プレスリリース

徘徊型兵器コヨーテ、米陸軍の試験を成功させる

(PR TIMES) 2021年07月30日(金)12時15分配信 PR TIMES


※ この資料はレイセオン・テクノロジーズが 2021年7月21日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、配信するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます。
リリース原文はこちら:https://www.raytheonmissilesanddefense.com/news/advisories/non-kinetic-coyote-aces-us-army-test


アリゾナ州ユマ試験場(2021年7月21日)-レイセオン・テクノロジーズの一部門であるレイセオン・ミサイルズ&ディフェンスは、米陸軍の行う試験において、再利用可能なコヨーテ・ブロック3ノンキネティック(非動的)エフェクターでドローン・スウォーム(ドローンの群れ)を撃退することに成功しました。今回の実証実験により、この進化型は配備実現へ何歩も前進しました。

このコヨーテ・ブロック3は、使い捨ての徘徊型兵器コヨーテから進化したもので、ノンキネティック(非動的)弾頭を使用して敵のドローンを無力化し、二次被害の可能性を軽減します。使い捨てである敵方ドローンとは異なり、ノンキネティック(非動的)である進化型コヨーテは戦場を離れることなくその場で回収、再装備、再利用が可能です。

レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスの地上戦・防空部門の副社長であるトム・ラリバティは次のように述べています。「今回の試験は、コヨーテが複雑な無人航空機システムに対処する実力を持っていることを実証するものです。ノンキネティック(非動的)型という、当社提供の武器は脅威に対し効果的であると同時に、米陸軍にとっては手頃な価格で再利用可能な装備品という形をした価値でもあります」

試験のなかでコヨーテは、大きさ、複雑さ、機動性、射程距離が異なる10機から構成されたドローン・スォームと交戦し、撃退しました。以下は初めて達成した重要な試みです。

• 空対空のノンキネティックシステム(非動的)による目標の無力化
• ひとつの試験を通じた残存、回収、再装備、及び再使用
• コヨーテ・ブロック2システムからの発射
• より広範囲での交戦、通信、KuRFSレーダーによる追跡


レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスについて
レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスは、脅威を探知、追尾、迎撃できる革新的なパートナーとして、世界中のお客様に対し、最先端のエンドツーエンドのソリューションを提供します。防空ミサイル防衛システム、精密武器、レーダー、指揮統制システム、先進の防衛技術等、幅広い製品を携え、レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスのソリューションは、世界50カ国以上の市民、軍人、インフラ基盤を守っています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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