プレスリリース
日本下水道事業団(JS)の写真管理フォルダと出来形管理基準に準拠した10の施工管理ソフトウェアが、J-COMSIA加盟会社から9月までに対応予定
JS対応施工管理ソフトウェアの一覧ページ: https://www.jcomsia.org/software/
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78415/7/78415-7-49c3c7709241988c9ec6a459e7500405-1760x866.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
JS工事受注者へ工事写真管理と出来形管理の効率化を推進するための協業プロジェクト
一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会(以下、J-COMSIA)は、日本下水道事業団(JS)が定めた施工管理基準に基づく出来形管理、工事写真の管理方法に対応するため、JSと協力して建設DXを推進しています。多くの受注者がこれらを現場にて手動で管理しており、労力がかかることが課題でした。この課題を解決するため、令和5年3月に「建設DX推進における協業に関する協定」をJSと締結しました。これまでの取り組みの成果として、JSの技術基準に基づく仕様がJ-COMSIA各社の施工管理ソフトウェアに実装され、JS発注工事における工事関係書類の作成や管理の効率化が期待されています。
J-COMSIA施工管理ソフトウェアに実装されたJS技術基準
土木・建築工事における工事写真管理フォルダの対応
JS仕様のフォルダ構成をJ-COMSIA各社のソフトウェアに組み込みました。これにより、工事写真の整理が容易になり、撮り漏れなどの不備が無くなることが期待されます。
土木工事における出来形管理基準値等の自動入力化
JS仕様の出来形管理基準及び規格値をJ-COMSIA各社のソフトウェアに組み込みました。これにより、工種を選択することで測定項目や規格値が自動で入力され、出来形管理の事前準備が効率化されます。
2024年9月までに10の施工管理ソフトウェアが対応
J-COMSIA加盟会社から10のソフトウェアが、2024年9月までにJSの工事写真管理フォルダと出来形管理基準に適宜対応する予定です。これらのソフトウェアの詳細は、J-COMSIA公式ホームページ(https://www.jcomsia.org/software/)に掲載されております。
JS仕様準拠「工事写真管理フォルダ」対応ソフト一覧
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/78415/table/7_1_ef3a25dedbab049724dfaf84dc8cfad5.jpg ]
JS仕様準拠「出来形管理基準」対応ソフト一覧
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/78415/table/7_2_cf9bee5b3d649f367f8e7d7475869e85.jpg ]
日本下水道事業団DX戦略部 建設DX課長、及川宗様のコメント
建設現場における工事写真管理と出来形管理は、プロジェクトの品質と効率に直結します。今回、J-COMSIAの各ソフトウェアに実装されたJS準拠仕様は、現場の生産性向上に大きく寄与するものと確信しています。今後もJSとJ-COMSIAで協力しながら、現場での業務効率化と生産性向上を目指します。
今後の展望
J-COMSIAとJSでは、今後も機械・電気設備工事における写真管理ガイドラインの作成や説明ツールの提供、電子黒板や提出書類の標準フォーマットの策定等に取り組み、建設工事現場での業務効率化と生産性向上を目指します。
関連リンク
J-COMSIA HPはこちら
JS対応アプリの一覧はこちら
施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)
一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)は、建設分野の施工管理に関わるソフトウェアを用いた業務の高度化、効率化を目指し、これらに関わる調査、企画、要件定義、システム開発及び保守並びに情報の提供を行います。また、これを広く普及することにより、建設技術の向上、建設事業の効率化、国土の安全かつ有効活用の促進を図り、もって国民生活の高度化及び経済の活性化に寄与することを目的とし、日本国内又は海外においてその目的達成のための事業を行います。
プレスリリース提供:PR TIMES