プレスリリース
株式会社JapanFuseは、国際貿易の見積査定業務をDXする「PortX」の開発強化と採用促進のため、7500万円のシード資金調達を実施
世界最大級の基幹産業「国際貿易」のDXへ挑戦するために、ソフトウェアエンジニア、カスタマーサクセスの採用を強化
国際貿易の見積査定業務をDXする株式会社JapanFuse(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:石田寛成)は、シードラウンドにおいて、ALL STAR SAAS FUND、ANOBAKAを引受先とする総額7,500万円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。
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当社は「国際貿易の産業構造を再定義する」をミッションとして掲げ、*3PL・フォワーディング事業者の見積査定業務をDXする「PortX(ポートエックス)」を提供しております。
*補足 : 3PL・フォワーディング事業者とは、荷物を運びたい実荷主に変わって国際貿易における輸送手配業務を代行し、船会社、トラック会社、倉庫会社などの複数の運送事業者を組み合わせて、実荷主に対し一貫輸送を提供する貨物利用運送事業者を指します。
本資金調達を受け、世界最大級の基幹産業である「国際貿易市場」のバリューチェーン全体の業務コストの削減及び効率経営の実現に挑んで参ります。
■PortXが取り組む課題
国際貿易市場において、コンテナスペースをはじめとするアセットの仕入れは、営業利益率に直結する企業競争力の源泉です。しかし、多くの3PL事業者において、市況に左右されリアルタイムで価格が変わるスペースの仕入れには以下の3つの大きな課題が生じています。
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1.各サプライヤ(船会社、ドレージ、倉庫会社)から返ってくる見積形式が各社異なることで生じる、Excel転記への労務負荷
2.案件が属人化していることで生じる、引き継ぎの業務負荷
3.過去見積や類似ルートの見積がデータ化されていないことで生じる、見積の妥当性検証への参照・検索コスト
また、これらの課題によって、原価低減への難易度は飛躍的に上昇している現状があります。
従って、PortXでは、スペース仕入れにおける見積査定の課題から取り組み、3PL・フォワーディング事業者の業務コストの削減及び効率経営を実現します。
■ PortXについて
PortXは、見積もりの規格を統一し、データ化し、共有し、再利用することによる「原価低減」と「業務コスト削減」を実現するサービスです。ワンクリックで、見積依頼を各運送事業者へ送信でき、空き状況や価格を軸に、回答の自動集計・即時査定を実現します。PortXを通して、原価低減・業務コスト削減を実現した未来では、残業時間が大幅に削減され、よりプロフェッショナルな業務に時間を投下することができます。
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■採用を強化するポジションについて
当社では、下記のポジションの採用を強化していきます。
ご興味ある方は下記当社「採用ページ」からご確認下さい。
顧客体験を直接的にサポートするポジション
・フィールドセールス
・カスタマーサクセス
顧客体験を間接的に強化するポジション
・フロントエンドエンジニア
・バックエンドエンジニア
詳しくはこちらをご覧ください。
MVV、働き方、業務内容、など、詳しく紹介しております。
https://portx.notion.site/PortX-02f01bae1ef940a6b0a681b6d4d69833
資金調達の概要
<シードラウンド調達額>
7500万円
<新規投資家(順不同)>
・ALL STAR SAAS FUND
・ANOBAKA
<既存投資家>
・Samurai Incubate
新規投資家からのコメント
ALL STAR SAAS FUND
Managing Partner 前田 ヒロ 氏
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国際貿易は、多くの関係者が様々な書類を取り交わす複雑で高度な業務フローによって支えられていますが、昨今の環境変化により国内の物流逼迫の状況に対応すべく、業界全体のデジタルトランスフォメーションが必要性が高まっています。石田さんと坂本さんはこの課題に取り組む覚悟とカスタマーサクセスへの熱い想いを持った経営メンバーです。テクノロジーの力で一つずつ課題を解消していき、これから国際貿易を支える重要な会社に成長していけることを確信しています。ALL STAR SAAS FUNDとして一緒に長く全力でサポートしていきます。
ANOBAKA
代表取締役社長/パートナー 長野 泰和 氏
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PortXは会ってすぐにものすごいポテンシャルを感じました!それは巨大な国際貿易の業界の中でPortXが仕掛けるポジショニングが絶妙だったというのもありますが、創業メンバーの業界変革についての想いがヒシヒシと伝わったからが大きかったです。ANOBAKAとしてもこの近接領域の投資をしていますが、業界としてもDXのニーズが極めて高いです。若い起業家でもある石田さんと坂本さんがこの追い風の中で飛躍していくのが楽しみで仕方ありません。
既存投資家からのコメント
Samurai Incubate
Capitalist 齋藤 武仁 氏
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まずこの度JapanFuse社が素晴らしい投資家の方々からご出資を受け、これから力強いサポートをいただけることを非常に嬉しく存じます。石田さんと坂本さんにPre-Seedでご出資をさせていただいてから1年強共に伴走してまいりましたが、お二人の成長スピードには日々驚かされるばかりで、決して諦めない胆力の強さを感じました。 DXによる改善余地が大きい巨大産業である国際貿易業界に、できるできないでなく、やるかやらないかで真っ向からチャレンジするJapanFuse社を今後も全力で支援して参ります。
投資家の概要
ALL STAR SAAS FUND
ALL STAR SAAS FUNDは、「起業家とともに、100年続くSaaS企業をつくる」をミッションに活動するSaaS特化型ベンチャーキャピタルファンド。SaaSに関する豊富な知識や経験を持つパートナー、アドバイザーと共に、採用、イネーブルメント(組織の立ち上げから成長までをサポート)、リーダー育成など「人」を中心とした支援の実施や、セールス、マーケティング、カスタマーサクセスなどSaaSの成長に欠かせない業務・戦略支援プログラムを積極的に構築、提供しています。お客様を最優先に考え、社会的インパクトを最大化する一流のSaaS企業を目指す起業家を支援しています。
ANOBAKA
2015年設立。KLab(東証一部上場)よりMBOにより独立し、シード特化型ファンドとして活動。“Empowering Mad Dreams”をビジョンとしてシード期のスタートアップを対象としたベンチャーキャピタルのファンドを運営。「チャレンジ」を至高の概念とし、起業家に勇気を与え、夢を実現させるプロフェッショナルファーム。
Samurai Incubate
2008年3月設立。創業から一貫して「できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える」をミッションに掲げ、創業期のスタートアップ・起業家を中心に出資・成長支援する「投資事業」と、大手企業や自治体・行政が主導するオープンイノベーションをはじめ新規事業創出等の「イノベーション支援事業」を行う。
2014年にイスラエルブランチ開設、2018年にはアフリカへ参入。現在国内外のスタートアップ累計210社以上に出資・成長支援をしている。
会社概要
会社名:株式会社JapanFuse
所在地:〒240-0067 神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5
代表者名:石田 寛成
設立: 2019年12月6日
事業内容:3PL・フォワーディング事業者の見積査定業務をDXする「PortX(ポートエックス)」の開発・販売
会社ページ : https://japanfuse.co/
サービスページ : https://portx.page/
本件に関する連絡先 : 株式会社JapanFuse PR窓口 E-mail : info@japanfuse.com
プレスリリース提供:PR TIMES