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株式会社インクワイア

事業譲受を経て『designing』はデザイン産業振興と社会変容へ向け歩みを加速します

(PR TIMES) 2021年10月28日(木)14時15分配信 PR TIMES

インクワイア、デザインビジネスマガジン『designing』を事業譲受

「デザインとビジネスの距離を近づける」を掲げ2017年にはじまったdesigningは、新たなスタートラインに立ちます。

株式会社インクワイア(所在地:東京都目黒区 代表取締役:モリジュンヤ 以下インクワイア)は、株式会社weaving(所在地:東京都江東区、代表取締役:小山和之)が運営するデザインビジネスマガジン『designing』を事業譲受しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22293/8/resize/d22293-8-4eb16ddd78738732f922-16.png ]


今後はメディアにとどまらない多様な切り口からデザインの可能性を探究し、デザイン産業振興、およびデザインによる社会変容を目指していきます。なお、designingの運営は小山が事業責任者/編集長として引き続き担当。インクワイアの持つ編集やメディアの知見を活用し、事業化を進めてまいります。

■これまでの歩み

designingは2017年、業界への課題感を起点にスタートしました。以来、3年半近くの時間を経て150本弱の記事をリリース。ことデジタル領域で注視される事業成長に寄与するデザインの可能性や知見、デザイン経営の文脈などを中心に発信を重ねてきました。

近年はそれだけに限らず、クラシカルデザイン(クラフト・クリエイティブ)や、重要性を増すデザイン思想・倫理、広義にデザインと捉えられる活動までをカバー。デザインの持つ多様な側面を深化・探索しています。

現在では、デジタル領域を中心とするデザイン系バックグラウンドの職種や、その周辺領域の方々を中心にご愛読いただくようになりました。また、その役割や価値発揮の仕方も徐々に拡大し、応援や御支援をいただく機会や「一緒に何かをしたい」というご相談もいただけるように。少しずつメディア・事業活動として次の段階が見えつつある状況にあります。

特に、メディアを運営する中で得た読者層や業界・事業の理解、コンテンツ開発の知見等を活かし、デザインの力を事業活動に活かそうとする企業・団体や、デザイン振興に取り組む方々の情報発信などを支援してきました。

URL:https://note.designing.jp/

▼主な媒体データ(2021/10/27時点)
・掲載記事数:147
・フォロワー数(note):19,715
・総ビュー数:1,123,237

■ 事業化によって提供できる価値、その先に目指すこと

これまでdesigningは、事業としての成立は考えず3年半近くにわたり走り続けてきました。別事業での利益を元に運営は成立していたものの、その分かけられるリソースが減少し、運営体制が不安定という実態もありました。

新体制ではその足場をしっかりと組み立て、事業としてサステナブルに運営・価値発揮できる状態をまずは構築します。事業面では、一般的なメディアの評価軸となる規模や露出数に限らず、領域特化で媒体運営してきた中で培われた多様な価値を元に、デザインの力を用いて価値発揮を目指す方や業界振興に挑む方々の力になれればと考えています。

領域特化による、業界を横断した文脈やトレンドの把握、多様なプレイヤーとのネットワーク、現場業務の理解などを土台に、「記事制作」に加え「リサーチ」「デザイン広報支援」「PRストーリー設計」「監修・アドバイザリー」などを展開。すでにいくつかのプロジェクトが動き始めており、今後リリースなどの形で表にも出していく予定です。

また、このタイミングに合わせ、designingはパーパスとメディアのコンセプトを再設定。デザインとビジネスの距離を近づけるだけではなく、デザインによる社会変容を生むための土壌を耕す活動として、より高い視座から歩みを進めていきます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/22293/8/resize/d22293-8-22b61da88e6b70394fd5-14.png ]



■応援のコメント

本リリースに際し、designingの活動に日頃から共感いただき、さまざまな形で関わりのある皆様から、コメントをお寄せいただきました。

株式会社グッドパッチ 代表取締役社長 / CEO
土屋 尚史さん
[画像3: https://prtimes.jp/i/22293/8/resize/d22293-8-cc88482141d678a2fc09-15.jpg ]

designingにはグッドパッチがまだ小さな時代から色々と取り上げてもらっていて、個人的にも思い入れのあるメディアです。デザイン領域のメディアは日本の社会ではなかなか収益化も難しく、オンライン・オフラインともに継続が難しい領域です。一方で社会に目を向けると、デジタルを中心にデザインのニーズはこの10年で大きく変わりました。これから、さらに重要度が増していくデザイン領域を多角的な角度で社会に発信してくれることを期待しております。

株式会社MIMIGURI代表取締役 Co-CEO
ミナベ トモミさん
[画像4: https://prtimes.jp/i/22293/8/resize/d22293-8-59aafb6299191eaeb33f-3.jpg ]

ここ数年における外部環境の変化に伴い、デザイン産業やデザイナーの肖像は大きな変容を遂げました。その中で、designingは変容の先を探究するメディアとして、トップランナーを走られてきました。これまで小山さんの個人探究だったのが、これからはinquireチームとして組織的に探究をされること、いちファンとして大変楽しみにしています。
新しいデザインの今と未来の知を創造されていくこと、ワクワクすると同時に、今後もデザイン学習者の一人として学ばせていただきたいと思います。

公益財団法人日本デザイン振興会 常務理事
矢島 進二さん

[画像5: https://prtimes.jp/i/22293/8/resize/d22293-8-41ed70dcc2f55f8a91de-4.jpg ]

designingは、デザインをビジネスの視点で俯瞰・考察・批評する唯一無二の媒体です。取材相手のセレクトセンスはビビットで、かつ当人の言葉の裏に秘めた核心までも読みやすいテキストにまとめる高い編集力に、いつも感激しています。何よりデザインの可能性を、無防備なほど一貫して信じるスタンスにシンパシーを感じます。デザイン振興のパートナーとして、共にデザインの価値を深化していきたいと思います。

THE GUILD パートナー / デザイナー
吉竹 遼さん

[画像6: https://prtimes.jp/i/22293/8/resize/d22293-8-07498b3f40dc1c0a5485-6.png ]

designingのロゴには「目に映る情報と、その裏側にある思考プロセスの結びつき」が意図されています。コンセプトの「デザインとビジネス」から考えたものですが、最近では「designingが届ける物語に触れた人の中に生まれる新しい思考」にまで意味が広がっているように感じます。これもひとえに、小山さんはじめ皆さんが歩みを止めずにいるからなのだと思います。
designingがこれからどんな広がりを生み出すのか、楽しみにしています。

■ 最後に(事業責任者/編集長・小山和之より)

この3年半の間、デザインを取り巻く状況は着実に変化しました。
「デザイン経営」宣言をはじめ、各社デザイン系CxOの設置、デザイン会社の上場など、経済の中でデザインは着実に価値発揮をしてきています。その一方で、デザインの力は経済の中に限らず、さまざまな課題解決・価値創造につながるという認識も徐々に広がりつつあると感じています。

今回の事業譲渡は、designingが担える役割をより拡張するための選択です。

インクワイアは『CULTIBASE』『FastGrow』といったメディアの運営に伴走し、編集部組成、事業化を支援した経験も持つ編集デザインファームです。メディア運営や事業化の知見・技術は言うまでもなく、デザインにもメディアにも不可欠な「哲学・思想」を重視することも、相性の良い点と感じています。
実際、昨年末よりインクワイアでの運営体制の構築していますが、記事品質や更新頻度の安定化はもちろん、PVやUU、更新本数、問合せ数などの定量指標をみても、この選択は間違いではなかったと実感しています。

今後の進化に、ぜひご期待ください。

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なお今回の事業譲受について、その狙いや背景を綴った記事も公開しております。以下よりご覧ください。
URL: https://note.designing.jp/n/nc6773d4bce56

■インクワイアについて

[画像7: https://prtimes.jp/i/22293/8/resize/d22293-8-4a0df00bac458840d7a5-17.jpg ]



インクワイアは、編集するクリエイティブカンパニー。よりよい未来を探究し、事業や組織、プロジェクト、コンテンツなど社会の変容につながるものをメディアと捉えて編集します。

社名:株式会社インクワイア
所在地:東京都目黒区大橋1-7-4 久保ビル502
設立:2015年10月
代表者:モリジュンヤ
ウェブサイト:https://inquire.jp/

■お問い合わせ
本リリース、およびdesigningに関する各種お問い合わせは、以下までお願いいたします。

press@designing.jp
担当:栗村



プレスリリース提供:PR TIMES

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