プレスリリース
クリーニング業界“脱プラ”の新機軸 10年間で約350トン以上のプラスチック削減 6割の使い捨てハンガー廃止へ
株式会社東田ドライ(所在地:兵庫県西脇市下戸田 93-5、代表取締役社長:東田 伸哉)は、2022年4月より導入されるプラスチック資源循環促進法 施行に基づき、SDGs施策の一環として、2022年3月14日(月)より、工場や店舗で簡単に衣類から外すことができるハンガー「ワンタッチハンガー」を導入します。
「ワンタッチハンガー」の導入により、工場の出荷時や店舗の受け渡し時に発生する使い捨てハンガーが不要になるため、10年間で約350トン以上のプラスチックごみの削減を見込んでいます。
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クリーニングの工程においてハンガーは必要不可欠ですが、商品お届けの際、お客様の多くはハンガーを必要としていません。
そのため、東田ドライは使い捨てプラスチックハンガーの削減は、事業者が取り組むべき課題解決と判断し、ハンガー自体をつけずに納品するアイデアを産み出し、メーカーと共同でワンタッチで外せるハンガーの開発を行いました。ハンガー全体の6割をワンタッチハンガーに順次変更することで、10年間で約350トン以上のプラスチックごみを削減できます。
■東田ドライ「ワンタッチハンガー」概要
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導入日 : 2022年3月14日(月)
導入先 : 宅配クリーニングサービス「リナビス」/東田ドライ直営営業店
導入数 : 24万個 (当社使用ハンガー全体の6割)
■開発の経緯
SDGsへの取組みに関してお客様からのご要望が一定数あり、なにかよい方法はないか社内で検討してまいりました。
構想当初は、古紙・石灰石といったエコな素材を配合したハンガーを試作したのですが、コストにみあうよいものが中々できませんでした。最終的に、ハンガーを納品しない形が実現できたらよいのではと考え、今回のワンタッチハンガーの開発に至りました。
ハンガーは、捨てる際にゴミ袋からはみ出したりと、捨てるにも一苦労する代物です。弊社は、環境配慮に対する取組みも行いつつ、ハンガーの改良という“おせっかい”でお客様のお手間を減らしたいと思っています。
(参考)クリーニング業界のプラスチック削減目標について
2022年4月1日(金)に施行されるプラスチック資源循環促進法で定められた削減対象には、クリーニングのプラスチックハンガーおよびポリ包装(ガーメント)も含まれています。そのため、クリーニング事業者はハンガーの提供方法や提供する使用製品への工夫が求められています。クリーニング事業者は削減目標に従い、1、有料化、2利用者への受取りの意思確認、3、提供を断った利用者へのポイント還元、4、回収後の再利用、等の何等かの取組みを実施することが義務付けられます※1。
※1 全国クリーニング生活衛生同業組合連合会「プラスチック資源循環促進法の削減対象品目にプラスチックハンガー・ポリ包装が指定 令和4年4月施行にむけ業界内で物議」https://www.zenkuren.or.jp/news/5977(2021年9月15日)
■株式会社東田ドライについて
当社は、兵庫県の西脇市(日本のへそとも言われる)という場所で、地域密着型のクリーニングサービスを提供しています。現在、クリーニング業界内でも、いち早くオンラインサービスを導入し、インターネットで注文できる宅配クリーニング&無料保管サービス「リナビス」を展開中。地元と同様に効率よりも手間暇かける「おせっかい」なクリーニングで、全国のお客様の沢山の喜ぶ笑顔を追及しています。
【会社概要】
会社名:株式会社東田ドライ
設立:1959年
資本金:5,000万円
代表者:代表取締役社長 東田 伸哉(とうだ しんや)
本社所在地:〒677-0043 兵庫県西脇市下戸田93-5
電話番号:050-3628-4810
FAX番号:0795-23-1517
直営営業店:5店舗
従業員数:130名
業務内容:クリーニング事業
公式サイト:https://rinavis.com/
プレスリリース提供:PR TIMES