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「運慶800年大遠忌特別企画展」「四条半一周年記念」浄楽寺 x Munetaka Tokuyama x Kaz Oomori 仏師、写真家、グラフィックアーティストのコラボレーション展
「運慶800年大遠忌特別企画展」「四条半一周年記念」
浄楽寺 x Munetaka Tokuyama x Kaz Oomori 仏師、写真家、グラフィックアーティストのコラボレーション展をオルタナティブスペース京都四条半にて2023/4/23(日)~5/7(日)の期間に開催します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/91556/7/resize/d91556-7-04930a36d4dba5ed194e-1.jpg ]
*概要
現存し、正式に認められている運慶作の仏像は全国に18体。そのうちの五体が横須賀芦名・浄楽寺に安置されている。特別な許可のもと、その五体の仏像を写真とグラフィックアートで表現することが実現した。約800年の時を超えた、現代アーティストと運慶のコラボレーションが生み出すかつてないアート展が開催される。
横須賀芦名・浄楽寺副住職土川憲弥
浄楽寺副住職の土川憲弥です。浄楽寺は神奈川県横須賀市西海岸にあります。その創建は1189年と言われ、当時三浦半島を治めていた三浦一族が一人、和田義盛夫妻発願の運慶作仏像5体(いずれも国指定重要文化財)を有します。今回の展覧会は、トクヤマ氏とオオモリ氏のタッグで写真とグラフィックの切り口で運慶と向き合うなかで、現代のアーティスト二人が運慶の魅力を再発見するという意図があります。展覧会を通して仏像ファンに限らず多くの方に日本の素晴らしい文化と仏像から考える心の在り方を知っていただければ幸いです。5月4日のトークライブでは、現代のアーティストから見た運慶の魅力や鎌倉武士の思いについてお話できればと思います。ご来場をお待ちしております。
Photographer Munetaka Tokuyama
今回運慶作仏像に向き合うにあたり正直覚悟が必要でした。800年の時間信仰の対象として人々の気持ちや心を受けとめ続けた仏像。運慶という稀有の天才が作り上げ、そして完成された美に写真として介在出来る余白がどう考えても現時点の私には見出せなかった。そこで一人ではなくこれまでコラボレーションを重ねた経験を持つ尊敬するグラフィックアーティストKaz Oomori氏に共に向き合って欲しいと願い出ました。今回は写真とグラフィックアートの共闘で2023年の今どこまで運慶の作品に肉薄出来るかの無謀なチャレンジの展示になります。是非現地ご覧いただければと思います。
Graphic Artist Kaz Oomori
運慶大遠忌800年という記念すべき年に今回の企画。運命を感じました。尊敬する世界で活躍するされている、フォトグラファー: トクヤマ・ムネタカ氏とのセッション。何度か氏の写真の上にグラフィックアートを重ねるという実験的なプロジェクトを行いましたが、今回の趣旨、意義を考えると、途轍も無い領域に足を踏み込んでしまったと実感…。
歴史的かつレジェンダリーな天才仏師:運慶の事を知れば知る程、目の前に立ちはだかる壁は想像を絶する物でした。あまりにも大きなスケール故、ちっぽけな自分に与えられた事はただチャンスを活かすという事。
もし運慶が存命であれば、どの様なお人柄だったのか?どの様な声だったのか?仏像を彫る時の仕草や手の動き、仏像を掘る際にどの様なイメージを想像し、図面を引いたのか… そんなコンセプトを掲げ、トクヤマ氏が撮影した写真の向こう側に見えたイメージを忠実に表現する試みを行いました。
*展示作品の販売について
展示作品は会場にて4/23(日)12:00より販売します。全8点全てユニーク作品。
会期終了前に販売が終了する事があります。
オンラインでの受付は会期中は行いません。
本展示作品の売上利益の一部は運慶保全目的の為に浄楽寺に寄付いたします。
*仏師運慶とは
教科書にも載る大仏師運慶は、「美の巨匠」、「天才仏師」、「日本のミケランジェロ」などと現在でもいやが上にもその評価は高い。それは古代から中世までの仏像の名作は少なからずあるが、運慶ほど人の心を騒がせる仏師はそういないからだともいわれる。運慶作品の特色の一つはリアルさ(写実性)にあるとされる。その代表的なものが興福寺北円堂の無著。世親像である。この像もまるで生きている人間のように見事である。また、奈良の円成寺の大日如来像のひきしまった若々しい体躯からは生気が伝わってくるようでもある。また、運慶の仏像の特徴は、その肉付きのよい体躯は重量感に冨み、そこから力強さやエネルギーの強さが感じられることにもあるともいわれる。
このような圧倒的な量感が現れる運慶の作風は東国の武士にも受け入れられたこともあって、運慶の作品は意外と東国に多い。
*金剛山勝長寿院大御堂浄楽寺について
横須賀市西海岸に位置し、800年以上の歴史を有する。1189年に鎌倉武士の和田義盛夫妻によって依頼され、仏師運慶が造像した仏像(いずれも重要文化財)が安置される。また、郵便の父・前島密翁夫妻の菩提寺で、全国の郵政関係者にも広く知れ渡る。
www.jorakuji-jodoshu.com
*アーティストプロフィール
Munetaka Tokuyama
フォトグラファー
大阪出身 2001 年より NY 移住。 日米にて受賞歴多数。現在は日本拠点にしながらワールドワイドに活動中。
www.munetakatokuyama.com
www.instagram.com/munetakanyc
twitter.com/munetakanyc
www.youtube.com/@mt.studio676
Contact
munenyc@gmail.com
Kaz Oomori
グラフィック・アーティスト
Walt Disney Company 公認アーティスト。
Tune Grafik代表。
LAに拠点を置くエージェント:Poster Posseに所属し、
エンターティメントの領域で様々なアートワークを手掛けている。
www.behance.net/kazoomori
www.instagram.com/kazoomori
twitter.com/kazoomori
Contact
tune_g@mac.com
土川憲弥
2013年加行(浄土宗僧侶)
浄土宗浄楽寺副住職
一般社団法人BUSHIDO文化協会代表理事
鎌倉武士文化財活用協議会会長
大本山光明寺布教師会布教師
在家の経営者を経て出家し、仏教と向き合う。運慶の仏像有する浄楽寺の僧侶として、文化財の価値を伝え、お寺を開く活動を行っている。また、神奈川県三浦半島の寺院の歴史文化を活用した文化観光を推進している。
*展示詳細
「運慶800年大遠忌特別企画展」「四条半一周年記念」
浄楽寺 x Munetaka Tokuyama x Kaz Oomori
会期|2023/4/23(日)~5/7(日)
開場時間|12:00-19:00(最終日は15:00まで)
会場|
オルタナティブスペース京都四条半
京都市下京区高辻西洞院町801-7
( www.instagram.com/kyoto_shijohan/ )
展示・設営協力|
株式会社東洋額縁画材
( https://toyo-pictureframes.com/ )
モティーサイン
( https://motii-khaki.vercel.app/ )
DM&LOGO アートディレクション & グラフィックデザイン|
大垣ガク(アシタノシカク)
( www.asitanosikaku.jp/ )
入場|無料
お問い合わせ|munenyc@gmail.com
レセプション 2023/4/23(日)16:00~
京都太秦のワインショップ・マエノタさんによる出張ナチュラルワイン角打ちもございます。(ワイン/おつまみ/珈琲/スイーツ…etc)
トークイベント 2023/5/4 (木)15:00~
浄楽寺副住職土川憲弥氏を迎えこれら5体の運慶像にまつわる物語とOomori氏、Tokuyama氏との今企画についてのトークイベントを行います。会場キャパシティーの関係上人数制限を行う場合がございます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/91556/7/resize/d91556-7-58214c3db8546abf3c03-2.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/91556/7/resize/d91556-7-cb654ed70f5f9531608e-4.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/91556/7/resize/d91556-7-2b4f6cf1fe2c64f0a51f-3.jpg ]
プレスリリース提供:PR TIMES