プレスリリース
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gallery UG Tennozでは、2022年4月29日(金・祝)より2022年5月14日(土)まで、立花光朗による木彫展を開催します。
立花光朗は、吉野毅氏の教えを受け東京芸術大学に入学し、大学では深井隆氏に師事し、木彫作家としての礎を築きました。その流れを汲むかのように、人体彫刻と抽象的物語性を合わせた表現を追求しています。一体一体に物語を創造し、その樹のもつ時間の流れや景観を感じさせるような神秘的な世界観を見せてくれます。
今展覧会では、葉を纏った「葉衣」作品を中心に、様々な年代の作品を展示します。
その中には上総国にある「十一指の森」をテーマにした作品もあり、作品の憂いを帯びた表情は、立花がどのように生命について考えているのか垣間見える展示になっています。
どうぞご高覧ください。
「私の作品には大きく分けて二つのテーマがあります。
一つは、神話、民話、小説などの物語を題材に製作した木像たち。
物語に登場するキャラクターをテーマにするときは、それぞれにある悲劇を思いうかべ造形しています。
もう一つは「樹に宿る生命」を表現した木像たち。
地中海に伝わる「Hamadryas(ハマドリアス)」「Dryad」などの神話、民話から着想を得て、独自の解釈で製作しています。
近年取り組んでいるのは、私が想像した物語に出てくる樹の精を表現することです。
今回お展示は「葉衣」を纏った木像たちを中心に、様々な年代の作品を展示しました。その様子を楽しんでいただければ幸いです。」
立花 光朗
【プロフィール】
1967 神戸市出身
1994 東京藝術大学大学院彫刻科修了
2022 個展「葉衣」-gallery UG Tennoz , 東京
2020 個展「静寂の森〜Forest of silence〜」-えすぱすミラボオ,東京
2019 「掌」-gallery UG Bacrocho , 東京
2018 「2011~2018軌跡をたどる」-天王洲アイルセントラルタワーアートホール , 東京
2012 個展「Story of trees」-日本橋高島屋6階美術画 , 東京
2011 「21世紀の立体造形展vol.5」-松坂屋名古屋店南館美術画廊, 名古屋
2009 個展-ギャラリー・オカベ , 東京(V11~V19)
個展-市原市 水と彫刻の丘美術館,千葉
2007 個展-東京大丸 ギャラリーテン , 東京
【展覧会概要】
立花光朗「葉衣」
2022/4/29(金) – 5/14(土) 11:30 – 18:30 金曜日のみ 11:30-20:00 *日月休廊
gallery UG Tennoz
〒140-0002 東京都品川区東品川 1-32-8 TERRADA ART COMPLEXII 2F
https://gallery-ug.com/exhibitions/hagoromo/
プレスリリース提供:PR TIMES