プレスリリース
世界トップシェアのトラクター用GPSナビアプリ「AgriBus-NAVI」のWeb管理画面「AgriBus-Web」で圃場の高低差マップ機能をリリース
水田の「均平作業」や圃場の「地形面の問題点の把握」がより簡単に
株式会社農業情報設計社(北海道帯広市、代表取締役濱田安之、以下「当社」)は、世界トップシェアのトラクター用GPSナビアプリ「AgriBus-NAVI」のデータを管理できるWebブラウザ用の管理画面「AgriBus-Web」にて「高低差マップ」機能をリリースいたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/39118/8/resize/d39118-8-88a075a0301861d21800-0.jpg ]
高低差マップリリースの背景:高低差マップ作成が簡単に
従来、隣り合う連続した走行軌跡の高低差を表示する機能はありましたが、圃場全体として高低差を確認することはできませんでした。今回のリリースでは、間隔の空いた連続していない過去の走行軌跡データを集積することで高低差マップを合成し、圃場マップ上に表示することが可能となりました。
高低差把握の重要性:作物の生育・収量に影響
圃場の傾斜や凹凸は圃場内の水の動きに影響を与え、ひいては作物の生育・収量にも影響します。
特に水田農家では、圃場内の凹凸を解消する「均平作業」を自分で行う事例が多く、「高低差マップ」は均平作業を行う場合の指針として活用が期待されます。
また圃場の傾斜を「見える化」できることから、畑作農家でも地形の面から見た圃場の問題点を把握することが可能となりました。
高低差マップリリース機能概要
1. 従来機能「作業軌跡の高低差」は「高度の実測値」を表示するだけでしたが、今回は等高線を計算するアルゴリズムを用いる方式を採用しています。
2. 等高線を描く場合のメッシュサイズが指定できるようになり、圃場の高低差を細かく見たい場合にはメッシュサイズを小さく、全体的な傾向を見たい場合には大きくとることができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/39118/8/resize/d39118-8-a266e0a09f1d21025776-1.png ]
※「高低差マップ」を利用する場合は「AgriBus-NAVI」スタンダードプランに加入する必要があります。
※詳細は当社HP内ブログをご確認ください。
当社は、世界と日本で農業生産に携わる方々の「より良い農業へのチャレンジを支える」技術の提供を続けてまいります。
【AgriBus-Webとは】
当社が開発した世界トップシェアのGPSナビアプリ「AgriBus-NAVI」をPCなどのWebブラウザでデータ確認できる管理画面。圃場や作業の管理が簡単にできるほか、圃場を指定して「有効積算温度」の計算や「土壌水分」の推定を行う機能も追加され、「より良い農業へのチャレンジを支える」技術を革新し続けています。
URL https://agri-info-design.com/agribus-web/
【農業情報設計社について】
2014年4月、代表である濱田安之により、十勝平野の広がる北海道帯広市に設立。
農業者の熟練度によらず、トラクターが「まっすぐ等間隔に走る」ための農業機械用ガイダンスナビアプリ「AgriBus-NAVI」を2015年2月にリリース。作業の効率化や資材コストの低減につながることから、世界中の農業者様に支持され、同等アプリ内ダウンロード数は世界一。
2019年12月には高精度な位置情報を可能にする「AgriBus-GMiniR」や自動操舵を実現する「AgriBus-AutoSteer」の国内販売を開始し、農家のアグリテック化に貢献しています。
URL https://agri-info-design.com/
プレスリリース提供:PR TIMES