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DataLabs、シードラウンドにて1.3億円の資金調達を実施。点群データの自動3次元モデリングツールリリースへ体制強化

(PR TIMES) 2022年03月02日(水)00時10分配信 PR TIMES

DataLabs株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:田尻 大介、以下DataLabs)はこの度、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「東大IPC」)及び株式会社ディープコア(本社:東京都文京区、代表取締役社長:仁木勝雅、以下「DEEPCORE」)を引受先とする、シードラウンドでの総額1.3億円の第三者割当増資を実施いたしました。
調達した資金は、プロダクト開発、人材採用等に充てる予定です。なお、DataLabsは2022年3月をメドに、点群データの「自動モデリングツール」及び三次元データや二次元CAD図面の「クラウド型共有・可視化ツール」の2プロダクトのリリースを控えております。両プロダクトの拡販、機能拡充を進め、建設業界における生産性向上に貢献すべく邁進して参ります。


[画像1: https://prtimes.jp/i/83637/7/resize/d83637-7-e2df2546e17ea80d5e07-3.jpg ]



今回の引受先(敬称略、順不同)

・東大IPC
・DEEPCORE

資金調達の背景・目的

建設業界においては、労働人口の不足や生産性向上のため、三次元データをはじめとするICT技術の導入に対するニーズが高まりを見せています。一方で、三次元データの作成・利活用には高額なツールと高い専門性が求められ、社会実装のハードルとなってきました。
こういった背景のもと、誰もが安価で容易に三次元データを利活用し、実務の生産性向上を実現できるツールを開発・提供するべく、DataLabsはこの度資金調達を行いました。調達した資金は以下の用途に充てて参ります。
・点群データの有効活用に向けた、プロダクト開発及び機能の拡張
・上記開発に向けた人材採用(リサーチエンジニア、Webエンジニア等)


DataLabsのミッション

DataLabsのミッションは「デジタルツインの社会実装」を通じて、最適化された社会の実現に資することです。DataLabsでは三次元計測にも対応しつつ、点群データの自動三次元モデリング(BIM/CIM化等)及び、熱流体や気流、構造解析等の各種シミュレーション(CAE解析)機能をSaaSで展開。UI/UXを充実させ、デジタルツイン実現のハードルを極限まで低減します。


各投資家からのコメント

・東大IPC パートナー水本尚宏氏
DataLabsの田尻CEOとは、DataLabs立ち上げ前からのお付き合いでした。弊社が主催する「1st Round」で採択させて頂き、半年間の並走期間を経て今回投資を実行させて頂きました。同社に対する支援期間において特に印象深かったのは、チームの行動力と構造物の精緻な自動モデリングに対する業界からの強い期待です。このチームならBIM/CIM対応におけるMust HaveなSaaSを開発できると信じてリード投資させて頂きました。

・DEEPCORE Senior Director, Investment木村正博氏
「デジタルツインの社会実装」を通じて、最適化された社会の実現に取り組むDataLabsに今回縁あって出資させて頂きました。 BIM/CIM原則適用については、国土交通省が実質2年前倒しとなる「2023年までに小規模工事を除くすべての公共事業にBIM/CIMを原則適用」を決定しており、対応が急務となっている領域です。点群データを取得・活用することで三次元モデルを作成すればBIM/CIM対応を進めることができますが、実現するためには非常に複雑かつ高いハードルが残っており各社対応に苦慮しているというのが実情です。
DataLabsでは田尻CEOをはじめとする優秀で熱意を持ったチームが、こうした建設業界の課題を解決するサービス開発を進めており、またその取り組みが大手企業などからも評価いただき複数のPoCが進もうとしています。三次元計測・三次元モデルを前提とした今後の建設業界にとって必要不可欠なサービスとなるべく、DataLabsの成長をDEEPCOREとして最大限の支援を行い、デジタルツインの実現を推進して参ります。

DataLabs田尻コメント


このような強力な株主をお迎えすることができ、とても嬉しく光栄なことだと思っております。水本様、木村様に事業説明をした際、お二方とも出資を即決即断頂き、殆ど資金調達に時間を掛けることなく事業進捗に集中させていただくことが出来ました。私たちのミッションや目指す世界像を、高い解像度でご理解、共感していただけたことが大きな自信に繋がり、ミッション完遂に対する思いを新たにしました。
今回調達させていただいた資金は、主にプロダクト開発に充てて参ります。人材採用も強化し、より顧客の業務効率化に資するプロダクトの開発を加速させます。全社一丸となって、日本の根幹を支える産業である建設業界全体の生産性向上に貢献して参ります。


近日リリース予定のプロダクトについて

・点群データの自動モデリングツール「Modely(モデリー)」

[画像2: https://prtimes.jp/i/83637/7/resize/d83637-7-757b6b2de5311805840f-0.png ]

リリース時期:3月末

計測した点群データを弊社プラットフォームにアップロードし、クラウド上で自動解析。対象を画面上でクリックするだけで、自動で寸法精度100%(パラメトリックモデリングを採用した場合)の三次元モデルが完成します。

現在、Modelyの要素技術を用いて、東日本旅客鉄道株式会社様とは現場での配筋状況の自動モデル化による検査の効率化等を目指した実証実験等を進めてさせて頂いております。本実証実験で得られた成果を基に、各関係会社様や現場等でModelyを利用頂き、業務の効率化・高度化を実現して参ります。また、鉄道のみならず、あらゆる施工現場における配筋検査等の効率化のため、全国の建設業界の企業様等に向けてサービス展開も図って参ります。


・点群三次元モデル可視化・共有ツール「Linked Viewer」
[画像3: https://prtimes.jp/i/83637/7/resize/d83637-7-ecf1dad0ba5f0aecc2ff-4.png ]



リリース時期:2月末

点群データや三次元モデル、二次元CAD図面等を、誰でも閲覧・共有できるプロダクトです。URLの共有のみで、ブラウザ上で閲覧し、生データをダウンロードして頂くことが可能です。


【会社概要:DataLabs株式会社】
三次元点群データの自動モデリングから熱や気流、構造解析等の各種シミュレーションまでをSaaSで提供。計測サービスを含め一気通貫で展開

設立:2020年7月
代表取締役:田尻大介
所在地:〒103-0024
東京都中央区日本橋小舟町8−6 H¹O 日本橋小舟町 701

プロダクトに関するお問い合わせ:
info@datalabs.jp

リリースに関するお問い合わせ:広報担当 杉浦雄大
TEL:080-6582-9741
Mail: yuta.sugiura@datalabs.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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