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株式会社アールティ

協働ロボット×組合せはかりの自動計量供給システムをアールティと大和製衡が共同開発

(PR TIMES) 2022年02月09日(水)11時15分配信 PR TIMES

計量作業に革新的な省人化を実現、JAPAN PACK 2022にてデモ機を初展示

ロボットのいるくらしの実現を掲げる株式会社アールティ(東京都千代田区、代表取締役 中川友紀子、以下アールティ)は、稼働時に人手を必要とする、卓上組合せはかりを使った計量作業を自動化するため、1920年創業のはかりメーカー 大和製衡株式会社(兵庫県明石市、代表取締役社長 川西勝三、以下大和製衡)と共に、人型協働ロボット「Foodly」と自動排出機構付卓上組合せはかり「TSD-N3(TM)」を連携させた自動計量供給システムを開発しました。
2022年2月15日(火)から18日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「JAPAN PACK 2022(日本包装産業展)」の大和製衡ブースにて、デモ機を初展示します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69918/8/resize/d69918-8-a57c2c559d1cf2a75050-0.jpg ]


┃開発の背景
汎用品から産業用まで幅広く展開する計量機メーカーである大和製衡は、食品の定量詰め作業などに向けた製品として、自動排出機構(ベルトコンベア)付の卓上組合せはかり「TSD-N3(読み:ティーエスディー・ニュースリー)」を開発、販売しています。
円形タイプなどの全自動の組合せはかりに比べて省スペースで多様な食材や組み合わせに対応できるメリットがある一方で、食材の投入は人の手で行う必要があります。
食品工場で人手不足解消や単純労働の省人化が求められる中、卓上組合せはかりのメリットはそのままに投入作業の自動化を可能にするため、サービスロボットからのアプローチで食品工場のロボット導入・自動化に取り組むアールティと大和製衡がタッグを組み、人ひとり分のスペースで稼働し既存の機械との連携実績(※1)もある人型協働ロボット「Foodly(読み:フードリー)」を用いて、自動計量供給システムの開発プロジェクトを共同で開始しました。
※1 2021/3/22 アールティリリース https://rt-net.jp/notice/20210322/

┃自動計量供給システム TSD-N3×Foodly概要
TSD-N3への食材投入作業をFoodlyが人の代わりに行い、食材の組合せ計量作業を自動化するシステムです。
Foodlyは本システム専用に開発した「Foodly TSD-N3モデル」を使用します。
TSD-N3については既存の本体に簡易なカスタマイズを施すことで本システムに対応できるため、既にTSD-N3を導入している現場にFoodlyのみを導入して自動化することも可能です。
TSD-N3とFoodlyはどちらもキャスターで簡単に移動させることができ、システム全体も省スペースです。
導入にあたり足場や照明などの大がかりな工事も必要ありません。
ユーザビリティを考慮しコンセプトが合致する2製品が連携することにより、よりユーザ目線に寄り添った実用的なコラボレーションが実現しました。
対応している食材など、システムの詳細はJAPAN PACK 2022会期中、大和製衡ブース(ブース番号:W2-B01)にて公開予定です。デモ機によるデモンストレーション展示も行います。

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┃JAPAN PACK 2022について
<開催概要>
日付:2022年2月15日(火)〜18日(金)
時間:10:00〜17:00
場所:東京ビッグサイト西展示棟・南展示棟
大和製衡ブース番号:W2-B01(西展示棟)
展示会公式サイト:https://www.japanpack.jp/
※入場は完全登録制です。ご来場の際は公式サイトより事前登録が必要となります。
※新型コロナウイルス感染対策のため、ご取材の際はアールティまで事前にご連絡いただき、時間帯予約のご協力をお願いいたします。

┃自動排出機構付卓上データウェイ™ TSD-N3™シリーズ
[画像2: https://prtimes.jp/i/69918/8/resize/d69918-8-4acbfa1dd3f0ea8f263c-2.jpg ]

食品の定量計量作業に最適なコンパクトな組合せはかりです。
キャスター標準装備により、移動や収納時の機器搬送を楽に行うことができます。
14個の載せ台に被計量物を載せるだけで瞬時に目標重量値に最も近い組合せを選択し、排出します。
人手による合わせ込み作業が不要なので、商品が傷みにくくなります。
また、載せ台とコンベヤの高低差が少ないため、割れ・欠けが気になるものにもお使いいただけ、様々な商品に対応したオプションも幅広くご用意しております。
計量・搬送コンベヤおよびコンベヤベルトは工具レスで脱着可能で、器物の丸洗いが可能です。防塵・防水等級はIP67ですので、衛生的です(指示計のみIP65)。
製品情報:https://www.yamato-scale.co.jp/products/detail/3110

┃人型協働ロボットFoodly
[画像3: https://prtimes.jp/i/69918/8/resize/d69918-8-4db976793e69ac8ca3c1-1.jpg ]

AIビジョンシステムによりばら積みの食材をひとつひとつ認識してピッキングし、ベルトコンベアのラインで人の隣に並んで働くことができる世界初(※2)のロボットです。人ひとり分のスペースで稼働し、安全柵や工事なしで導入することができます。
2021年より標準構成モデルを正式発売し、食品メーカーでの試験導入を進めています。日本惣菜協会が主導する経済産業省のプロジェクト「令和3年度 革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」でも採用されています。
同年3月には海苔巻きロボットと連携してセル生産方式で海苔巻きを製造する新たなコンセプトモデルを発表するなど、ライン生産以外にも活用の幅を広げています。
※2 2018年10月プロトタイプ発表当時
製品情報:https://rt-net.jp/service/foodly/

┃株式会社アールティについて
「Life with Robot(ロボットのいるくらし)」の実現をミッションに掲げ、最先端のAI&Roboticsにおける技術開発に挑戦するロボットベンチャー企業です。
AI・サービスロボット分野での高度人材育成から、研究開発用ロボットやサービスロボットの自社開発、受託開発まで幅広い事業展開をし、ロボットの製造、販売、導入支援、教育などのワンストップなサービス提供を得意としています。
近年のマイルストーンとして、人とロボットがともに働く未来「Work with Robot」の実現を目指し、食品工場をはじめとした製造現場に向けて、協働ロボットやAIビジョンシステムを開発し、試験導入や自動化のためのコンサルティングを行っています。

会社名:株式会社アールティ
代表者:代表取締役 中川友紀子
設立日:2005年9月
事業内容:ロボット及び人工知能に関する教育事業、自社開発事業、受託開発事業など
URL:https://rt-net.jp/

┃大和製衡株式会社について
1920年創業の計量機の総合メーカーです。幅広い計量機を開発・製造しており、世界中で汎用品から産業用までを取り扱うメーカーは大和製衡だけです。
大和製衡の強みは定量計量技術です。この定量計量を支えるのが複数のはかりから構成される「データウェイ™」シリーズです。本シリーズは目標重量値にもっとも近い組み合わせを選択します。
高精度な計量機はお客様の歩留まり向上に直結し、多くのお客様の利益を生み出し、ご好評をいただいています。
現在、世界14ヵ国に拠点があり、今後はさらに海外比率を高めるビジネスを展開していきます。

会社名:大和製衡株式会社
代表者:代表取締役社長 川西勝三
創業:1920年2月
事業内容:計量機の開発・製造など
URL:https://www.yamato-scale.co.jp/

※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。



プレスリリース提供:PR TIMES

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