• トップ
  • リリース
  • 医療データ分析SaaS「SelfBase」を提供するテックドクターが、国立精神・神経医療研究センターの精神疾患レジストリ構築研究においてデータ解析を担当

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

株式会社TechDoctor

医療データ分析SaaS「SelfBase」を提供するテックドクターが、国立精神・神経医療研究センターの精神疾患レジストリ構築研究においてデータ解析を担当

(PR TIMES) 2022年01月25日(火)15時15分配信 PR TIMES

ウェアラブルデバイスから取得されるロングタームデータを活用し精神疾患レジストリ構築研究をサポート

「データで“調子”を良くする」をミッションに掲げ、医療・製薬関連をはじめとする研究機関向けに医療データ分析SaaS「SelfBase(セルフベース)」を提供する株式会社テックドクター(代表取締役:湊 和修、本社:東京都港区、以下:テックドクター)は、国立精神・神経医療研究センター(以下:NCNP)の研究開発プロジェクト「精神疾患レジストリの構築・統合により新たな診断・治療法を開発するための研究(研究開発代表者 中込和幸)」において、「SelfBase」の提供とデータ解析を行いました。
1.サマリー


テックドクターは2021年2月〜3月に実施されたNCNPの研究開発プロジェクト(日本医療研究開発機構(AMED)障害者対策総合研究開発事業)において、医療データ分析SaaS「SelfBase」を提供し、データ解析を担当。
病名や薬剤の使用情報に加え、ePRO(電子デバイスを用いた患者報告アウトカム)の調査結果などの「一時点ごとのデータ」と、ウェアラブルデバイスから継続的に取得される「ロングタームデータ」を組み合わせた、新たな大規模レジストリ構築が開始。
新たなレジストリに基づき、「疾患ごとのモニタリングデータの分析」や「主観的評価とロングタームデータの比較分析」などが行われている。


[画像: https://prtimes.jp/i/71267/7/resize/d71267-7-3472c7492dda175c8a72-4.png ]

2.プロジェクトの概要
【研究開発課題名】
「精神疾患レジストリの構築・統合により新たな診断・治療法を開発するための研究」
(AMED障害者対策総合研究開発事業)

【実施期間】
2021年2月15日から2021年3月26日

【当該研究開発の目的】
1.幅広い診断カテゴリーにわたる新たな大規模な精神疾患レジストリの構築
人口統計学的情報等の基本的な臨床情報に機能ドメインを反映する臨床情報を付加する。固有IDを用いることで生体情報(血液・髄液、脳神経画像、ゲノム情報、患者由来iPS細胞、ヒト脳組織)との連結をはかり、縦断的な経過を追う。
2.ビッグデータの解析
均質な集団を抽出する解析方法を見出し、その病態の解明に基づく個別化医療や精神医療の標準化の促進に取り組む。

3. テックドクターの業務内容


ウェアラブルデバイス(Fitbit)に係るアカウント設定・管理・データ収集
ウェアラブルデバイスにより収集された経時的な生体モニタリング情報とePROにより収集される主観的・客観的評価データの比較検討などのデータ解析
解析用データセット作成に必要となるダッシュボードや専用ストレージ機能を含む「SelfBase」の提供
業務に係る手順書等のドキュメント作成と、その進捗管理

※ボックス内の「ウェアラブルデバイス」はFitbit社の「Fitbit Sense」を指しています。

4.当社が考える本プロジェクトの意義
大規模精神疾患レジストリにウェアラブルデバイスの活用が開始
新たなレジストリは、病名や薬剤の使用情報に加え、ePROの調査結果やウェアラブルデバイスから収集される生体モニタリングデータも組み合わされたものになっています。様々な研究に用いられるデータベースにウェアラブルデバイスから取得されるデータの活用が試みられていることは、個別化医療や精神医療の標準化の促進に資するものとなりえるため意義深いと考えます。

データの組み合わせにより新たな分析が可能になったこと
新たなレジストリにより、カルテ情報や調査表への回答などの「一時点ごとのデータ」とウェアラブルデバイスから取得される「ロングタームデータ」を組み合わせた分析が可能になりました。当社では「疾患ごとの経時的生体モニタリングデータの分析」や「主観的評価と客観的データの比較検討」などを行っており、精神疾患に関する新たなデジタルバイオマーカーが確立されることを期待しています。

5.会社概要
株式会社テックドクターは、"データで調子を良くする時代へ"をビジョンに、ウェアラブルデバイスやオンラインアンケートを用いたメンタルヘルスサポート「SelfDoc.」と、ウェアラブルデバイスからのロングタームデータ、ePROや各種医療データを保存し簡便に解析ができるデータ解析基盤「SelfBase」を展開しております。医学部での研究活動を背景とした医学的視点と、各種ウェアラブルデバイス等のAPI開発パートナーとして心拍や体動、睡眠などのデータ解析の技術力とを組み合わせて、ビジョンの達成を目指しています。

【代表】湊 和修
【所在地】〒106-0032 東京都港区六本木7-14-23 クロスオフィス六本木
【メールアドレス】support@technology-doctor.com
【ホームページ】https://www.technology-doctor.com
【note】https://note.com/techdoctor/followers
【twitter】https://twitter.com/TechDoctor13



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る