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F.MED株式会社

「フクオカベンチャーマーケット大賞2024」大賞を、マイクロサージャリー支援ロボットを開発するF.MED株式会社が受賞。

(PR TIMES) 2024年03月11日(月)10時15分配信 PR TIMES

F.MED株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役 下村景太:https://f-med.co.jp/ )は、フクオカベンチャーマーケットにより、2024年の大賞に選ばれました。3月12日(火)11時、福岡県庁に服部誠太郎知事を表敬訪問します。
■フクオカベンチャーマーケットについて
フクオカベンチャーマーケット(https://www.fvm-support.com )は、ベンチャー企業の成長発展の推進を目的としている公設民営の任意団体である福岡県ベンチャービジネス支援協議会と、中小、ベンチャー企業の事業拡大、新事業創出を目的とした会員組織である福岡県ベンチャークラブが連携して運営するイベントです。
中小・ベンチャー企業とビジネスパートナーを結ぶマンスリーマーケットでの発表を一つの目標に、中小・ベンチャー企業の経営課題を克服、事業拡大を図るため、資金調達や販路拡大支援、人材育成支援、最新の情報提供など様々な分野で中小・ベンチャー企業のサポートを実施しています。
優れたビジネスプランと経営手腕により、顕著な事業実績をあげた企業や今後の成長が期待できる企業に対し、受賞企業のビジネス展開をさらに支援することを目的に、2008年に「フクオカベンチャーマーケット(FVM)大賞」を創設し、表彰を行っております。


F.MED株式会社は、この度2024年の大賞を受賞致しました。3月12日(火)に福岡県知事を表敬訪問します。
福岡県プレスリリース:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/fvm2024.html


■受賞コメント:代表取締役 下村 景太
フクオカベンチャーマーケット大賞2024 大賞授与、誠にありがとうございます。審査員の皆様をはじめ、福岡県の皆様、九州大学先端医療オープンイノベーションセンターの皆様など関係者の方々の日頃からのご支援に、心より御礼申し上げます。
医療が発展した現代においても、QOL(生活の質)が十分ではなく不自由に苦しんでいる方々は多くいらっしゃいます。 私達はマイクロサージャリー支援ロボットの開発と提供を通じ、患者さんの抱える多くの不自由を解決する手助けとなれることを目指しております。今回の受賞は私達の理念に共感を頂けた結果なのではないかと考えており、とても心強く感じております。今後も一日も早い事業化を目指して事業を推進して参ります。

■受賞コメント:取締役 小栗 晋
フクオカベンチャーマーケット大賞2024 大賞受賞にあたり、審査員の皆様に心から感謝を申し上げます。
私がマイクロサージャリー支援用ロボットの開発プロジェクトを九州大学病院で開始して以来、福岡県が九州大学先端医療オープンイノベーションセンターと共に推進する医工連携モデル事業や、福岡県ロボット・システム産業振興会議などを通じて多大なご支援を頂いて参りました。今まで推進してきた研究開発がご評価を頂けたこと、多くの皆様に共感を持って頂けたことを大変嬉しく思っております。今回の受賞だけで満足せず、今後も一日も早い事業化を目指して開発を推進して参ります。

■F.MED株式会社の概要
F.MED株式会社は、九州大学先端医療オープンイノベーションセンター(福岡県福岡市)で実施されてきたマイクロサージャリー支援ロボットの事業化を目的に、2021年3月に設立されました。
マイクロサージャリーは顕微鏡を用いる手術手技を指します。極細い血管や神経等を縫ってつなぎ合わせるなど、乳がん手術後の再建手術、リンパ浮腫の軽快化手術、事故等で切断された指の再接着手術などに応用が可能です。しかし、非常に繊細な操作が要求されるため、実施できる医師や医療機関が限定的かつ地域的な偏在も存在するのが実情です。また、実施できる様になるためには数年にもおよぶ長い訓練が必要とされています。
この課題を解決するために、医師の動作を縮小化かつ手の震えを制御して正確に再現する支援ロボットを開発します。ロボット支援により技術習得に必要な期間を劇的に短縮させ、マイクロサージャリーを実施できる医師を増やし、その結果治療できる患者さんを増やすことを目標にしております。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98074/7/98074-7-0b9e4ab3ab18ce5708b50b7d6aae0ede-3900x2195.jpg ]


■技術背景
本ロボットには自社の特許技術である、リニアモータを活用した「微細作業用マニピュレータ」を搭載しており、高精細、高速度、高剛性な動作を実現しております。マニピュレータ先端に装備された鉗子が、医師の入力操作に従って手術器具や軟部組織把持等の操作を実施し、手術を支援します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98074/7/98074-7-e1dbfd3831f1437c05d4dc7e733c378f-3900x2194.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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