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JE FORESTが運営する「MORI」は、カーボンクレジットのオンチェーン化に関する豊富な実績を有するC3及びKlimaDAOと提携し、J-クレジットのトークン化の実証及びトークン化サービスを開始

(PR TIMES) 2023年06月22日(木)11時45分配信 PR TIMES

〜J-クレジットのトークン化によりグローバルな取引を促進し、J-クレジットの流動性や価格発見機能の向上に貢献〜

MORI(運営主体:JE FOREST株式会社 代表取締役 橋村純)は、ボランタリークレジット等のオンチェーンブリッジングプラットフォームを提供するC3、カーボンクレジット×WEB3の分野をリードするKlimaDAOと提携し、J-クレジットのトークン化の実証を開始するとともにカーボンクレジットを保有する企業等へのトークン化サービスを開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/115783/5/resize/d115783-5-564dcee8dbfdc63fc399-2.png ]

 
トークン化事業の実証及びトークン化サービス開始の背景


 一部の国、地域に留まらない地球全体の環境問題への意識の高まりを背景に、国際的な脱炭素化目標達成に向けた取り組みの一つであるカーボンクレジットの仕組みは年々その存在感を増しております。世界のカーボンクレジットの市場規模は2021年に7,000億米ドル超に達し、早ければ2037年に1兆米ドルに達する可能性があるとも評価されております。

 我が国におけるカーボンクレジットの取り組みは、経済産業省、環境省、農林水産省が運営主体となる「J-クレジット制度」がその中心となり、この制度に基づき、適切な森林管理によるCO2等の吸収量や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量が「J-クレジット」として認証されております。また、このJ-クレジットは相対取引にて売買することも可能であり、自社の努力だけでは削減しきれないCO2排出分をカーボンクレジットを購入・無効化することでオフセット(カーボン・オフセット)すること等に活用されております。

 今後ますます世界的に成長していくことが予測されているカーボンクレジット市場において、クレジット取引の透明性の向上、流動性向上、クレジットの二重計上の防止等を目的として、カーボンクレジットのトークン化(クレジットを裏付けとしたトークンをブロックチェーン上に発行し、実在するクレジットと1:1の関係となるようトークンを管理する)の取り組みがグローバルで生まれております。

 この度、『森林のCO2吸収価値に着目した「リアル×NFT」プラットフォームであるMORI NFT』はカーボンクレジットのトークン化の取り組みを国際的にリードするDAO(分散型自律組織)であるC3及びKlimaDAOと提携 し、J-クレジットのトークン化事業の実証を開始いたします。
 この取り組みでは、C3のシステムを活用することでJ-クレジットをオンチェーンにブリッジングし、発行されたトークンの取引等をC3のプラットフォームを通じて行うことが可能となります。また、トークンのリタイヤメントとJ-クレジットの無効化処理を連動させることで、トークン保有者が手軽に、どこにいても、J-クレジットを活用したカーボン・オフセットと同様の効果を得られる仕組みが構築できることを目指してまいります。

 現在、J-クレジットの取引やJ-クレジットを活用したカーボン・オフセット(クレジットの無効化)は、自社でJ-クレジット登録簿システムに口座登録を行う方法、または、口座を有する代行者を介して行う必要があり、多くの企業・個人が手軽に利用できるものではございません。
 今回の取り組みにより、国内外の誰もが簡単にJ-クレジットの仕組みに参加することが可能となり、J-クレジットの取引や活用を活性化させることができると期待しております。
 また、これらの取り組みの結果、J-クレジット販売法方法や活用方法が多様化することで、流動性の向上や価格発見機能の向上につながるものとなれば、J-クレジットを生み出す活動を行う方々にとっても、「CO2の吸収量増加又は排出削減を目指す取り組み」の資金計画を立てやすく、活動の活発化・円滑化に貢献できるものと考えております。

トークン化事業の実証概要


 以下の手続きでJクレジットを裏付けとしたC3との協業の下、MORIがJ-クレジットのカストディの役割を果たしながら、トークンの発行及び流通、並びに裏付けとなるJ-クレジットの管理を進めてまいります。

1.倒産隔離されたSPVが有するJ-クレジット口座でトークンの裏付けとなるJ-クレジットを保有します。

2.C3のシステム・プラットフォームにてSPVの口座で保有するJクレジットの量に応じて1:1の関係となるトークンを発行します。

3.トークンはオンチェーン上で取引ができ、トークン保有者がC3のプラットフォームでリタイアメントの手続きをした場合、SPVが保有する同量のJクレジットを無効化処理する手続きを行います。
[画像2: https://prtimes.jp/i/115783/5/resize/d115783-5-4d0b7b60c89776bef030-4.png ]

※なお、J-クレジット制度を管轄する経済産業省、環境省、農林水産省とは取り組みの蓋然性等について照会、意見交換を行っておりますが、取り組み自体は当社および提携先が独自に実施及び運営するものでございますので、J-クレジット制度の関係省庁とは直接的な関係が一切ないものであることにご留意ください。

トークン化サービス「カーボンブリッジ」の概要


  上記のトークン化事業の実証では、試験的にJE FOREST株式会社自身が保有するJ-クレジットを裏付けとしたトークンを発行いたしますが、今後、J-クレジットを裏付けとしたトークン販売によってJ-クレジットを流動化(現金化)したいと希望する企業様・団体様に対して、トークン化サービス「カーボンブリッジ」をβ版として提供開始いたします。
 トークン化に伴う手続きの費用等は一切頂かず、トークンの販売額に応じた成果報酬型の手数料のみでJ-クレジットのトークン発行・流通をご支援いたします。

 MORIは「カーボンブリッジ」を通じて、J-クレジットを生みだす活動に携わる事業者様が安定的且つ早期の資金確保が見込める環境構築をサポートし、これによりCO2吸収量増加又は排出削減の取り組みが更に拡大することに貢献したいと考えております。
[画像3: https://prtimes.jp/i/115783/5/resize/d115783-5-c941b3cb9bfe51a824a3-5.png ]

本サービスにご関心のある企業様・団体様は以下までお問い合わせを頂けますようお願いいたします。
 JE FOREST株式会社 「カーボンブリッジ」担当
 support@jeforest.com

C3及びKlimaDAOについて



[画像4: https://prtimes.jp/i/115783/5/resize/d115783-5-b623c3dc28fa1d5eeb3d-3.jpg ]

 C3(シースリー)は、気候変動の対策と公平かつ持続可能な金融システムの創造に貢献することを目指すDAOです。ブロックチェーン上でカーボンクレジットをトークン化するカーボンブリッジング技術により、カーボンクレジットマーケットの流動性・透明性・革新性をもたらすことで、世界規模の気候変動への対応に貢献することを目指しております。





 KlimaDAO(クリマダオ)は、Web3.0のデベロッパーのグループが集結して結成されたDAOであり、ブロックチェーンの技術を活用して世界規模で気候変動対策に貢献するプラットフォームを提供しております。KlimaDAOが開発したデジタルカーボンマーケット(DCM)は、数十億ドル以上のカーボンクレジットに紐づくトークン取引が行われる等、オンチェーン・カーボンクレジットのグローバルマーケットをリードする存在として様々な先進的な取り組みを進めております。
[画像5: https://prtimes.jp/i/115783/5/resize/d115783-5-d9f5c9ccb12a2d139f0d-4.jpg ]



会社概要


会社名:JE FOREST株式会社
代表取締役:橋村純
本社所在地:〒108-0075 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー 4F
コーポレートサイト:https://jeforest.com

■MORI NFTについて
個人がNFTを通して森林整備活動を応援しながら、カーボンオフセットに関わることのできる新しいNFTプロジェクト。現実に行う森林整備活動のプロジェクトに紐づいてMORIというNFTが発行。NFTの購入資金が森林整備事業に活用され、現実の森のCO2吸収量の増加に連動したカーボンクレジット型のNFTがドロップされる。
サービスサイト:https://www.mori-nft.com
公式Twitter:https://twitter.com/MORI__NFT

■本リリースについてのお問い合わせ先
JE FOREST株式会社 担当
TEL:03-6890-3963
E-MAIL:support@jeforest.com



プレスリリース提供:PR TIMES

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