プレスリリース
Scene株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:ビジャヤン スワティナト)は3DドキュメントSceneを電動トレーラー製造のK-Ryole社に導入し、サポート部門の大幅なコスト削減を実現しました。
パリに本社を置くK-Ryoleは配達用の電動トレーラーの製造・販売を行っています。
欧州各国にサービスエンジニアを配置する同社のオペレーション部は、Scene(https://www.scene.space/)を導入してサービスマニュアル・パーツカタログの3D化、業務時間の短縮、顧客によるメンテナンス作業の実現など、多くの効果を得ています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/54982/7/resize/d54982-7-e3bfb53a911c235fe32f-1.png ]
<画像:Sceneで作ったサービスマニュアルのサンプル>
↓URLから3Dドキュメントにアクセス(Sceneは3Dで作った資料をURLで簡単に共有できます)
https://www.scene.space/document/j-vj44tMw5QS4D6AyewgPQ
【3D ドキュメント 『Scene』 導入前の課題】
サービス部門では、欧州各国に配置されたサービスエンジニアが参照するための、部品交換や点検項目をまとめたサービスマニュアル・パーツカタログを数多く作成する必要があります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/54982/7/resize/d54982-7-ec5e0eac36687a329a16-0.png ]
(画像:K-Ryole社の製造する電動トレーラー)
問題1.:資料作成に時間がかかる
以前は、実機の写真をWordに貼り付け、文章で説明を付けていました。
倉庫に行って実機をいくつもの部品に分解し、何枚もの写真を撮影した後、文章にまとめる作業は長時間にわたり、1つの資料をまとめるのに4日間が必要でした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/54982/7/resize/d54982-7-b0564ef8d541e1b41c30-3.png ]
(画像:写真と文章で作成したマニュアル 理解しにくいため問合せをよく受けるという)
問題2.:資料の不明点に対して問合せを受ける
サービスマニュアルの写真はどこを撮影したものか判別しにくく、文章も伝わりにくいことから、理解に不安を持ったサービスエンジニアは確認のミーティングを依頼してきます。
問題3.:現物が手元にない
顧客からの質問に対して説明資料を作る際も同様に、倉庫の在庫を確認し、撮影を行っての資料作成が大きな負担となっていました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/54982/7/resize/d54982-7-c3be3cb90b8f460feeec-4.png ]
(画像:マニュアル作成のために倉庫に行き、実機をばらして写真を撮る手間がかかっていた)
【3D ドキュメント 『Scene』 導入後の効果】
効果1.:資料作成時間の短縮
Sceneを使い始めて資料作成の時間が40%短くなりました。
また、リアルな実機の多くの部品をばらす・組み立てる作業はそれだけで長い時間がかかってしまいます。写真を撮るために倉庫に行って実機をばらす必要が無くなり、3Dモデルで自由に説明できるのが大きいです。
効果2.:3D/立体的で分かりやすいことの効果
紙媒体の資料には、参照した作業者から多くの質問を受けていましたが、Sceneを使い始めてから作業者から確認の連絡が来なくなりました。
更に3DドキュメントのURLをQRコードとして印刷し、交換部品と一緒に顧客に送付しました。顧客はQRコードをスマートフォンで読み込み、3Dドキュメントの交換手順を参照し、顧客が自力で部品交換作業を終えることができました。
【今後の展開】
サービスエンジニアがScene上で、3Dの部品をクリックすれば、すぐに部品名を確認できるので、パーツカタログとしての運用を開始する想定です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/54982/7/resize/d54982-7-4d23cbb7332362ada51d-2.png ]
K-Ryole(フランス)
オペレーション部
ゲリック・ドゥ・リマクル 部長
■ 3Dドキュメントツール『Scene』について
Sceneは、あらゆる部門が3DCADデータを二次活用して、3Dの資料作成・情報伝達を可能にする、シンプルな3Dツールです。
今まで3Dデータを活用できなかった生産技術・製造・保守サービス部門が、設計で作られた3DCADファイルを自由に活用し、手順書・マニュアル・教育資料、Web会議でのプレゼン、顧客への説明を3Dで行うことができるようにします。
他の3Dツールと違う特徴は、機能をシンプルに抑えつつ、一般的な資料作成ツールのような操作感で、どんな部門でも簡単に使える仕様です。
https://www.scene.space/
■ K-Ryole 会社概要
本社所在地:134 rue Aubervilliers, 75019 Paris
代表者:Nicolas Duvaut
事業内容:電動トレーラーの製造販売
URL:https://k-ryole.com/
■ Scene株式会社 会社概要
本社所在地:東京都渋谷区桜丘町11-6
代表者:代表取締役 ビジャヤン・スワティナト
設立:2019年12月
事業内容:3DドキュメントSceneの開発・販売
URL:https://www.scene.space/
プレスリリース提供:PR TIMES