プレスリリース
邦画・ファッションドキュメンタリー史上では初めて
YUIMA NAKAZATOのデザイナー、中里唯馬のファッションドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』が2024年トライベッカ映画祭の正式招待作品に選出され、The HUMAN / NATURE(ヒューマン・ネイチャー)賞 特別賞を受賞しました。
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トライベッカ映画祭は、俳優のロバート・デニーロ氏と映画プロデューサーのジェーン・ローゼンタール氏によって2001年に設立された映画祭で、アメリカの3大映画祭の一つと言われています。The HUMAN / NATURE(ヒューマン・ネイチャー)賞は、トライベッカ映画祭が出品された全ての作品を対象に、自然と人間の相互依存の関係に注目を集めるためにストーリーやキャラクターを扱った最も優れた作品を選出する賞。同賞の、邦画、また ファッションドキュメンタリーによる受賞は史上初となります。
中里唯馬|コメント
衣服は、衣食住という、人間が生きていく上で欠かすことのできない、とても大切なものですが、その存在はあまりに当たり前すぎて、もしかしたら普段あまり深く考える機会は少ないかもしれません。しかし、衣服がどのように生まれ、どのように終わっていくのかを考えることは、少し勇気のいることかもしれませんが、そこから人間のこれからを考えるためのヒントが見えて来るかもしれません。
この度、トライベッカ・フェスティバルにて、ヒューマンネイチャープライズをいただき、とても光栄に、嬉しく思います。この映画を通じて、世界中の方々と共に、衣服について改めて考え、対話するきっかけとなっていってくれたらと願っています。
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映画『燃えるドレスを紡いで』について
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パリのオートクチュール・コレクションに日本から唯一参加し続けているファッションブランド「YUIMA NAKAZATO」のデザイナー・中里唯馬に密着したドキュメンタリー。
監督:関根光才
プロデューサー:鎌田祐介
撮影監督:Andrzej Rudz
編集:Mariko Ide
出演:中里唯馬
国内配給:ナカチカピクチャーズ
Instagram official account
https://instagram.com/yuimanakazato/
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Tribeca Festivalについて
アメリカ北東部の都市ニューヨークで開催される国際映画祭。ニューヨークはアメリカ最大の都市として、政治、経済、文化の中枢を担っている。映画産業ではロサンゼルスに次ぐ規模を誇り、年間200本以上の映画が製作され、約13万人の雇用を生み出している。アメリカ国内で製作されるインディペンデント映画の1/3がニューヨークで製作されている。
トライベッカ映画祭は2002年に“911からの復興”を目的に、俳優のロバート・デニーロらによって開始され、現在では北米東海岸を代表するインディペンデント映画祭として注目を集めている。新人監督やインディペンデント監督の作品を積極的に選出し、映画祭後も製作資金のサポートや企画開発のプログラムを提供している。
毎年12日間の開催期間中には映画上映やトークイベントが開催され、ライブ配信も含めた参加者数はのべ380万人を記録している。映画部門以外にもテレビ部門やVR部門、ウェブメディア部門などのジャンルの部門を設け、常に映画の垣根を超えた新たな挑戦を続けている。
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中里唯馬プロフィール
1985年生まれ。2008年、ベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーを卒業。2015年に「株式会社YUIMA NAKAZATO」を設立。2016年7月には日本人として史上2人目、森英恵氏以来となるパリ・オートクチュール・ファッションウィーク公式ゲストデザイナーの1人に選ばれ、コレクションを発表。その後も継続的にパリでコレクションを発表し、テクノロジーとクラフトマンシップを融合させたものづくりを提案している。また自らが発起人となり、2021年7月より、未来を担う次世代のクリエイターのためのFASHION FRONTIER PROGRAMを創設。オートクチュール・ファッションウィークを通じて最先端のファッションを提案しながら、社会的課題にも取り組む。
関根光才監督プロフィール
国内外の映像界で活躍する「生きてるだけで、愛。」の関根光才監督が、別の企画で中里と意気投合したことをきっかけに、1年間にわたって密着取材を敢行。「生み出された衣服はどこにいくのか」という疑問の答えを求めて“衣服の最終到達点”といわれるアフリカ・ケニアへ向かった中里に同行するとともに、中里のショーの裏側にもカメラを向け、クリエイターとしての葛藤や新しい事への挑戦、チーム一丸となってショーの成功を目指す姿を映し出す。
プレスリリース提供:PR TIMES