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TKSが企業版ふるさと納税で徳島県美波町へ寄附、消滅しつつある「海のゆりかご藻場」の再生を応援

(PR TIMES) 2023年12月05日(火)13時45分配信 PR TIMES

生物多様性の保全と地方創生に貢献

株式会社TKS ( 本社 岐阜県岐阜市、代表取締役社長 岩永信幸 ) は、企業版ふるさと納税を活用し2023年11月8日(水)に徳島県美波町( 町長 影治信良 )へ 1百万円を寄附したことをお知らせいたします。企業版ふるさと納税を活用した寄附は当社として初の取組みとなります。美波町はアカウミガメが産卵に訪れる町としても知られる自然豊かな町です。その一方で、この20〜30年で海の森ともいえる「藻場」が急速に衰退している現状があります。この寄附は美波町が進める「藻場をおこす、未来をつくる」取組みに活用され、生物多様性の保全と地方創生に貢献する支援となります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119238/8/119238-8-844a57426e5faf76ee26a5137a86ae4b-3900x3130.jpg ]

(左から)徳島県美波町長 影治信良 氏、TKS社長 岩永信幸

社会的背景 〜全国的に問題視されている「磯焼け(藻場の喪失)」〜
藻場は様々な生物のすみ場、産卵場、保育場になることから「海のゆりかご」とも呼ばれており、近年ではブルーカーボン(※)の重要性が注目を集めています。ところが高度経済成長期の開発や地球温暖化などを背景として、アイゴ等の植食性動物の過剰な食害(食圧)により、全国の藻場は過去に比べて大きく減少していると言われています。美波町日和佐町漁協の海域においてもこの20〜30年で藻場が急速に衰退しています。その主な原因はアイゴやブダイ等の草食魚による食圧(環境用語で動物が植物を食べる強度)によるものと調査により解明されました。
このことから、美波町では地元関係者で一般社団法人藻藍部を立ち上げて藻場再生を軸としたアクションを行っています。「アイゴを使った地場産品」の開発や「藻場・漁場再生資源の開発」を通して、地域の発展・地球の未来のための持続可能な好循環モデルの構築を目指しています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119238/8/119238-8-5e92c3d182fcf46125beb29c01e7a0ee-473x331.png ]

2023年11月には藻藍部(MOAIBU)のウェブサイトがオープンし、地元関係者の生の声を取り入れたコンセプトムービーを公開中です。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=mBH5ZafjUzg ]

藻藍部(MOAIBU) 
https://moaibu-assoc.com

環境省「ブルーカーボンに関する取組み」
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/blue-carbon-jp.html



水の技術を持つ企業として共感・支援
当社は水の技術により社会貢献することを使命とした企業であり、ウルトラファインバブルシャワーヘッド「Bollina(ボリーナ)」のメーカーでもあります。ウルトラファインバブルという技術は、赤潮でカキが全滅したことをキッカケに1998年に広島カキ養殖への適用がなされたことでも知られています。このことから「水」と「海」を通じて社会貢献に繋がる活動を応援することに大きな意義があると考え、この度の支援に繋がりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119238/8/119238-8-cbc5a063c6ba7c0987878c9cf18ad447-3900x2925.jpg ]

(風景)徳島県美波町

▼藻場再生によるSDGs貢献
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/119238/8/119238-8-e485fdc22f454a7b69b8de4fbd6df319-1348x1357.png ]

海の森 保全・回復(藻場再生)
l 目標14.「海の豊かさを守ろう」
l 目標13.「気候変動に具体的な対策を」

保護漁業のブランド化(アイゴを使った地場産品)
l 目標 8.「働きがいも経済成長も」
l 目標9.「産業と技術革新の基盤をつくろう」



今後の展望
当社は今後も、企業版ふるさと納税などの仕組みや「水の技術」を活用して社会貢献の在り方を模索していきます。

※ブルーカーボンとは
沿岸・海洋生態系に取り込まれ、そのバイオマスやその下の土壌に蓄積される炭素のことを、ブルーカーボンと呼びます。2009年に公表された国連環境計画(UNEP)の報告書「Blue Carbon」において定義され、吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目が集まるようになりました。ブルーカーボンの主要な吸収源としては、藻場(海草・海藻)や干潟等の塩性湿地、マングローブ林があげられ、これらは「ブルーカーボン生態系」と呼ばれています。(引用:環境省「ブルーカーボンに関する取組み」https://www.env.go.jp/earth/ondanka/blue-carbon-jp.html



徳島県美波町 企業版ふるさと納税
https://www.town.minami.lg.jp/docs/2099795.html

【 会社概要 】 水の真のチカラを最大限に
株式会社TKSは、1965年にたった一台の汎用旋盤からはじまった企業です。『水栓バルブ発祥の地』と呼ばれる岐阜県山県市(旧:美山町)で、わたしたちの製造技術が育まれました。創業時から受け継ぐモノ創りの心を大切に、各分野の専門知識をお持ちの大学、企業様との共同研究・開発を通じて、多くの分野で、ウルトラファインバブルの活用・製品化を目指し、社会貢献に努めます。



プレスリリース提供:PR TIMES

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