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一般社団法人国際エデュテイメント協会

SDGsでクリティカルシンキングを養う英語オンライン教材のCEFR B1(英検二級)レベル相当の教材を中高生向けに正式にリリース

(PR TIMES) 2023年07月12日(水)14時45分配信 PR TIMES

「Thinking Critically about SDGs CEFR B1」オンライン教材公式リリース / 提供を開始


教育委員会や学校に向けてICT教育支援や教材開発を行う一般社団法人国際エデュテイメント協会(本社:東京品川区、代表理事:森 俊介、以下「当社」)は、この度、Sustainable Development Goals (以下、SDGs)の成り立ちと17のゴールを学びながら自分ごとに社会課題を捉える英語教材「Thinking Critically about SDGs」のシリーズ第2弾となる、英語オンライン教材でCEFR B1(英検2級相当)レベルの「Thinking Critically about SDGs CEFR B1」の提供を開始したことをお知らせします。
[画像: https://prtimes.jp/i/82749/8/resize/d82749-8-73180efab0a956f4f728-0.jpg ]


【背景】
近年は日本国内においてSDGsの認知度が高まっています。2022年1月に株式会社電通が実施した調査では、SDGsの認知率が全世代で86%と2018年と比べて約6倍に増えています。また、各世代の中でもZ世代の特徴として、SDGsに関する商品やサービスに興味を持つようになったきっかけは、「学校の授業や仕事で知った (51.7%)」と学校現場や職場での影響が大きいことがわかっています。※1

加えて、2022年4月の学習指導要領改訂※2 の基本方針では、一人一人が持続可能な社会の担い手としての教育が強調され、SDGsの持続可能でより良い世界を目指す基盤となる考え方と親和性が高いと言えます。

外国語科についても、文部科学省は外国語によるコミュニケーション能力は、これまでのように一部の業種や職種だけでなく、生涯にわたる様々な場面で必要とされるとし、外国語を使って何かができる力を育むことを重視しています。※2

上記を踏まえ、当社では 約2年前からSDGs英語教材「Thinking Critically about SDGs」を提供しており、英語を使いながらSDGsを通してクリティカルシンキングやロジカルシンキングを育む教材として、2023年度では8校の中学校・高等学校へ導入され、累計で約800名の生徒に利用されています。※3

しかし、SDGsを学ぶ上で各ゴールの概念や重要な単語のレベルが高いため、英検準一級に近い英語能力を必要としていました。そこで、この度は教育現場の要望を検討し、SDGsの本来の意味を損なわず、より多くの生徒に提供できるようにCEFR B1(英検2級)相当の英語教材を新たに開発しました。


【英語オンライン教材「Thinking Critically about SDGs CEFR B1」の詳細について】
CEFR※4とは外国語の習熟度や運用能力を測る国際的な基準・指標のことです。英語4技能をA1 / B2 / B1 / B2 / C1 / C2 の6段階で評価し、A1が基礎レベル、C2が習熟度が最も高いレベルとなっています。参考として、文部科学省は下記の各資格・検定試験とCEFRとの対照表を公表しています。※5

文部科学省が発表した2022年度「英語教育実施状況調査」ではCEFR A2レベル(英検準2級)相当以上を達成した高校生は48.7%だったのに対して、新たに追加された調査項目のCEFR B1以上を達成した高校生の全国平均は21.2%でした。※6

加えて、オンライン教材として提供される当社のCEFR B1教材ですが、CEFR B1レベルの高校生が多い学校では、授業でICTを活用している割合が高く、親和性が高いと考えられます。具体的に、同年の「英語教育実施状況調査」ではCEFR B1レベル相当以上の生徒が多い高校では、教師がデジタル教材等を活用した授業が83.5%と、学科全体の77.6%よりも高い割合となりました。※6


【今後の展望】
2022年4月の学習指導要領改訂※2 により、今まで以上に英語を使いながら複雑な問題に対して他者と協働して、主体的に解決する力が求められています。しかし、教育現場では、授業の中での実践方法や題材の取り扱いに関してまだ苦慮している状態です。

当社では、上記の状況を踏まえ、SDGsを題材に生徒のクリティカルシンキングやロジカルシンキングを育む教材を開発してまいりました。今回のCEFR B1教材の開発のように、今後とも当社の理念の「今、これからを生きる力を。」を掲げながら、社会や教育現場の要望に合わせて教材の開発を提供をしていきます。

【教材の概要】
提供形式:オンライン教材
対象者:中学1年生〜高校3年生
合計収録教材数:合計18チャプター、72レッスン (目安:約200時間の授業相当)
収録エクササイズ:リーディング、読解問題、リスニング問題、調査ベースのリサーチ・クエスチョン、答えのない問いに対して意見を考えるクリティカル・クエスチョン
提供価格:
・3ゴール:2,000円(12時間~24時間分の授業数相当)
・5ゴール:3,200円(15時間~30時間分の授業数相当)
※それ以降はゴール一つあたり+500円
トライアルについて:先生向けにはデモアカウントを発行します。
※ご興味のある先生は以下までお問い合わせください。
https://www.iueo.or.jp/contact

身につく力:
- 英語4技能
- クリティカルシンキング力
- ロジカルシンキング力
- プレゼンテーション力
- 探究力
- グローバル人材としての教養

各ゴールごとに4レッスン(授業)で学習するサイクル:
レッスン1:基礎知識
ゴールの概要や成り立ちの理解を行います。(例:What is Goal 1?)


レッスン2:世界の現状
世界全体でそのゴールにおいてどのような現状なのかを学びます。(例:What’s going on in the world?)


レッスン3:日本の現状
日本がそのゴールにおいてどのような状況にいるのかを学びます。(例:How is Japan doing?)


レッスン4:当事者インタビュー
当該ゴールにおいて活動をしている当事者インタビュー等を通して、自分自身がどのように社会を考えるかを表現します。(例:Goal8 Case Study: Microsoft Japan)



【その他サポートサービス】
・教材の扱い方研修 (合計2回:導入フェーズと中間フェーズ)
・教材利用にかかるデータレポーティングサービス
・各SDGsゴールで活躍する社会人によるリアルな交流やフィードバックの提供
・当社教材導入学校間SDGsイベントの企画・実施
※上記のサービスは内容によって料金が異なります。

【出典元】
※1 電通、第5回「SDGsに関する生活者調査」
https://www.dentsu.co.jp/news/item-cms/2022016-0427.pdf
※2 文部科学省、高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 外国語編 英語編
https://www.mext.go.jp/content/1407073_09_1_2.pdf
※3 一般社団法人国際エデュテイメント協会 「SDGsでクリティカルシンキングを養う英語教材が8校の中学・高校に導入。総合的な学習・探究学習の教材として活用できる日本語版もリリース」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000082749.html
※4 国際的な基準:CEFR(Common European Framework of Reference for Languages: Learning,teaching,assessment外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠)は,語学シラバスやカリキュラムの手引の作成,学習指導教材の編集,外国語運用能力の評価のために,透明性が高く,包括的な基盤を提供するものとして,20年以上にわたる研究を経て,2001年に欧州評議会が複言語主義の理念の下,発表した。
※5 文部科学省 各資格・検定試験とCEFRとの対照表
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/091/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2018/07/27/1407616_003.pdf
※6 文部科学省、令和4年度「英語教育実施状況調査」概要
https://www.mext.go.jp/content/20230516-mxt_kyoiku01-00029835_1.pdf

【会社概要】
法人名:一般社団法人国際エデュテイメント協会
代表理事:森俊介
所在地:〒141-0065 東京都千代田区西神田3-8-5 ビル西神田301
設立:2018年6月1日
事業内容:まなびDX (教育委員会/学校向けICT活用サポート)、教材開発、教育機関向け広報・PR支援
会社URL:https://www.iueo.or.jp/

【本件に関する問い合わせ先】
一般社団法人国際エデュテイメント協会 大熊
TEL:03-6811-1574
e-mail:info@iueo.or.jp

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