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株式会社パンテック

パンテック、電通グループが始動させる「で、おわらせないPROJECT」にリサイクルパートナーとして参画

(PR TIMES) 2022年03月29日(火)12時45分配信 PR TIMES

プラスチック製品のアップサイクルを推進し、社会課題に対応

プラスチックリサイクルのトータルプロデュース事業を展開する株式会社パンテック(本社:滋賀県大津市、代表取締役:黒木 正明、以下「パンテック」)は、電通グループの国内事業を統括・支援する電通ジャパンネットワーク(本社:東京都港区、社長執行役員CEO:榑谷 典洋、以下「DJN」)および電通グループ横断でサステナビリティ関連プロジェクトを推進する「DJNサステナビリティ推進オフィス」と「電通Team SDGs」、DJN傘下の4社が共同で始動させた「で、おわらせないPROJECT」に、リサイクルパートナーとして参画することになりました。また、本プロジェクトの第1弾として開発された「名刺用凸面点字器ten・ten(テンテン)」の製造プロセスのうち、リサイクルフェーズをパンテックがトータルプロデュースいたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/59844/6/resize/d59844-6-20560b32c2d6459e5dbf-3.png ]

 本プロジェクトは、オフィスなどで使用しなくなったプラスチック製品を再資源化し、創造的再利用を目指す社会課題対応型のアップサイクルプログラムです。これまで廃棄物として処分されていたプラスチック製品などをリサイクルすることによって、環境負荷の低減を促進するとともに、カーボンニュートラルや海洋プラスチック汚染などの社会課題に対応します。

その第1弾が、名刺に点字を施すことができる「名刺用凸面点字器ten・ten(テンテン)」です。デジタル化が進展してもなお、有効なビジネスコミュニケーションツールとして活用されている名刺に、点字が施され、それが浸透することで、社会全体のダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の意識の啓発・推進に繋がるとの考えから開発されました。

パンテックでは本プロジェクトで製作した名刺用点字器を活用した点字講習会等に従業員の参加を促し、社内での点字名刺作成の浸透を図る計画です。また、パンテックではプラスチックのリサイクルスキームの運用にあたり、保護フィルムの剥離作業などの一次処理を担っていただいている視覚に障がいをお持ちの方々とのコミュニケーションに、点字付き名刺を活用していくことを予定しております。

<「名刺用凸面点字器ten・ten(テンテン)」概要>
名刺に特化した凸面点字器により、従来の点字器に比べ、簡易に名刺に点字を打つことができます。防災備蓄品の入換期限を迎えた防災用ヘルメットからは凸面点字器と点筆を、使用しなくなったクリアファイルからは専用のケースをそれぞれ作成します。クリアファイルの回収は、株式会社電通グループの特例子会社「株式会社電通そらり」が担当しました。パンテックは、回収されたプラスチック製品の粉砕、再生原料化のリサイクル工程に携わり、製造した再生プラスチック原料から名刺用点字器、点筆とケースが成形されました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/59844/6/resize/d59844-6-d888d1f1edd70ad38acf-1.png ]


パンテックは1996年の設立以来、プラスチック廃棄物を再生プラスチック原料に変えて国内外に循環させるマテリアルリサイクルを根幹に事業展開しており、取扱量、取扱樹脂種はいずれも日本最大級です。2021年1月にはプラスチック廃棄物を再生原料化した上で製品化までを一気通貫でプロデュースする専門チームを新設しました。「で、おわらせないPROJECT」には主にこのチームが主軸となって参画しています。

今後もパンテックではこれまで築き上げてきたネットワークを最大限に生かしつつ、電通グループをはじめとする様々な専門的な知見を持ったステークホルダーと共創しながら、企業や社会の「環プラ(R)」の社会実装を促進していきます。

2022年4月1日には「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されます。これにより、プラスチック製品の製造・販売・提供事業者のみならず、一般的なオフィスから排出されるクリアファイルなどのプラスチック製品も積極的に排出の抑制・再資源化等に取り組むことが求められるようになります。

「で、おわらせないPROJECT」では、開発対象の製品・サービスを点字器以外にも拡大し、ソリューションとして顧客企業・団体等に提供していく予定です。

※「環プラ(R)」:株式会社パンテックの登録商標。プラスチックを資源として循環させることを意味する言葉として、パンテックが独自に開発・提唱し、使用している造語です。

参考:PR TIMES「パンテック、『環プラ(R)』を商標登録」
https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=59844&release_id=4&owner=1

<アップサイクルプログラム「で、おわらせないPROJECT」概要>

[画像3: https://prtimes.jp/i/59844/6/resize/d59844-6-e5ae29ae34439a2aa787-0.png ]


URL:https://deowarasenai.jp
[画像4: https://prtimes.jp/i/59844/6/resize/d59844-6-a36ba76e8b590d212fda-2.png ]


【電通グループ内の参加企業】
電通ジャパンネットワーク URL:https://www.japan.dentsu.com/jp/
株式会社電通  URL:https://www.dentsu.co.jp/
株式会社電通コーポレートワン  URL:https://www.dc1.dentsu.co.jp/jp/
株式会社電通そらり URL:https://www.dentsu-sol.co.jp/
株式会社電通テック  URL:https://www.dentsutec.co.jp/

【点字の監修】
特定非営利活動法人日本点字普及協会 URL:http://tenjifukyu.jp/

【点字器開発の協力】
有限会社読書工房 URL:https://www.d-kobo.jp/

以上

■株式会社パンテック
代表取締役 黒木 正明
本社     滋賀県大津市瀬田4丁目5番8号
事業内容 プラスチックリサイクルのトータルプロデュース
URL     https://www.pantechco.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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