.jpg ]


2)工房で加工
廃材の形状や素材から家具の完成形をイメージし加工を行います。金属、木材などそれぞれ適した工房が異なるため、道内複数の工房で連携して制作をおこないます。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45910/9/45910-9-2743366602d6ed9682fcd763a3fdab28-1295x1301.png ]


3)宇宙家具が完成
パーツを組み合わせて家具が完成。ロケット開発の当時を感じられるよう、廃材の傷や汚れはあえて残します。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45910/9/45910-9-e8c36a6962ef7a6a833f0056c1236c92-1296x641.jpg ]


これまでのイベント・展示実績


2023年4月29日〜30日 ニコニコ超会議
2023年7月1日 〜31日 釧路空港展示
2023年11月16日〜19日 羽田イノベーションシティグランドオープンイベント
2023年11月21日〜 22日 NOMURA FUTURE INSIGHTS 2023

&SPACE PROJECTメンバー構成(順不同)


ADDReC株式会社
イノベーション領域における、企画・コンセプト開発、コンテンツ、コミュニケーション等を総合的にデザインし、空間に実装するプロデュース会社です。
https://addrec.co.jp/

株式会社五明
北海道釧路市を拠点に創業100年になる鮮魚店や業務用酒類卸業などを営む。地域で長年大事にしてきた顧客サービスを土台に、新しい時代に商いを通じて挑戦していきます。

11株式会社
11inc.は、北海道を拠点に暮らしに関わるものづくりをおこなうチーム。空間と家具、人と街など、複数の視点からトータルバランスで暮らしを豊かにするデザインを実践します。
https://11-inc.com/

株式会社釧路製作所
http://kushiro-ses.co.jp/

得地ファニチャ工業株式会社
https://www.dotoinfo.com/tokuchi/

株式会社サトケン
https://www.fp-satoken.com/

Leif.designpark株式会社
コンセプト・インテリアデザイン・家具・コーディネート・グラフィックなど、「暮す、楽しむ、持て 成す」と いった日々の生活や、特別な体験につながる場づくりを、それぞれのアーティストや職人と 連携しながら提案、制 作を行なっています。
http://www.leif-designpark.com/

株式会社人間
「面白くて 変なことを 考えている」をモットーに、ジャンルの枠にとらわれないアイデアをつくるコンテンツ制作会社。キャンペーン、グラフィック、イベントなど大手企業の広告や、Webメディアの運営・記事制作、社会課題や地方創生に関する取り組みまで、やりたいことはやってみる、やる気のある会社です。
https://2ngen.jp/

株式会社人と音色
「ちがいに耳を傾ける」をテーマに、発達に特性のある子どもたちの音楽教室『ツナガリMusic Lab.』の運営や、インクルーシブな音楽フェス『ひときわ音楽祭』などを主催し、だれでも自分らしく挑戦できる社会「挑戦のユニバーサルデザイン」を目指して活動しています。
https://hitoto-neiro.jp/

株式会社DOKASEN
空間設計を通じて、企業や商品の総合マーケティングプロデュースを提供しています。マーケットリサーチ、ブランドコンセプト、デザインをかけ合わせた空間づくりを基軸にして、商品パッケージや、プロモーション施策にも反映させる、多角的なブランディング活動サービスを行っています。

本件に関するお問合せ先


本件に関するお問合せは下記までメールにてお願いします。
&SPACE PROJECT窓口
メール : info@11-inc.com



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