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一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン(CAJ)

誰もが自然の恩恵を享受できる健全な気候と私たちの未来のため、衆議院選挙を前に、アウトドア事業者が協同で、自然に根ざした解決策を進める候補者と日々の選択を促すイニシアチブを発表

(PR TIMES) 2021年10月12日(火)12時45分配信 PR TIMES

「未来のために選択しよう! Vote the Outdoors /Our Outdoors Our Choice」


[画像1: https://prtimes.jp/i/45833/7/resize/d45833-7-f0edd6724120f048268a-3.jpg ]


本日、日本のアウトドア産業に関わる45ブランドが加盟する*コンサベーション・アライアンス・ジャパン(アウトドア環境保護基金/以下CAJ)では、2021年秋の衆議院議員選挙を前に、新しいイニシアチブ『Vote the Outdoors - 未来のために選択しよう』および『Our Outdoors Our Choice - 未来のために選択しよう』を発表しました。

これは、今回の衆議院議員選挙をきっかけに、日本のアウトドア産業に関わる多くのユーザーやコミュニティに対し、健全な気候と自然環境のもとアウトドアを楽しみ、活気あふれる地域社会や人々の多様性とインクルージョン、そして、それらに根ざした未来を持続するための『選択』をすることを広く呼びかけるアクションです。

現在の気候危機は、日常生活はもとより、短時間で局地的に大量の降雨をもたらす暴風雨や、それに起因する土砂崩れや洪水、倒木等によるダメージにより、アウトドアの機会は失われ、フィールドを維持管理するための労力や資金は増加、私たちがこよなく愛する山や森、そこにアクセスするための登山道や山小屋、スキー場やキャンプ場などのアウトドア・フィールド、そして、私たちのビジネスにも確実に影響を及ぼし始めています。

これらはすべて、メーカーや小売店、施設やガイドなど、個人事業主を含むアウトドア産業全体、ひいてはフィールドを抱える地域社会に悪影響を及ぼします。さらに、広く製品サプライチェーンまで目を向けると、異常気象は、原材料の生産地や生産工場の稼働にも影響を与え、たびたび市場に混乱を引き起こしています。

このままでは、アウトドアが提供する5つの価値、すなわち、「健康とウェルネスの増進」、「青少年の育成」、「地域社会の発展」「環境保全」「社会的公平」が失われ、誰もがアウトドアに公平にアクセスする権利の危機でもあります。

“地球にとって最大の脅威は、誰かが救ってくれると信じていることである”。
これは史上初めて南北両極点を徒歩で踏破した探検家ロバート・スワンの言葉です。

CAJがめざす未来とは、気候を含む自然環境や地域社会、人々が健全で、そうしたステークホルダーとの良好な関係によって成立し、繁栄しているアウトドアの世界です。健全な森林や草地、河川や海洋などは、私たちにとって大切なアウトドア・フィールドであり、人類にとって必要不可欠な生態系サービスを提供してくれる生物多様性のゆりかごです。また、そこは、温暖化を緩和させるための重要な炭素吸収源でもあり、自然環境が適切に保全、修復、維持されていくことで、誰もが自然とふれあう機会が得られ、その恩恵を享受し、活気あるコミュニティが営まれていく未来です。

そこで、CAJは2021年秋の衆議院議員選挙を前に、この新しいイニシアチブを発表しました。選挙での候補者の「選択」も、日常のさまざまな場面での「選択」も、こうした未来を形づくる「未来のための選択」にほかなりません。

気候危機を解決するための唯一の方法として、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)など、国際的な研究機関で検討されている緩和策の成功シナリオは、「一刻も早くCO2の排出量を減らし、温暖化を1.5℃に抑え、生物多様性の宝庫でもある熱帯雨林や海洋生態系を保全し、農業やその他の土地利用(林業など)が、二酸化炭素の主要な排出源から、全体的に二酸化炭素を貯蔵し始めるようにすること」と言われています。

つまり、私たちが「未来のための選択」する基準は、選挙であれば、この成功シナリオにあるように、エネルギーシステムの脱炭素化、農業や林業が炭素吸収源へと転換するための、自然に根ざした、かつ人々にとって公平な解決策を推進することを約束している候補者かどうか。また、投票だけでなく、日常における「選択」であれば、そうした取り組みを積極的に実践しているビジネスや自治体かどうか。さらには、買い物やエネルギーの使用など、私たち自身の行動変容という「選択」も必要です。

「Vote」や「投票」という言葉を使うのが会社のルールやいろいろな理由で難しいメンバーは、もうひとつのコアメッセージ『Our Outdoors Our Choice - 未来のために選択しよう』を活用、このたびの選挙だけでなく、これからの日常的な場面でも、アウトドアや自然環境、地域社会の未来を意識した「選択」を呼びかけていきます。

アウトドアでは十分な情報に基づいた計画と準備が重要です。しかし、今回の衆議院議員選挙については、投票日に未来の「選択」をする上で、CAJが皆さんに提供できる情報は、じつはあまり多くはありません。私たち自身、そこが、このキャンペーンの課題と認識しています。ぜひ、みなさんで有効な情報を見つけたら、以下のハッシュタグを活用して、私たちの未来を「選択」するために必要なポジティブな情報の共有をお願いします。

#VoteTheOutdoor
#OurOutdoorsOurChoice
#未来のために選択しよう
#CAJ

*メンバー企業によってその「選択」は千差万別です。まずは自社の従業員に広く、このたびのキャンペーン内容を周知するための社内勉強会を開催し、投票に行くことを奨励するという「ドクターブロナー」。伊勢のアウトドアショップ「バッドパームス」の店頭では、ステッカーをレジ前に置いて購入者に配布。また、ステッカーやポスターを社内でも配布展開し、当日投票に行けない従業員に期日前投票を呼びかけるキーン・ジャパンなど、自社の従業員からエンドユーザーまで自社のHPやSNSも駆使して、このたびのキャンペーンを内外に広く呼びかけています。また、パタゴニア日本支社では、独自の選挙キャンペーン「Vote Our Planet」を展開、正規取扱店を含む取引先にも参加を呼びかけるなど、つながりのあるアウトドアスポーツコミュニティやアスリートと共に投票を促すアクションを展開するなど、アクションと「選択」は各社各様です。

*Conservation Alliance Japan(CAJ)
一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン(代表理事:三浦務 所在地:東京都)


[画像2: https://prtimes.jp/i/45833/7/resize/d45833-7-6be8913aa9f879579b56-4.png ]


CAJは2000年に設立。アウトドア関連産業に関わる企業や事業主が会員となることができ、各社の売上規模に応じた会費を拠出。日本のアウトドアフィールドとして、貴重な自然環境を保護する活動を行なっている草の根の団体やプロジェクトに対し、活動資金の支援を行なってきた。2019年に一般社団法人化、現在45ブランドが加盟。これまでに200近い支援先に約1億円もの助成活動を行なってきた。

本件に関するお問い合わせ先:
一般社団法人コンサベーション・アライアンス・ジャパン(CAJ)事務局
E-mail:info@outdoorconservation.jp
https://outdoorconservation.jp/

■CAJ会員一覧(2021年10月時点)
[画像3: https://prtimes.jp/i/45833/7/resize/d45833-7-0621665229685d4beee8-1.jpg ]

※尚、本キャンペーンはCAJが企画主催するもので、それぞれの会員企業の参加の方法等については異なります。






プレスリリース提供:PR TIMES

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