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株式会社小野測器

小野測器 横浜みなとみらいエリアに本社機能を移転/新本社第一弾となる新製品 ローノイズマイクロホン「MI-1282M10」を発表

(PR TIMES) 2024年04月25日(木)17時45分配信 PR TIMES

〜家電製品、自動車等の静音化に貢献/2024年夏より発売開始〜

電子計測器の製造および販売を展開する株式会社小野測器(社長 大越 祐史)は、2024年4月22日(月)より操業を開始した、みなとみらいの新本社をメディア向けに公開しました。併せてローノイズマイクロホン「MI-1282M10」を発表。2024年夏より販売を開始いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127944/7/127944-7-356261bafd9284e6a76244ea85349389-2000x1334.jpg ]

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127944/7/127944-7-c39f8d827b8137cd8dc2fa5e3c50112b-1195x697.jpg ]

当社は本社機能をこれまでの新横浜から、横浜みなとみらいエリアの横浜コネクトスクエア(神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番3号)に移転しました。新本社は、若手社員の意見を取り入れ、「笑顔」をテーマに多様な働き方への対応や、その日の気分・業務内容に合わせたワークスペースなど自由に選べる環境を整備。フロアを壁で仕切らずひとつの部屋とすることで、社員同士のリアル交流・コミュニケーションの最大化を図ります。
またボードルームと応接室のパーテーションには高い吸音率と薄型化を両立した吸音材吸音材「iwasemi(TM) RC-α」(ピクシーダストテクノロジーズ株式会社製)を施工。同社の静音化技術開発には、当社計測技術が採用されています。新本社移転に伴い、旧本社ビル(新横浜)のショールーム機能は当社横浜テクニカルセンター(神奈川県横浜市緑区白山1丁目16番1号)に移管しました。

併せて、今回発表するローノイズマイクロホン「MI-1282M10」は、国内初(当社調べ)の1/2インチバックエレクトレット型ローノイズマイクです。より快適な音環境を目指して家電や自動車室内等の静音化が進む中で、微小音の測定ニーズはますます増加傾向です。本製品は自己雑音レベル(A特性)4.5 dB(Typ.)を実現し、通常の計測用マイクロホンでは測定が難しい、10 dB台の微小音測定が可能です。また、正確な測定値を得るために必要不可欠な、MI-1282M10対応の音響校正器 SC-2600(クラス1、公称音圧レベル:94 dB、公称周波数:1 kHz)を同時にリリースいたします。詳細については、追って公開を予定しております。

新製品3つのポイント


1.自己雑音レベル(A特性)4.5 dB(Typ.)を達成し、
 1/2インチバックエレクトレット型マイクロホンとして業界トップクラス(当社調べ)の性能
2.電源はCCLD(定電流駆動)を採用
3.TEDS(計測用センサーに組み込まれたセンサー固有の情報を記述するフォーマットの総称)対応

ローノイズマイクロホン「MI-1282M10」製品概要


リリースページ
https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/press/24_04_25.htm


●ターゲット市場
家電、自動車、事務機器など

●特長
自己雑音レベル(A特性) 4.5 dB(Typ.)を達成
1/3オクターブバンドで0 dB以下の測定が可能で、微小音の周波数分析に有効。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127944/7/127944-7-ab5aa256c3ab70ac8f9ed0311b1439ca-1500x1000.jpg ]

CCLD(定電流駆動)対応の機器へBNCケーブルを直結して測定可能
マイクロホンアンプが不要なため、車室内でも配線がシンプル。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127944/7/127944-7-cd14d696d0d794926d63d1ed5f40066d-3900x2194.jpg ]

TEDS対応の計測器に接続すると感度値が設定され、測定準備の時間短縮が可能
準備に時間が掛かる多ch測定での作業効率化に貢献。
●活用事例
当社製品「O-Solution/DS-5000」を使用した音響パワーレベル測定 など
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127944/7/127944-7-3b81a1f505d7274b3b854b1bff9e2093-3900x2758.jpg ]


製品仕様 ※本製品はマイクロホン、プリアンプ一体型です


■製品型名
MI-1282M10

■製品名称
ローノイズマイクロホン


■公称口径
1/2インチ


■レスポンスタイプ
自由音場型


■成極電圧
0 V


■感度(1 kHz)
-6.0 dB ± 2.0 dB re.1V/Pa(500 mV/Pa)


■周波数範囲(1 kHz基準)
10 Hz 〜 20 kHz(±3 dB)
10 Hz 〜 16 kHz(±2 dB)


■自己雑音レベル(A特性)
4.5 dB(Typ.)


■最大音圧レベル(1 kHz,全高調波歪率3 %)
>100 dB(10 Hz 〜 5 kHz)
> 80 dB(5 kHz 〜 20 kHz)


■使用温度範囲
-10 ℃ 〜 +60 ℃


■使用湿度範囲
0 %RH 〜 85 %RH(結露なきこと)


■保存温度範囲
-20 ℃ 〜 +70 ℃


■保存湿度範囲
0 %RH 〜 85 %RH(結露なきこと)


■電源
CCLD(定電流駆動)方式
駆動電流: 4 mA 〜 20 mA(定格4 mA)
駆動電圧: DC24 V 〜 32 V(定格24 V)


■出力コネクタ
C02(JIS C5412-1995適合 BNCジャック)


■TEDS バージョン
IEEE 1451.4 : 2004
(Template : Microphone with built-in Preamplifier Ver.1.0)


■外形寸法
φ13.2 mm × 91.2 mm


■質量
約37 g


■付属品
・取扱説明書
・校正チャート
・プリアンプホルダー(MI-0301)
・梱包ケース


■基準環境条件
23 ℃、50 %RH、101.3 kPa

*製品の仕様は予告なく変更する可能性がございます。あらかじめご了承ください。
*基準環境条件: 23 °C、50 % RH、101.3 kPa


新本社移転 概要


●特長
「笑顔」をコンセプトとしたフロア設計
フロアが壁で仕切られておらず、ひとつの部屋として、社員に垣根のないコミュニケーションを促す
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127944/7/127944-7-faff047013730be445ced4ae9e06b6b4-2000x1334.jpg ]

テーマ別にエリア&ルーム&ブースを設定
ワークエリア/フォーカスブース/コミュニケーションエリア/ボードルーム/レセプションルーム/
カフェエリアを設け、社員がどの席でも業務を行ってもいいフリーアドレス制を採用
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127944/7/127944-7-62530483fd8e1163ed33b12185986803-2000x1334.jpg ]

高い吸音率と薄型化を両立した「iwasemi(TM) RC-α」を採用
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の制作している吸音材で、ボードルーム/レセプションルームの
パーテーションに採用。本製品は当社製品を用い基礎研究を行っている。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127944/7/127944-7-abd67c3416fe1ef68bc0be85edc75696-2000x1334.jpg ]

【ピクシーダストテクノロジーズについて】
2017年「人類と計算機の共生ソフトウェア基盤を構築する」ことを目的として創立。2018年6月経済産業省が主催する政府のスタートアップ支援プログラム「J-Startup」において、成スタートアップ企業「J-Startup 企業」の対象企業に選定。筑波大学准教授、メディアアーティストの落合陽一氏が代表を務める。

小野測器・新本社住所


神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番3号 横浜コネクトスクエア12階


※旧本社から移管する機能
旧本社のショールームは横浜テクニカルセンターに移設
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127944/7/127944-7-7eb862e7e7a62d86cc18050a0a8a24aa-3900x2194.jpg ]

小野測器について


1954年創業。電子計測機器の製造、販売ならびに各種エンジニアリングサービス事業を展開。創業同年には、国内初となるジェットエンジンの回転数を計測する回転計を開発。自動車産業では二輪・四輪車、自動車部品、その他建設機械、食品や医療検査等、幅広い分野において研究開発のサポートから製造工程での測定技術を提供。自動車メーカーHondaの第二期(1983-1992)F1レース活動において、V6ターボエンジンのベンチ試験用の操作システムを特注制作するなど、同社の優勝に技術面でサポート。その他、近年では電動車両(EV)開発支援 など、カーボンニュートラル社会実現のために新たなビジネス領域への参入を行っている。



プレスリリース提供:PR TIMES

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