プレスリリース
レメディ・アンド・カンパニー株式会社
この度、レメディ・アンド・カンパニー株式会社(東京都千代田区 代表取締役 グループCEO:浮田哲州、以下レメディ・アンド・カンパニー)は、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(Global Health Innovative Technology Fund、以下「GHIT Fund」)の趣旨に賛同し、アソシエイト・パートナーとして参画・資金拠出することが決定いたしましたのでお知らせいたします。
GHIT Fundは、日本政府、民間企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、英国ウェルカム財団、国連開発計画が参画する国際的な官民ファンドで、世界の最貧困層の健康を脅かす感染症に対する治療薬、ワクチン、診断薬の開発を推進しています。
レメディ・アンド・カンパニーは、日本発の創薬技術やイノベーションの活用によって感染症と戦うというGHIT Fundの活動趣旨に賛同するとともに、次なるパンデミックの発生に備えた新薬開発・医療アクセスの向上や、現存する世界各地での感染症対策に貢献することを目指し、アソシエイト・パートナーとしてGHIT Fundに参画することといたしました。
各代表のコメントは下記の通りです。
■公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金 CEO 國井修氏 コメント
GHIT Fundのビジョン、ミッションに共感していただき、テクノロジーを活用してグローバルヘルスの課題解決に立ち向かうレメディと協業できることを大変嬉しく思います。途上国を中心とした世界での臨床試験の経験とノウハウを活かし、GHITの製品開発の加速化にも貢献していただけると期待しています。
■レメディ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役グループCEO 浮田哲州 コメント
日本発の多国籍企業である当社が培ってきたグローバル臨床開発のノウハウと、ヘルスケアDxソリューションを掛け合わせることで、GHIT Fundが掲げるグローバルヘルスのビジョンに貢献できると考え、資金拠出パートナーとして参画することに致しました。GHIT Fundのリーダーシップに熱いパトスと期待を寄せ、オールジャパンの精神でGHIT Fundと共に世界の感染症に立ち向かってまいります。
2019年から世界的に流行した新型コロナウイルス感染症においては、診断薬をはじめワクチンや治療薬の研究開発が世界各国、官民連携の下で急ぎ進められ、パンデミックの発生から1年未満という短期間で新薬の開発に成功しました。しかし、次にいつ起こるか予測不能なパンデミックの発生に備え、より短期間のうちに治療薬やワクチンの開発から実用化を実現し、さらにこれらを世界中の国へ公平に供給するための対策が世界レベルで求められており、2021年6月に英国で開催されたG7サミットでは「100日ミッション」*が提唱されました。
今回、GHIT Fundにアソシエイト・パートナーとして参画し、各地域に現存する感染症、次なるパンデミックに向けたワクチンや治療薬の研究開発・医療アクセスの向上に寄与することで、「100日ミッション」の推進および日本から世界に向けたグローバルヘルス分野の課題解決を目指して参ります。
*100日ミッションとは:
新たな感染症について、世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言してから100日以内に、「危機対応医薬品等(Medical Countermeasures:MCM)」の実用化(迅速診断薬の承認、安全で有効なワクチンの承認、治療法の確立など)を達成しようという国際的な目標です。新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により浮彫りとなった課題を受け、2021年6月にイギリスで開催されたG7サミットで「100 Days Mission(:100DM)」として提唱されました。
GHIT Fundについて:
公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は、日本政府(外務省、厚生労働省)、製薬企業などの民間企業、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ウェルカム、国連開発計画が参画する国際的な官民ファンドです。世界の最貧困層の健康を脅かすマラリア、結核、顧みられない熱帯病(NTDs)などの感染症と闘うための新薬開発への投資、ならびにポートフォリオ・マネジメントを行っています。治療薬、ワクチン、診断薬を開発するために、GHIT Fundは日本の製薬企業、大学、研究機関の製品開発への参画と、海外の機関との連携を促進しています。詳しくは、https://www.ghitfund.org をご覧ください。
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レメディ・アンド・カンパニーについて:
レメディ・アンド・カンパニー株式会社(旧インテリムホールディングス株式会社)は、2018年に設立しました。前身は、2005年設立したCRO事業を展開する株式会社インテリムです。その後、株式会社インテリムをはじめ、国内外のグループ各社を牽引する中核として、2018年にインテリムホールディングス株式会社(現レメディ・アンド・カンパニー株式会社)が誕生し、国内外の医薬品開発における革新的ソリューションの創出に取り組んできました。2022年4月にレメディ・アンド・カンパニー株式会社へ社名変更し、CROの枠を超え、世界のヘルステックプラットフォーマーを目指し新たなスタートを切りました。
レメディ・アンド・カンパニーは、グループ会社である株式会社インテリム、iRIS株式会社、クォンタムヘルスケア株式会社、レメディ・クロスリアリティ株式会社を統括し、最新のテクノロジーと技術革新を駆使しながら、世界・医療・お客様のために更なる成長を遂げることを事業目的としています。
2023年1月より、本社をTOKYO TORCH常盤橋タワーへ移転しました。
現在、レメディグループは、世界8カ国に拠点を有しています。(2023年9月21日現在)
詳しくはこちらをご覧ください:https://www.remedy-company.com/
プレスリリース提供:PR TIMES