プレスリリース
株式会社アイテス(本社:滋賀県野洲市 代表:五十嵐靖行)は、一般財団法人 新エネルギー財団が主催する「令和3年度新エネ大賞」の商品・サービス部門で最高賞「経済産業大臣賞」を受賞いたしました。
新エネ大賞は、新エネルギー等に係る機器の開発、設備等の導入、普及啓発、分散型エネルギーの活用及び地域に根ざした導入の取組みを広く公募し、厳正な審査の上、表彰をすることを通じて、新エネルギー等の導入の促進を図ることを目的としています。
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新エネ大賞 「経済産業大臣賞」を受賞した「eソラメンテ」は、メガソーラーを中心に国内市場で3,000台以上の販売実績を持つソラメンテシリーズの測定技術を採用したコンパクトモデルで、使用者のスキルに依存することなく正確かつ迅速にソーラーパネルの点検が可能です。
販売開始当初、50KW以下の小規模発電システムは個人の発電事業者も多く、点検に労力やコストがかけられず、多くの設備の電気点検が十分に実施されていない状況でした。しかし、天災による実被害や、セカンダリ市場の盛り上がりとともに低圧発電所の健全性と資産価値を実証する需要が増え、点検に注目が集まり始めました。それに伴い、外注での点検コストを掛けるより自分でできることは自分でしたいという発電事業者が増加し、低価格で使い勝手の良いeソラメンテの需要が急増している市場背景があります。
eソラメンテには、主に太陽電池ストリングの開放電圧とインピーダンスを電気測定する「eソラメンテ-Z」(eZ-10)と、オプションの「電流センサー」(eZ-10)の2種類があります。
主な特長は以下の通りです。
インピーダンス測定にて太陽光パネルの故障(クラスタ故障)、ケーブルの高抵抗/断線を検出
天候や設置環境の影響を抑えることで測定結果の判断が容易
電源を入れるだけでボタン操作なしで自動測定が可能、テスター感覚の簡単操作
胸ポケットやカバンのポケットなどに入れられる携帯性に優れたコンパクトサイズ
「電流センサー(eA-10)」と組み合わせて発電、稼働状態のままパネル電路探査を実施可能
独自のインピーダンス測定手法(ステップ1)と電流検知技術(ステップ2)により、効率的かつ正確にソーラーパネルの異常位置を検出します。
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ステップ1
eソラメンテ-Z(eZ-10)により、故障パネルや高抵抗化したケーブルが存在する異常ストリングを絞り込みます。
ステップ2
絞り込んだ異常ストリングにおいて、電流センサー(eA-10)をeZ-10に接続し、電路探査を行うことで、発電電流が正常に流れていない故障パネルを特定します。
当社は、eソラメンテを通じて全国の太陽光発電設備の90%以上を占める住宅・低圧発電設備の電気点検の普及に注力するとともに、今後も資源の循環経済型社会への移行に向け、次世代エネルギーの普及のため、技術の分野から社会に貢献していきます。
【会社概要】
会社名:株式会社アイテス
代表者:五十嵐 靖行
設立:1993年(平成5年)1月1日
資本金:1億円
本社所在地:〒520-2362 滋賀県野洲市市三宅800番地
会社URL:https://www.ites.co.jp/
事業内容:解析・信頼性評価、検査装置開発、電子機器修理、ウェハー加工
プレスリリース提供:PR TIMES