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一般社団法人 ヒューマンサイエンスABOセンター

「血液型と性格」Kindle版無料キャンペーン、最新AIを活用した英語論文出版のお知らせ

(PR TIMES) 2023年03月07日(火)14時45分配信 PR TIMES

9日まで「血液型を知って楽しく子育てする本」Kindle版の無料キャンペーンを実施。また、新たな英語論文は、3種類の性格テストを最新AIで解析し、裏付けデータは100万人も視野に。

一般社団法人ヒューマンサイエンスABOセンター(東京都中央区 代表理事 市川千枝子)は、血液型保育の総集編として「血液型を知って楽しく子育てする本」Kindle版を出版しました。誰でも気軽に血液型を知る楽しさを味わっていただけるよう、9日まで無料キャンペーンを実施します。ぜひこの機会をご利用ください。
また、当センターの研究員である金澤正由樹は、「ネイチャー」など計60万人以上のデータと、これを補完する3,200人の独自調査のデータを解析した結果をとりまとめ、新たな査読付き英語論文として出版しました。最新AIを活用した成果により、血液型と性格の関連性が心理学的に実証されたと言えます。なお、金澤は別途30万人以上の英語論文(注記)も確認し、裏付けとなるデータは延べ100万人以上に達する見込みです。
■血液型を知って楽しく子育てする本を出版
当センターは、1970〜1980年代、日本中に”血液型旋風”を巻き起こした、能見正比古・俊賢親子による『【血液型】改訂版シリーズ』の出版を昨年10月25日に開始しました。

その第3弾となる『血液型を知って楽しく子育てする本』では、日本と海外の保育現場から50年間の観察記録をご紹介! 子どもたちが大人に、こんなにも明確に送っている信号があることを知ったら、あなたは驚くことでしょう。

血液型の特性は、2〜3歳児の頃から既に現れています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-2a16fbc14929c0113fca-0.png ]

URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B0BWRSF3YJ/

「血液型保育」とは、血液型で子どもを分別することではなく、子どもの行動をより適切に観察するための手がかりとして活用していただくものです。

子どもさんとの関わりが少ない方でも、血液型を知る楽しさを味わっていただけます。

■血液型を60万人のデータと最新AIで実証した新たな英語論文を出版
当センターの研究員である金澤正由樹は、「ネイチャー」など計60万人以上のデータと、これを補完する3,200人の独自調査のデータを解析した結果をとりまとめ、査読付き英語論文として出版しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-7a8c8d2f87348927c8ef-1.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-b0963193234eaf18a190-2.png ]


最新AIを活用した成果により、血液型と性格の関連性が心理学的に実証されたと言えます。また、従来の手法では困難であった、血液型と性格テストでの矛盾する結果についても、統一的に説明することが可能となりました。なお、金澤は別途30万人以上の英語論文(注記)も確認し、裏付けとなるデータは延べ100万人以上に達する見込みです。

■AIを活用した研究の成果
本研究では、「ネイチャー」などの論文で得られた計60万人以上のデータに、これを補完する日本人3,200人※に行った2種類の性格テストの結果をプラスし、一体的に解析を行いました。解析に当たっては、現代の心理学理論に基づいた統計解析に加え、最新のAIシステムMicrosoft Azureを活用しました。
※解析人数は、血液型不明者161人および性格テスト結果に異常値を含む152人を除く2,887人
[画像4: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-81e47cba31c611aa0ea8-3.png ]


具体的には、性格検査の結果や血液型の特性をAIに学習させ、実験参加者の血液型の予測を行いました。偶然の最大確率は、最も多いA型の37.8%となります。これより明確に正解率が高いのは、血液型特性を使った場合だけです。このため、最新AIを用いた解析で、性格テストの結果には血液型の差が反映しにくいことが裏付けられました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-686fd044fd0b19f8a68a-9.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-f8004f539f1aa10b7c5f-10.png ]


その大きな理由は、現在最も一般的な「ビッグファイブ」性格テストでは、血液型の特性とされる質問がほとんど含まれず、差が現れにくいからのようです。数少ない血液型による差があった質問も、これらを最終的な5つの「性格因子」にまとめる統計処理により、その多くは統計的に意味がないほど小さくなることが確認されました。


対して、血液型の特性とされる質問の回答では、どの血液型でも、自分の血液型に「当てはまる」という数値が、他の血液型より大きくなりました。これらはすべて統計的に意味がある差であり、今回の大規模調査において、血液型と性格の関連性を明確に実証したものと言えます。

[画像7: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-b8e404f656ab646cd7a6-5.png ]


過去の相互に矛盾する性格テストの結果については、血液型に比べると年齢や性別の差が大きいため、これらの「ばらつき」により起きたものと考えられます。また、個人差により性格の感じ方「性格感度」が異なるため、性格テストの数値が同じでも、必ずしも性格そのものが一致しない場合があることも明らかになりました。

なお、ビッグファイブとは異なる「TCI」という性格テストの結果がオープンデータとして公開されているため、併せて解析を行いました。詳細については論文をご覧ください。

■論文情報
タイトル: Pilot Analysis of Genetic Effects on Personality Test Scores with AI: ABO Blood Type in Japan
掲載誌: Biology and Medicine
日本時間: 2023年2月10日オンライン公開
URL: https://www.walshmedicalmedia.com/open-access/pilot-analysis-of-genetic-effects-on-personality-test-scores-with-ai-abo-blood-type-in-japan-118044.html
[画像8: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-b0963193234eaf18a190-2.png ]

※この学術誌には査読があり、東京大学附属病院、東京警察病院、日本医科大学などの医学論文が掲載されています。

■関連書籍と論文
本研究の先行事例は、2021年に出版された金澤の著書『デジタル時代の「血液型と性格」』に収録されています。
[画像9: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-c0e5eba09d5475695086-8.png ]

URL: https://www.amazon.co.jp/dp/4862659292/

なお、金澤の研究論文や生データについては、次のURLからご覧ください。
URL: https://www.researchgate.net/profile/Masayuki-Kanazawa/research

また、金澤の新刊『古代史サイエンス』〜DNAとAIから縄文人、邪馬台国、日本書紀、万世一系の謎に迫る〜も好評発売中です。本書では、日本にA型が多いのは、弥生時代に水田稲作が普及したからだと推測しています。
[画像10: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-0b0e5df12ca8f2f9e056-11.jpg ]

URL: https://www.amazon.co.jp/gp/product/4862659810/

■参考
現時点で、「血液型と性格」についての主な査読あり英語論文を比較すると、学術的な評価、データの量と質、分析方法などで、肯定的な論文が否定的な論文を上回っています。
[画像11: https://prtimes.jp/i/76346/8/resize/d76346-8-633c86ba47d1a32e2866-7.png ]


具体的な論文名は次のとおりです。
a. Tsuchimine et al. ABO Blood Type and Personality Traits in Healthy Japanese Subjects. PLOS ONE. 2015年
b. Rogers et al. Blood Type and Personality. Personality and Individual Differences. 2003年
c. 縄田. 血液型と性格の無関連性――日本と米国の大規模社会調査を用いた実証的論拠――. 心理学研究. 2014年 (日本語)

■注記
30万人以上のデータを解析した英語論文(プレプリント)は次のとおりです。
Guy Hindley et al. Multivariate Genetic Analysis of Personality and Cognitive Traits Reveals Abundant Pleiotropy and Improves Prediction. bioRxiv. 2022年

■ヒューマンサイエンスABOセンターについて
日本で血液型と気質の関係に関する研究が始まったのは1920年頃で、現お茶の水女子大学の教育心理学者であった、古川竹二教授がそのパイオニアでした。

その後、作家、能見正比古は、1971年に出版した「血液型でわかる相性」を発端に独自の調査分析によって研究を成熟させ、国内外の関心を集めました。

当センターは、能見正比古の研究実績を受け継ぐとともに、血液型と人間の関係における研究を更に探究するため、国内外のさまざまな方面からメンバーを募り研究促進を図っています。これまでの研究成果として、日本語・英語の書籍のほか、7編の査読付き英語論文などを公開中です。

なお、現在はアメリカの研究者の協力を得て、米国支部「ヒューマンサイエンスABOセンターUSA」を開設し、血液型シリーズ英語版の出版に向けて作業を進めています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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