プレスリリース

この度、株式会社クロスエイジ(農業総合プロデュース会社、代表取締役：藤野直人)が牽引する「スター農家の挑戦」がスタートいたしました。
JANPIA（※）採択の【地域のスター的な農家による農福連携事業】が本格始動。
地域の活性化と農業の未来を担うスター農家が率いる就労支援事業所が自走し、雇用機会の少ない地方の障がい者の活躍と農業現場での人手不足解消を目指す、スター農家の挑戦が農業界に新たな風を巻き起こします。
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モデル：あまおう生産をおこなう築島農園×就労支援事業を展開する株式会社SANCYOによる農業法人【株式会社ONE GO】の設立
画像：株式会社ONEGO視察研修を開催した時の様子

※JANPIA（一般社団法人日本民間公益活動連携機構）は休眠預金等活用法に基く指定活用団体として、休眠預金を活用した民間公益活動の促進を目的として設立された団体です。
金融機関に預けられた休眠預金は、預金保険機構から指定活用団体へ交付され、そこから資金分配団体へ、更に資金分配団体から実行団体へと助成されます。

地域のスター的な農家による農福連携事業とは


JANPIAが公募する「休眠預金等活用法に基づく資金分配団体」に採択され、その資金を活用し、実行団体の活動地域で「スター的農家」が内部機能として設立した就労支援事業所が自走できるようになり、都市部に比べて雇用機会に恵まれない地域での運営により、「大規模農業経営の安定した人材確保と経営」「障がい者の農業現場での活躍」ができる地域や社会を目指す事業です。

休眠預金等活用の背景


いま農福連携が必要な理由は、主に3つ挙げられます。

１. 農家の人材不足
高齢化や担い手不足による慢性的な人手不足に加えて、コロナ禍で外国人人材の確保が困難になっており、農家の人材不足は加速しています。

２. 物価高騰による農家の所得の低下
原油価格、物価高騰に伴う農薬、肥料、燃料代、最低賃金、輸送費、包装資材の値上げが相次ぎ、結果として農家の所得は低下しています。

３. 障害者の就労機会の地域差
都市部に在住している障害者に対しては9割程度の雇用枠がある一方、
地方に在住している障害者に対しては1割程度の雇用枠しかないという就労機会の不均衡があります。

このような背景から、当社ではスター農家による”福祉部門の内部化”を進めることで、
「大規模農家の安定した人材確保と経営」と「障害者の農業現場での活躍」の両立を目指しています。
具体的には、スター農家による就労支援事業所の開設を促進・サポートすることで、農家が障害者を直接雇用し、彼らが継続的に農業分野で活躍できる仕組みづくりを行ってまいります。
この取り組みを迅速に推進するため、このたび休眠預金等活用法に基づく資金分配団体への申請を行い、採択を受けた次第です。

本事業の概要・実行団体紹介


■採択事業名
地域のスター的な農家による農福連携事業
（事業名（副）：大規模農家の福祉部門の内在化による地方在住の障がい者雇用創出）
詳細はこちらhttps://starfarmercloud.com/noufuku

審査委員の皆様と慎重に審議した結果、6実行団体を採択といたしました。
■実行団体紹介
[画像2: https://prtimes.jp/i/93712/7/resize/d93712-7-695c787c45cbe122bad5-3.png ]

詳細はこちらhttps://starfarmercloud.com/blog/noufuku/03

今後、採択されました6団体それぞれが役割を果たし当コンソーシアムで支援を行い、地域のスター的な農家による農福連携事業の事業化を着実に行っていくことを想定しています。
実行団体である皆様と一緒に社会的インパクトを創造していければと思います。
[画像3: https://prtimes.jp/i/93712/7/resize/d93712-7-7070ba2ef3927fc1b5a8-6.jpg ]

　　　　　「障がいをお持ちでも農業現場で戦力として活躍されている様子（提供：なかせ農園さま）」

休眠預金活用事業について


休眠預金等活用事業とは、休眠預金等活用法に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、
その後の取引のない預金等（休眠預金等）を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▼休眠預金等活用の流れ▼
[画像4: https://prtimes.jp/i/93712/7/resize/d93712-7-7590a8e32ad9a7dd3398-5.png ]

組織体制　〜コンソーシアム型〜


今回の事業は、当社株式会社クロスエイジ、一般社団法人SINKa、株式会社ONE GOの3団体によるコンソーシアム型での活動となります。
役割分担は下記のとおりです。
株式会社クロスエイジ…農家の農業経営を総合的にプロデュースしてきた知見を活かし、全実行団体の伴走支援
一般社団法人SINKa…農業界で脆弱なガバナンスやコンプライアンス関連の規定整備、資金分配のサポート
株式会社ONE GO…支援事業所の運営・地域や関係機関との連携サポート
[画像5: https://prtimes.jp/i/93712/7/resize/d93712-7-4d23a926bd1b1f51a311-1.png ]


株式会社クロスエイジについて


当社は、「農業を魅力ある産業に」をミッションに掲げる農業総合プロデュース会社です。
販路開拓・商品企画・経営支援の 3 つの側面から農業経営者をサポートし、2005 年の創業以来 200 軒を超える「“スター農家”＝売上 5,000万円を突破し、成長を続ける農家」を輩出してまいりました。
私たちは、“スター農家”の活躍を支えることで、若い世代や他業種従事者にとって「農家」が仕事を選ぶ際の魅力的な選択肢のひとつになる、そんな世の中の実現を目指しています。
農業経営者のサポートとして、農業経営に特化したクラウド経営管理サービス「スター農家クラウド」の開発、運営も行っています。

本社所在地 福岡県春日市春日公園 3-61-2
代表取締役 藤野 直人
設立 2005 年 3 月
資本金 79,700,000 円
URL https://crossage.com/
農業経営者向けクラウドサービス「スター農家クラウド」 https://starfarmercloud.com/
本事業に関するURL https://starfarmercloud.com/noufuku
YouTubeクロスエイジchannel ： https://www.youtube.com/channel/UCDun6DWX8HzBtQYB0OZRWZg

プレスリリース提供：PR TIMES