プレスリリース
業務マニュアル兼チェックシートのペーパーレス化と人の仕事をスタメンボードで見える化し生産性を向上させるクラウドサービス「IoTGO DX」をリリース
久野金属工業株式会社(本社 愛知県常滑市 代表取締役社長:久野忠博)と株式会社マイクロリンク(本社 愛知県名古屋市 代表取締役:久野尚博)は1月18日、既存のIoTGOユーザーに向けて新サービス紹介W E Bセミナーを開催、その中で製造業のD Xを推進する新サービス「IoTGO DX」(アイオーティーゴーディーエックス)を発表しました。
■IoTGOとは
IoTGOは2018年に発表した製造現場の機械の生産性を向上させるクラウドサービスであり、マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォームMicrosoft Azure (Azure IoT Hub, Azure Stream Analytics, Service Bus, Azure SignalR Service等を利用)を基盤として構築されています。製造ラインの稼働率分析を初期費用0円の月額費用だけで行うことを可能とします。製造ラインの稼働率、直当たり稼働率比較、稼働時間、サイクルタイム、停止時間、チョコ停、停止要因、稼働率グラフなどを分かりやすく自動取得、集計、分析するもので、サービスを使い続けて運用するだけで生産性が向上します。設定変更がユーザー側で簡単にできるため、日々の変化にも柔軟に対応できます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2852/9/resize/d2852-9-a3dc64d61d5fd0557bf6-0.png ]
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=uNq4doA6u14&t=6s ]
https://prtimes.jp/a/?f=d2852-9-fb7f421be5c3599f0c439479d279b2a0.pdf
■IoTGO DXとは
IoTGO DXは、機械に加えて人の生産性と品質向上を実現するクラウドサービスで、Microsoft Azure (App Service, Azure SQL Database等を利用)を基盤として構築しました。現場のチェックシートのペーパーレス化や数値の合否判定、技術・管理部門の業務マニュアル兼チェックシートを作成して運用することにより、様々な業務のD X化を推進、ペーパーレス・技能伝承・品質向上・仕事の属人化からの脱却が図れます。
コロナ禍の在宅ワーカーの仕事でも自社で仕事をしている以上に仕事の進捗を見える化することができます。営業や管理などルーチンワークでない業務もMicrosoft Outlookの「予定表」機能に対応することにより、日々のスケジュールのチェックシート簡易作成、更にはそれらをまとめて表示するスタメンボードにより社内全ての仕事の見える化を実現可能です。更にIoTGOの機械稼働率表示と統合させることで工場の全付加価値業務の見える化と生産性向上を同時達成することが可能。製造活動の標準化と環境変化への適応、持続可能性を高めるツールとしてリリースいたします。
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久野金属工業の製造ラインではIoTGOの導入によりたった1年で1ヶ月の残業時間が3000時間以上削減でき、追加設備投資の抑制効果を含めると効果金額は3億円を超えました。見える化と改善による生産性向上を製造ラインの生産性だけでなく、ペーパーレス化・品質向上・ノウハウ共有・全業務の進捗の見える化までDXにより統合したのがIoTGO DXです。全ての人の業務を見える化するダッシュボード画面をスタメンボードと名付け、会社の全員がスタメンとして活躍できるようにネーミングに思いをこめています。久野金属工業とマイクロリンクは毎月
「IoTGOバーチャル工場見学会」を無料で開催しています。詳細はWEB上で「IoTGO」「IoTGO DX」で検索。
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=F1fy-5xsqX4 ]
https://prtimes.jp/a/?f=d2852-9-67a880180acd1d7768aaa1829b76ec81.pdf
■エンドースメント
本発表にあたりエンドースメントをいただいております。(敬称略)
日本マイクロソフトは、久野金属工業様、マイクロリンク様によるMicrosoft Azureを基盤とした新しいIoTクラウドサービスである「IoTGO DX」の販売開始を心より歓迎いたします。
主に製造部門のDX推進を加速したIoTGOに引き続きIoTGO DXは全社のDX推進に役立つサービスとなると期待しています。
特にデジタルを活用し、仕事の属人化を排除できる点は、どんな業種、企業にとっても生産性を高めるものであると考えます。また、IoTGOがIoTGO DX内でも確認可能で、全社単位での仕事の進捗情報を一つの画面で見える化できることは、全体最適化の観点からもDX推進に寄与することでしょう。
価格も安価なサブスクリプションでスモールスタートできるサービスであり、お客様に安心/安全なクラウド環境で、IoT活用による生産性向上が進むことを非常に喜ばしく感じております。今後の広がりに期待しています。
今後も日本マイクロソフトは、久野金属工業様、マイクロリンク様と連携し、お客様へのクラウドソリューション提案を加速してまいります。
日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員SMBパートナー営業統括本部長 滝本 啓介
■久野金属工業株式会社について
企業名: 久野金属工業株式会社(クノキンゾクコウギョウ)
代表者: 久野忠博
所在地: 愛知県常滑市久米池田174番地
概要: 電気自動車やハイブリッド自動車の部品製造を行う会社で、特許設備や独自技術で世界初の部品を設計・開発・製造している。関連会社のマイクロリンクと共同で30年以上に亘り自社用の様々なシステム開発を行い、改善アプリ『T P Sカメラ』や自動+現場で調整可能な量産用生産管理ソフトなどを開発してきた。2016年よりIoTの取り組みを進めて、2018年には全ての製造ラインの生産性を向上させるIoT技術であるIoTGOをマイクロリンクと共同開発。たった1年で1ヶ月の残業時間を3000時間以上削減するなど3億円以上の効果を出した。現場が必要とする機能を厳選して迅速に関連会社のマイクロリンクと開発を行うことで、使い勝手がよく優れたソフトの開発が可能となっている。
■株式会社マイクロリンクについて
企業名: 株式会社マイクロリンク
代表者: 久野尚博
所在地: 愛知県名古屋市西区天塚町4丁目69番地シヤチハタビル2F
概要: 製造業向けの生産管理システムやネットワーク構築などシステム開発を行うマイクロリンクは独自のシステム開発の傍ら関連会社の久野金属工業と共同で30年以上に亘り製造業向けの様々なシステム開発を行い、現場で調整可能な量産用生産管理ソフトや金型生産管理ソフトなどを開発してきた。2018年には全ての製造ラインの生産性を向上させるIoT技術であるIoTGOを開発し、久野金属工業で得られたノウハウを他社へ提供して製造業全体の生産性を向上させてきた。中小企業での導入を促進するため、業界で唯一の初期費用のかからない製造業向けIoTサービスとして多数の導入実績がある。
お問い合わせはこちら:
https://www.kunokin.com/contact/
https://www.microlink.co.jp/contact/
※Microsoft、Azure、Outlookは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES