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一般社団法人つくろい東京ファンド

難民・仮放免者を「ホームレス」にさせない!ホームレス化した難民・仮放免者が暮らすこことができる「りんじんハウス」をつくるためにクラウドファンディングを実施します| つくろい東京ファンド

(PR TIMES) 2022年12月05日(月)11時40分配信 PR TIMES

無償での住居提供・家賃支援を行うために【500万円】を目標額としてクラウドファンディングを実施します

現在、難民や仮放免状態に置かれている方々が生活に困窮し、住まいを失ってしまうケースが相次いでいます。「難民・仮放免者のホームレス化」という深刻な事態も起こっています。
一般社団法人つくろい東京ファンド(https://tsukuroi.tokyo/ 代表: 稲葉剛) はこれまでも「住まいは基本的な人権である」という理念に基づきシェルター運営などの住宅支援事業を展開してきました。
私たちは新たに、住まいを失った難民や仮放免状態に置かれている方々の状況に対応するために、無償の住居提供を開始します。
また、現在住まいをお持ちであっても、家賃を支払えず、家を失う危険性の高い難民や仮放免状態に置かれている方々も多くいます。こうした方々の「ホームレス化」を防ぐために家賃支援も始めます。
これらの支援を行うために、2022年12月1日から2023年2月28日(予定)にかけて、500万円を目標額としたクラウドファンディングを実施します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/61703/6/resize/d61703-6-7d91ff9ddba1e61cef1e-1.png ]

■仮放免者とは?
「仮放免者」とは、「収容令書または退去強制令書により収容されている者について、病気その他やむを得ない事情がある場合、一時的に収容を停止し、例外的に身柄の拘束を解くための措置」を受けている方々です。
「仮放免者」は日本政府から「日本にいるべきではない人」と一方的に判断されていますが、難民であるなど、それぞれに「帰ることができない」事情や理由があります。


難民であり、帰国すると差別や迫害などによって命を失う危険性がある
そもそも日本で生まれ育った
日本に家族がいる
日本に長く暮らしてきて、生活の拠点が「ここ」にある


彼女ら彼らには、このように「帰ることができない」様々な事情があります。

■「生きていけない」仮放免者
仮放免者は働いて収入を得ることが一切認められていません。
また、国民健康保険にも加入できず、「最後のセーフティネット」である生活保護の利用もできません。働くことができなければ、暮らしを営むことができないのは当然です。その上、さまざまなセーフティネットへのアクセスも制限されており、極めて深刻な生活状況を強いられています。衣・食・住の不足はもちろんのこと、「病院に行けない」など心身の健康を維持することも困難な状況にあります。
支援の現場では、連日、「食べ物がありません」「家賃を払えず追い出されてしまいそうです」「ホームレスになりました」「お金がなくて病院に行けません、すごく苦しいです」といった相談が相次いでいます。
仮放免状態に置かれた方々は以前からこうした困窮を強いられていましたが、ここ2年間のコロナ禍の影響もあり、その「生きていけない」状況はさらに悪化の一途をたどっています。
難民として保護されるべき人々、長くこの国でともに暮らしてきた人々、日本生まれ・日本育ちの子どもたちが「生きていけない」厳しい状況に置かれています。
「難民・仮放免者がホームレス化する」という事態が現に起こっています。
彼女ら彼らの現状を「生きていけない」という言葉で表現することは、決して大袈裟ではありません。現実はそれだけ切迫しています。

■つくろい東京ファンドの今までの取り組み
これまでも、つくろい東京ファンドは困窮する難民・仮放免状態に置かれている方々に対して、


住居支援(シェルターの提供)
食糧支援
医療同行支援


といった支援をしてきました。
また、小規模ではありますが、「ホームレス化」を防ぐための家賃支援も可能な範囲で行なってきました。
現在も次々に相談が寄せられています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/61703/6/resize/d61703-6-e916d99a834db0e79d93-2.png ]


■「りんじんハウス」をつくりたい!
難民や仮放免状態に置かれている方々が、「住まいを失い、安心して生活することができない」という状況を少しでも改善するために、つくろい東京ファンドは新たに「りんじんハウス」をつくります。
私たちは、4世帯ほどが暮らすことができる住居を所有者の方から貸していただけることになりました。
この住居を、困窮し、住まいを失った難民や仮放免状態に置かれている方々に無償で提供します。
ただ、この「家」で暮らしていただくためには、大幅な修繕、家具や家電などを新たに準備する必要があります。
また、仮放免状態に置かれている方々は働くことができず、家賃だけでなく水道光熱費など固定費の支払いも困難であるため、 入居された方々が中長期的に生活していくことができるように、水道光熱費などの固定費もサポートします。
そして、このプロジェクトでは「りんじんハウス」による住居の提供に加えて、 家賃を支払えず、家を失う危険性の高い難民や仮放免状態に置かれている方々が「ホームレス化」することを防ぐための家賃支援も行います。
[画像3: https://prtimes.jp/i/61703/6/resize/d61703-6-ac2959d9d20a244ca62b-3.png ]


■皆さまからの支援でできること
皆さまからのご支援によって

「りんじんハウス」による住居の提供で4世帯が暮らすことができる
現在住まいをお持ちの難民や仮放免状態にある方に【10万円の家賃支援】を行う場合、1世帯の2ヶ月分の住居確保につながる


[画像4: https://prtimes.jp/i/61703/6/resize/d61703-6-f87ba71d20d8bca685ed-4.png ]


■クラウドファンディングの詳細について
このクラウドファンディングについては、下記のリンクよりご確認ください。
https://congrant.com/project/umbrellafund/5794

国籍やルーツ、在留資格の状況や種類に関わらず、「住まいは基本的な人権」です。
足下にすでにある多様さが編み込まれた街へ。
修繕費、家具・家電の購入費、水道光熱費、家賃支援費を十分に確保するために、目標金額は500万円に設定しています。
どうかこのプロジェクトを一緒に支えてください!

■一般社団法人つくろい東京ファンドについて
一般社団法人つくろい東京ファンドは、2014年6月、「市民の力でセーフティネットのほころびを修繕しよう!」を合言葉に、東京都内で生活困窮者の支援活動をおこなってきた複数の団体のメンバーが集まり設立。現在住まいを失った方を対象としたシェルターの運営、空き家を利用した若者向けシェアハウス、元路上生活経験者などが働くカフェやこども食堂、東京アンブレラ基金など、さまざまなプロジェクトを展開。
https://tsukuroi.tokyo/



プレスリリース提供:PR TIMES

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