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地域医療連携のためのシステム「地域カルテ」で、誰もが個別最適化されたメンタルヘルスケアを受けられる社会を実現します

(PR TIMES) 2022年04月02日(土)13時40分配信 PR TIMES

データを安全につなぎ、もっと最適な医療・支援を迅速に提供できる社会へ

当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは株式会社レスコの夢です。
精神科向け電子カルテメーカーの株式会社レスコ(本社:広島県広島市、代表取締役 藤川 佳應)は、クラウド上にプラットフォームを構築し、医療情報の適切な共有や、多様なツール・技術との柔軟な連携、データを医療・支援に役立てるデータヘルスなどに対応する「地域カルテ」を生み出します。それによって地域医療連携の結びつきを強め、地域のひとりひとりが個別最適化されたメンタルヘルスケアを受けながら、自分らしく生き生きと生活できるウェルビーイング社会を実現します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/60011/8/resize/d60011-8-a49d932b37290a68cb7d-4.jpg ]

■背景

レスコは精神科医療に特化した電子カルテの先駆者として、精神科病院内における業務効率化と、多職種協働に必要な情報共有の支援を目的とした電子カルテを提供してきましたが、2004年の精神保健医療福祉の改革ビジョン(※1)から始まった地域移行の流れと、2017年からの「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」(※2)の構築を念頭に置いた新しい電子カルテの必要性を感じていました。

一方で、人の心の健康の問題がますます多様化・複雑化していく中で「精神疾患予防」の重要性が高まり、行政やNPO法人、障害福祉や介護といった複数のステークホルダーによる重層的支援体制の整備が求められるようになりました。そこでレスコは、精神疾患予防から外来、入院、社会復帰、就労支援といった様々なフェーズにおいて必要とされる「成育環境情報(※3)」を主軸としたカルテ情報を包括的に共有できる“地域で使うカルテ”=地域カルテの開発を目指すことにしました。

※1)厚生労働省「精神保健医療福祉の改革ビジョン」https://www.mhlw.go.jp/topics/2004/09/dl/tp0902-1a.pdf
※2)厚生労働省「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築について」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/chiikihoukatsu.html
※3)その人の価値観を形成する生まれてから現在までの生活環境や家庭環境などのバックグラウンドのこと。本人・親族の成育環境情報は、精神科医療やひきこもり支援、生活支援などにとって重要な情報となります。



[画像2: https://prtimes.jp/i/60011/8/resize/d60011-8-2c8bfb254385de622c18-1.png ]



■地域をつなぐ「地域カルテ」とは

精神疾患予防から通院治療、入院治療、社会復帰、就労定着といったメンタルヘルスケアに関わる全てのステークホルダーが包括的にカルテ情報を共有し、相互コミュニケーションを図ることのできる電子カルテ、それが地域カルテです。地域カルテにおける重要な情報とは、その人のライフログにあたる「成育環境情報」です。個別最適化された生活支援や治療の提供においては、「成育環境情報」の正確かつ詳細な把握・共有が求められますが、地域カルテではクラウド環境を活用することで安全・安心な情報ネットワークを提供することができます。具体的には「Warokuプラットフォーム」というオープンなインターフェースを備えた電子カルテ共通基盤上に様々な用途に応じた電子カルテを実装することが可能であり、個人情報に配慮しつつ統合化された情報の利活用が可能となります。その第1弾が精神科病院向けの新しい電子カルテ「Warokuホスピタルカルテ」であり、2022年2月14日にリリースしました。今後、「Warokuプラットフォーム」版の新しい訪問看護電子カルテなど、順次提供を予定しています。

[画像3: https://prtimes.jp/i/60011/8/resize/d60011-8-cded610f239e31523d58-2.png ]



■地域カルテが実現する・目指す未来〜この夢にかけるレスコの想い

レスコは地域カルテの供給によって、心の健康問題についてもっと相談しやすい社会環境の実現を目指しています。地域カルテは単なる診療録の電子化ではなく、各種相談ポータルサイトやチャットコミュニケーション、オンラインコミュニケーションといった相談の場所でもあり、打ち明けづらい悩み事を誰かに伝え、助けを求める機会を提供したいと考えています。また、ウェアラブルや問診情報を利活用して心の健康状態を常にセルフチェックし、必要な時に必要な治療を受けられる環境の構築に貢献していく考えです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/60011/8/resize/d60011-8-007c5cc77b8c8542b0a1-3.png ]



■株式会社レスコについて

株式会社レスコは、2023年8月で創立30周年を迎えます。日本で初めて精神科専用の電子カルテ「Alpha」を開発し、精神科病院での導入数はトップシェアを誇ります。そのほか、精神科診療所向けのクラウド型電子カルテ「Warokuクリニックカルテ」、クラウド型訪問看護支援システム「Waroku訪問看護」、相談支援事業所向けクラウド型相談記録システム「Warokuパブリックヘルス」を提供しています。2022年に精神科病院向けのクラウド型電子カルテ「Warokuホスピタルカルテ」を発表。誰もが必要な時に必要な支援を受けられる社会を目指して、ICT領域から新たな社会インフラの構築を推進しています。

<会社概要>
社名:株式会社レスコ
所在地:
-本社:〒730-0014 広島県広島市中区上幟町5-15 1階
-広島支社:〒730-0013 広島県広島市中区八丁堀4-4 エイトバレー八丁堀 7階
-博多TC:〒812-0011 福岡市博多区博多駅前3丁目22番8号 朝日生命博多駅前ビル3階
-松江TC:〒690-0056 島根県松江市雑賀町95番地 伊藤ビル2階
代表者:代表取締役 藤川 佳應
Webサイト:https://rescho.co.jp/

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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