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ヒラソル・エナジー株式会社

東大発スタートアップのヒラソル・エナジー 2023年10月2日より提供開始される電力データを活用し太陽光発電所運営のDX化を加速

(PR TIMES) 2023年10月02日(月)14時45分配信 PR TIMES

電力データを、太陽光発電所の買取・リパワリング、オンサイトPPA型太陽光発電所の設計などへ活用

100年続く太陽光発電の実現を目指すヒラソル・エナジー株式会社(東京都文京区、代表取締役:李 旻、以下 当社)は、本日2023年10月2日より一般社団法人電力データ管理協会(東京都千代田区、代表理事:森川 博之/平井 崇夫、以下 電力データ管理協会)から本格的に提供が開始される電力データを、サービス利用者ご本人の同意に基づき活用させていただき、太陽光発電所の買取・リパワリング、オンサイトPPA型太陽光発電所の設計、発電所の運営を効率化するためのDXツール開発など、既存サービスを強化いたしますのでお知らせいたします。
【電力データ管理協会とは】
電力データ管理協会は、2020年6月の改正電気事業法第37条(2022年4月施行)に基づき、2022年6月に経済産業省から認定電気使用者情報利用者等協会として認定を受けた、安全かつ適正に電力データを利用・提供できる環境を実現すべく、有志により設立された一般社団法人です。当社は設立時社員として参画しており、電力データを活用する利用会員でもあります。(図:電力データの取得フロー図)
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85634/7/85634-7-dc3a3481cdd92aafee1f626c700ba9ef-1353x853.png ]


【当社サービスでの電力データ活用方法】
当社では、広く関心の高い消費電力のデータ活用だけではなく、主に太陽光発電所の発電量データに着目し活用を進めます。具体的には、30分単位の正確な実績発電量を把握することで、次の事業やサービスに活用いたします。

【1. 百年ソーラー(R)事業での発電所の買取・リパワリング】
当社の百年ソーラー(R)事業では、太陽光発電の長期安定稼働を目指し、既設の中小規模太陽光発電所の買取・リパワリングを実施し、FIT期間終了後も当社が保有して適切に運営します。百年ソーラー(R)事業では、電力データを3つの場面で活用します。
既設発電所の買取時の性能評価・査定
電力データ(実績発電量)を活用することで、発電所の発電性能や資産価値をより正しく評価でき、また、査定にかかる時間を大幅に短縮することが可能です。衛星から取得した日射データと当社独自開発の太陽光発電モデリング技術を組み合わせて分析することで、発電所の潜在能力を高精度に測定します。現時点での性能だけでなく、発電所の本来の性能に基づき、性能改善のポテンシャルまで考慮した査定が可能になるため、適正価格での買取を実現できます。

発電所のリパワリングの計画
当社で発電所を買い取った後、性能劣化がある発電所についてはリパワリングを実施して長期的に自社運営します。リパワリングの計画立案や設備の再設計の際も、電力データ(実績発電量)を分析し、太陽光発電所の性能を最大限引き出すために必要な修繕や、設備の補強・追設など、最適なプランを立てます。

発電所のリパワリング後の運営状況調査
リパワリングした後の発電所の稼働状況を監視し、性能を高精度に評価できます。本来の性能に基づき算出した期待発電量と、電力データ(実績発電量)との差異から、通常のメンテナンスでは分からないような発電所の性能劣化を発見することができます。




【2. 地域電力支援事業】
地域電力支援事業では再生可能エネルギーの地産地消を目指し、オンサイトPPA型の新設太陽光発電所の導入をはじめとした多様化するFIT期間終了後の太陽光発電の最適な運営を支援しています。
発電所新設時の最適な計画
オンサイトPPA型の太陽光発電所を工場やショッピングモールなどの屋上に設置する際に、電力データ(消費電力)を分析することで、事前に建物内の電力消費量や時間帯ごとの使用パターンを詳細に把握し、必要な自家消費電力量を正確に計算することが可能です。電力需要に基づき、最適な規模の発電所を提案できます。
また、発電所を設置する際、初期コストを最小限に抑えるために、一度にできるだけ多くの太陽光パネルを設置することが収支面で効果的です。自家消費できない余剰電力が発生する場合は、蓄電池や、EVの充電設備の導入、既存のガスベース機器の電化製品への変更など、電力データに基づき包括的で最適な提案と設計を行うことが可能になります。

発電所設置後の運営状況調査
発電所の設置後も電力データ(発電実績量)を活用することで、稼働状況や電力の制御の状態、電気代の削減量などを明確に確認できます。




【3. 発電所の効率化運営のためのDXツール開発】
国内ではスケールメリットが小さい1MW未満の太陽光発電所が、件数ベースでは99%を占めます。当社はデジタル化による発電所管理の効率化と運営コスト削減が重要だと考え、それらを可能にするDXツールを開発しています。
ぷらマネ(R)ウェブ
ぷらマネ(R)ウェブは、太陽光発電の運営状況をウェブ上で一括監視できるサービスです。電力データ(発電実績量)を定期的に自動取得し連動しているため、監視機器も不要で多額な機器代金や工事代金を必要としません。また、発電所が故障した際にアラートを発信する機能も搭載しています。
ぷらマネ(R)ウェブ Webサイト:https://plamane.jp/

ぷらマネ(R)評価
ぷらマネ(R)評価は、実績発電量のデータを活用して、現地調査に行かず早く・安く・高精度に太陽光発電所の本来の性能を評価するサービスです。従来は過去2年分の発電量データ(発電収益が記載されている受領書など)をご用意いただく必要がありました。実績が記載された資料が手元にない場合でも電力データ(実績発電量)を活用することで、簡単に性能評価することが可能になります。



【情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得済】
いずれのサービスでも、個人情報にあたる電力データの取得時には、お客様(発電所オーナー)の同意書が必要です。また、電力データの活用には、セキュリティマネジメントシステムおよび個人情報保護マネジメントシステムへの準拠が必要であり、第三者認証を取得していることが要件とされています。このため当社では、社内に電力データ管理協会対応グループを設置し、認証機関の審査を受け、2023年6月23日にISMS認証を取得しました。当社のサービスが国際基準の情報セキュリティ強度を満たしていることについて外部監査を受けています。
一般社団法人情報マネジメントシステム認定センターWebサイト ISMS認証取得組織一覧内の当社詳細情報ページはこちら:https://isms.jp/lst/ind/CR_JP23_x002F_00000213.html

今後も、当社では100年続く太陽光発電の実現を目指し、電力データ活用を通したサービスを強化・拡充させていくことで、太陽光発電の社会的価値・環境的価値を向上させてまいります。

【ヒラソル・エナジーについて】
ヒラソル・エナジーは、東京大学発の電力×デジタル技術で「100年後にも太陽光発電所が人と地球にとっての資産であり続ける未来」を目指す電力系スタートアップです。太陽光発電所の事業的価値と社会的価値を最大限引き出すことを目指し、発電性能の評価・リパワリング・買取・DXソリューションの開発を行っています。
社名   : ヒラソル・エナジー株式会社
本社所在地: 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ301
代表取締役: 李 旻
事業内容 : 太陽光発電の評価・リパワリング・運営業務
       および関連するデジタルソリューションの提供業務
設立   : 2017年2月21日
HP    : https://pplc.co

【本件に関するお問い合わせ先】
ヒラソル・エナジー株式会社
コーポレートグループ
担当: 千保(センボ)
TEL : 03-3868-2528
Mail: pr@pplc.co

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