• トップ
  • リリース
  • 「HD-PLCアライアンス」は、2023年10月2日より「Nessumアライアンス」に改称し有線/無線(Any Media)通信分野でNessum通信方式の推進団体として新たなステージへ!

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2

Nessumアライアンス

「HD-PLCアライアンス」は、2023年10月2日より「Nessumアライアンス」に改称し有線/無線(Any Media)通信分野でNessum通信方式の推進団体として新たなステージへ!

(PR TIMES) 2023年10月06日(金)07時15分配信 PR TIMES

HD-PLCアライアンス(旧名称)は、2023年 10月2日より有線/無線(Any Media)におけるNessum(注1)通信方式の推進団体として「Nessumアライアンス(新名称:以下 アライアンス)」に改称したと発表しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83590/7/83590-7-be62c8e328353a596dd5a11edad3ed15-1507x1228.png ]


HD-PLCアライアンスは、パナソニック ホールディングス株式会社(設立当時はパナソニック株式会社、以下パナソニック社)がファウンダーとなり2007年9月に設立された任意団体です。これまで国際標準規格IEEE 1901(注2)に準拠したHD-PLC(旧名称 注3)通信方式による通信機器間の互換認証、普及推進活動及び国際標準化活動を行ってまいりました。 

この度、「Nessumアライアンス」に改称した背景として、当アライアンス及び当会員が参画するIEEE標準規格協会(注4)の次世代通信規格IEEE P1901c(注5)の作業部会において、パナソニック社が提唱しているWavelet OFDM方式(注6)をベースとする通信技術がドラフト1.0として8月に承認されたことを機に、同社は、同通信技術のブランド名を「HD-PLC」から「Nessum」へと改称(注7)しました。これらを受け、当アライアンスは、今後も同通信技術を継続して推進する団体として活動するため、団体名称を変更することと致しました。 

当アライアンスは、今後、益々多様化する市場ニーズにお応えするため、Nessumにより既設の電力線/同軸線/専用線を利用した、高速デジタル化や省線化、長距離化通信はもとより、同通信技術を利用した微弱無線による近距離無線(水中を含む)通信(注8)の領域を新たに加え、有線/無線(Any Media)の両領域で新たなステージに取り組み、IoT社会に貢献してまいります。加えて、Nessumの互換認証システム整備、普及活動、並びに国際標準化活動を今後も継続し、積極的に推進してまいります。 

【新名称】 Nessumアライアンス
【変更日】 2023年10月2日
【URL】  https://jp.nessum.org/

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83590/7/83590-7-eb8f6f3e6e3f9fadda869444a65c961a-3840x1792.jpg ]


注記: 
注1.Nessum: “nessum” およびそのロゴは、パナソニック ホールディングス株式会社の日本、その他の国における登録商標または商標登録出願です。なお、当社製品はパナソニック ホールディングス株式会社のNessum技術に準拠しています。
注2.IEEE 1901: IEEE 1901は、マルチメディア ホーム ネットワーキング、オーディオ ビデオ、スマート グリッドなどのアプリケーション向けに開発された電力線通信の初の世界標準。2010年にHD-PLCがコア技術として採用され高速電力線通信のグローバル標準となりました。最新版は、IoTアプリケーションに適応したIEEE 1901-2020(2021年発行)。
https://standards.ieee.org/standard/1901-2020.html
注3.HD-PLC: High Definition Power Line Communicationの略でパナソニックグループが提唱する高速電力線通信方式の名称。HD-PLCおよびHD-PLCマークは、パナソニック ホールディングス株式会社の日本及びその他の国における登録商標もしくは商標です。
注4. IEEE標準規格協会: 米国電気電子学会(IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers)傘下の通信規格に関する標準化委員会。
注5.IEEE P1901c: IEEE標準化協会が2022年5月に承認・設置した新しいプロジェクト。
https://standards.ieee.org/ieee/1901c/10922/
ドラフト承認に関するプレスリリース(2023年9月8日)
https://jp.nessum.org/media/press/20230908-01j 
注6. Wavelet OFDM: Waveletとは、局在する波(有限長で速やかに減衰する波)の関数のことを指します。データに対してWavelet変換を施すことで周波数解析などに用いられる。本技術では、離散Wavelet変換の一種をOFDMに活用しています。https://jp.nessum.org/nessum/technology/
注7.パナソニック ホールディングス株式会社によるプレスリリース(2023年9月7日)をご参照ください。「世界初!有線、無線、海中における通信を一つのデバイスで実現可能に!パナソニック ホールディングスの開発技術がIEEEの次世代通信規格の技術ドラフトとして承認 〜ブランド名をNessumと改めグローバル展開を加速〜」 https://news.panasonic.com/jp/press/jn230907-1
注8.近距離無線(水中を含む)通信:Wavelet OFDMによる近距離無線通信技術は、2021年11月にPaWalet link技術としてパナソニックホールディングス(株)から発表されました。 https://news.panasonic.com/jp/press/jn211110-1



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る