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クリーンエア・スカンジナビア株式会社

【研究報告】空気中の浮遊ウイルスは空気清浄機によって10分で除去可能

(PR TIMES) 2023年01月24日(火)18時45分配信 PR TIMES

仙台医療センターとクリーンエア・スカンジナビア株式会社の共同研究結果報告

ウイルス対策として空気清浄機の使用が日常的になされるようになりましたが、ウイルス対策としてどの程度の効果があるのでしょうか。仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンターはクリーンエア・スカンジナビア株式会社との共同研究によってその測定に成功しました。結果として、クリーンエア・スカンジナビア株式会社が販売展開する空気清浄機「QleanAir FS 30」は、わずか10分で空気中のウイルス粒子を95%以上除去できることがわかりました。
果たして本当に空気清浄機によって空気中のウイルスは室内から除去できるのか、という問題はコロナ禍でしばしば提起されていました。独立行政法人国立病院機構仙台医療センター(宮城県)はクリーンエア・スカンジナビア株式会社(東京都)との共同研究により、空気清浄機がもたらす効果を測定することに成功しました。その結果、クリーンエア・スカンジナビアの空気清浄機「QleanAir FS 30」は、わずか10分で、浮遊するウイルス粒子の95%以上を、静音性を保ちながら、除去することができました。なお、独VDIのガイドライン(空気清浄、気流、騒音レベル、部屋の快適性と安全性に関するガイダンスを網羅した新しい専門家による勧告)におけるウイルス低減要件は、30分で90%です。

「当社の技術が10分という短時間で空気を清浄化できるという事実は、病院、学校、オフィス、ホテルなど、きれいな空気環境が求められる公共のエリアにおいて、非常に有意であることを意味します」とクリーンエア・スカンジナビアAB(スウェーデン本社)のCEOであるセバスチャン・リンドストロームは述べています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/70187/6/resize/d70187-6-6e4f32978c8c8aa62d6c-2.jpg ]


独立行政法人国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンターは、空気清浄機による室内の空気の質の違いについて研究・調査しました。安全な試験環境において、ネブライザー(エアロゾル発生器)を用いて、コロナウイルスの原因ウイルスであるSARS-CoV-2とほぼ同じ粒子径の活性インフルエンザウイルスを室内空気中に放出しました。クリーンエア・スカンジナビアの空気清浄機「QleanAir FS 30」を使用した場合と使用しない場合の両方それぞれで、空気質を経時的に測定しました。

「この研究により、高性能なフィルタを搭載した空気清浄機が空気の質にどのような違いをもたらすかが明らかになり、空気清浄機の性能が室内の空気の質を決定的に左右することがわかりました」と、クリーンエア・スカンジナビア株式会社代表取締役社長の清水グレンは語っています。

この研究で使用された空気清浄機「QleanAir FS 30」は、コロナウイルスの感染拡大当初、スウェーデンのカロリンスカ大学病院内集中治療室の空気を浄化するために、同病院と緊密に連携して開発されたものです。「QleanAir FS 30」は、最大毎時800〜1000 m3の空気を19〜45 dB(A)のレベルの動作音で供給します。独VDIが求める新しい基準をはるか高く上回るメーカーは空気清浄機の業界では数少ないです。

「クリーンエア・スカンジナビアは、室内のウイルスを効果的に減少させる効果的な空気清浄機を提供できること、そして新しいVDIガイドラインをいち早く満たしたことを誇りに思います。この研究結果は、適切な技術とフィルタを備えた空気清浄機を選ぶことの重要性を裏付けるだけでなく、当社の空気清浄機が感染性の高いエアロゾルを迅速かつ静かに低減することを証明しています」と、リンドストームは語ります。

研究概要


この研究は、独立行政法人国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンターと、クリーンエア・スカンジナビア株式会社によって実施された
25m³の研究室内で、空気清浄機が浮遊ウイルスの粒子含有量を低減させる効果を測定することを目的としたものである
研究は、室内の空気がSARS-CoV-2とほぼ同じ粒子サイズの活性インフルエンザウイルスで汚染された安全な試験環境で行われた
空気の質は、クリーンエアの空気清浄機を使用した場合と使用しない場合の両方で、経時的に測定された
本試験で使用した空気清浄機は、「QleanAir FS 30」である


結果


この研究では、ISO 45 H(欧州規格EN1822におけるH14グレード、HEPA14と同等)とISO 15 E(欧州規格EN1822におけるE11、EPA11と同等)の両方のフィルタを搭載した「QleanAir FS 30」の室内空気中の浮遊ウイルス粒子の捕集の様子を調べた
対象の空気清浄機を使用しない場合の粒子の30分間における減少率はわずか16.9%であった一方、「QleanAir FS 30」を稼働させるとどちらのフィルタ搭載でも、室内空気中のウイルス粒子を95%以上除去するのにかかったのはわずか10分であり、20分後には約99.9%、30分後には99.99%以上除去され、いずれのフィルタを搭載しても非常に効果的に空間を浄化することが確認された
ISO 45 Hフィルタを搭載した機体よりむしろISO 15 Eフィルタを搭載した機体の方が室内空気の浄化が早かったが、これは、後者のより高い処理風量を反映したものである


[画像2: https://prtimes.jp/i/70187/6/resize/d70187-6-c208db71ed3dfbe69819-0.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/70187/6/resize/d70187-6-875bec57791457dad016-1.png ]


参照


「HEPAおよびそれに準ずるフィルタを装着する空気清浄機のエアロゾル中の微粒子とウイルスの低減性能の比較―粒子捕集率と処理風量の積の比較の重要性―」(西村秀一・大野誠司, Earozoru Kenkyu, 37 (4) 276-282 (2022) doi: 10.11203/jar.37.276 )
クリーンエア・スカンジナビア株式会社ホームページ:https://www.qleanair.jp/
クリーンエア・スカンジナビアABホームページ:https://qleanair.com/



プレスリリース提供:PR TIMES

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