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バイテク情報普及会

遺伝子組み換え食品のイメージは改善傾向、若い世代ほど受容的

(PR TIMES) 2022年03月14日(月)16時15分配信 PR TIMES

〜遺伝子組み換え/ゲノム編集食品に対する消費者の意識調査〜

バイテク情報普及会(東京都千代田区)は、全国の20代〜50代の男女2,000人を対象に、「遺伝子組み換え食品/ゲノム編集食品」に対する意識調査を実施しました。
調査背景
日本でも遺伝子組み換え作物を原料とする食品は私たちの暮らしに深く浸透していますが、多くの消費者はそのような実態をご存知なく、それらの食品に対し漠然とした不安感を持っており、依然として受容意識が低いと言われています。そこでバイテク情報普及会は「遺伝子組み換え食品」に対する消費者意識を把握し、その受容意識の向上を目的とした調査を2021年12月に実施しました。また、2021年よりゲノム編集作物・魚の流通が開始したことを受け、「ゲノム編集食品」に対する意識についても併せて調査しました。

調査概要


アンケート調査(定量調査)
調査対象者・規模:全国の20〜50代の男女合計2,000人(各世代・性別ごと×250サンプル)
調査方法:Web調査(楽天インサイト)
調査時期:2021年12月上旬



主な調査結果
【1】遺伝子組み換え食品に対して良いイメージ、または何のイメージも持っていない人の合計は約半数、若い世代ほど肯定・中立的
遺伝子組み換え食品についてどのようなイメージを持っているかとの問いに「良い」または「どちらかといえば良い」と答えた人は全体の約12%、「特に何のイメージも持っていない」と回答した人は全体36%でした。年代別で見ると若年層であるほど遺伝子組み換え食品に対して良いイメージ、または何のイメージも持っていない人の割合が高い傾向がみられました。

・遺伝子組み換え食品についてどのようなイメージを持っていますか。全く知らない方は、どのようなイメージを持ちますか。
[画像1: https://prtimes.jp/i/74703/6/resize/d74703-6-4db65fac61a731deece2-0.png ]

また、遺伝子組み換え食品を必要なものだと思うかとの問いでも、「非常にそう思う」「そう思う」と回答した人は20代が一番多く、若年層であるほど遺伝子組み換え食品に肯定的な人の割合が高いことを示しました。


・あなたは遺伝子組み換え食品を必要なものだと思いますか。

[画像2: https://prtimes.jp/i/74703/6/resize/d74703-6-ce2c474a514def73ea07-1.png ]

【2】遺伝子組み換え食品に対するイメージは年々改善
当会が過去に実施した調査と比較すると、遺伝子組み換え食品に対して「怖い・悪い」イメージを持つ人の割合は減少傾向にあります。

・遺伝子組み換え食品についてどのようなイメージを持っていますか。全く知らない方は、どのようなイメージを持ちますか。
[画像3: https://prtimes.jp/i/74703/6/resize/d74703-6-af4c9d40fff3e3e4e837-2.png ]

【3】情報提供により遺伝子組み換え食品に対するイメージは全体の5割以上の人が向上
遺伝子組み換え食品に関するいくつかの情報を回答者に提示した後、あらためて遺伝子組み換え食品のイメージを確認したところ、情報提示前よりイメージが良くなったと約半数の人が回答しました。

提示した遺伝子組み換え食品の情報(一部)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/74703/table/6_1_192d8c71b0f9be794ec3ae74c6be6e3a.jpg ]


・これらの特徴を知って、あなたの「遺伝子組み換え食品」に対するイメージや考えは変化しましたか。
[画像4: https://prtimes.jp/i/74703/6/resize/d74703-6-0cee4e6abb6a27a7496e-3.png ]



また、「遺伝子組み換え食品は必要なものだと思うか」との問いに「非常にそう思う」「そう思う」と回答した人は情報提示前が2割(【1】のグラフ2参照)だったのに対し、情報提示後は約5割に増加しました。

・これらの特徴を知って、「遺伝子組み換え食品」は必要なものだと思いますか。
[画像5: https://prtimes.jp/i/74703/6/resize/d74703-6-27a5051018ac571014e7-4.png ]

【4】ゲノム編集食品について全く知らないと回答した人は約半数、良いイメージまたは何のイメージも持っていない人は全体の3分の2
ゲノム編集食品について全く知らないと回答した人は全体の約半数で、どのようなイメージを持っているかの問いには「良い(1.7%)」「どちらかといえば良い(6.6%)」、「特に何のイメージも持っていない(58.5%)」「どちらかといえば怖い・悪い(25.0%)」「怖い・悪い(8.4%)」でした。

・「ゲノム編集食品」についてどのようなイメージを持っていますか。全く知らない方は、どのようなイメージを持ちますか。
[画像6: https://prtimes.jp/i/74703/6/resize/d74703-6-6bd1ba63c1a660d44ba5-5.png ]



調査結果の詳細は以下URLよりPDF資料をダウンロードしてご覧ください。
「遺伝子組み換え/ゲノム編集食品に対する消費者の意識調査(2021年)」
https://cbijapan.com/wp-content/uploads/2022/03/2021_CBIJ_Consumer_Survey_on_GM.pdf

【その他本件に関するお問い合わせ】
バイテク情報普及会 事務局
お問い合わせ専用メール:secretariat@cbijapan.com
電話:03-3525-4805

バイテク情報普及会(英名:Council for Biotechnology Information Japan、CBI Japan)は、植物科学やバイテク作物の開発企業で構成する国際組織「クロップライフ・インターナショナル(本部ブリュッセル)」傘下の任意団体で、2001年10月1日に設立されました。本会は持続可能な農業の実現や食料の安定供給への貢献を念頭に、サイエンスベースで透明性ある許認可システムの構築を支援するための活動や幅広いステークホルダーの皆様にバイオテクノロジーの重要性をご理解いただくための広報活動を行っています。
https://cbijapan.com

<バイテク情報普及会 会員会社>
コルテバ・アグリサイエンス日本株式会社、シンジェンタジャパン株式会社、ダウ・アグロサイエンス日本株式会社、バイエル クロップサイエンス株式会社、BASFジャパン株式会社(50音順)



プレスリリース提供:PR TIMES

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