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株式会社マリンナノファイバーの株式取得(子会社化)に関するお知らせ

(PR TIMES) 2022年12月03日(土)01時40分配信 PR TIMES

ナノファイバー技術をコアにした事業ポートフォリオ拡大に向けて

当社は、株式会社マリンナノファイバー(以下「マリンナノファイバー」)の発行済株式の過半を取得し、同社を子会社化することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。

株式取得の理由

 マリンナノファイバー( https://www.marine-nf.com )は、キチンナノファイバー研究の権威である国立大学法人鳥取大学の伊福伸介教授により2016年4月に設立された大学発のベンチャー企業です。キチンナノファイバーは、カニやエビなど甲殻類の外殻やキノコの細胞壁などの主成分である『キチン』やその加水分解物を、伊福教授が開発した特殊加工法でナノレベルの超極細繊維にした新素材です。キチンナノファイバーは、水への分散性に優れることに加え、高い保湿性や被膜形成力、抗炎症効果等様々な生理作用があることが明らかにされております。該社は現在、これらの機能を活かし化粧品やペットケア製品などヘルスケアの分野を中心に積極的な事業展開を行ております。

[画像1: https://prtimes.jp/i/111570/5/resize/d111570-5-521cafb3da47f0bdafaa-6.png ]

 当社は『エコテクノロジーで未来を創る』を経営ビジョンに掲げ環境貢献技術を駆使した事業の拡大を推進しております。その中でも、天然材料の活用は重要なテーマと位置付けており、近年では、木材由来のセルロースをナノレベルに解繊した『セルロースナノファイバー』の開発に注力しております。キチンナノファイバーは、カニ殻、エビ殻などの従来であれば廃棄される天然材料を有効活用したサステナブルな素材で、当社の方針に合致した新たな素材としてかねてより注目しておりました。
 キチンとセルロースは非常に似た骨格を有していることから、キチンナノファイバーとセルロースナノファイバーの開発には技術的に多くの共通点があります。一方、その機能の面ではキチンとセルロースの違いに由来した特徴的な性能の違いがあることから、それぞれのナノファイバーが持つ特徴を熟知した両社が協力することで、ナノファイバーがもつポテンシャルを最大限に活かしたアプリケーション開発が可能です。今後は、当社の得意とする工業分野、該社の得意とするヘルスケア分野で技術やネットワークの相互活用を図ることで、ナノファイバー技術をコアとした更なる事業ポートフォリオ拡大を推進してまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/111570/5/resize/d111570-5-1c85354d144042506004-4.png ]




異動する子会社(マリンナノファイバー)の概要


  名称        :株式会社マリンナノファイバー
  所在地       :鳥取県鳥取市湖山町北1丁目419
  代表者の役職・氏名 :代表取締役 伊福 伸介
  事業内容      :キチンナノファイバーの研究開発・製造販売
  資本金       :1.75億円
  設立年月日     :2016年4月28日
  大株主及び持ち株比率:とっとり大学発・産学連携投資事業有限責任組合 85.4%
  上場会社と当該会社 :資本関係 該当事項はございません
  との間の関係     人的関係 該当事項はございません
             取引関係 該当事項はございません
  売上高       :30,079千円(2022年3月期)



日 程

  取締役会決議日:2022年11月29日
  契約締結日  :2022年11月29日
  株式譲渡実行日:2023年1月11日(予定)


お問合せ先

  星光PMC IR担当 ir@seikopmc.co.jp
  星光PMC株式会社 | エコテクノロジーで未来を創る ( https://www.seikopmc.co.jp )

適時開示資料はこちらからご覧いただけます。
https://www.seikopmc.co.jp/wp-content/uploads/2022/11/fed905848e8b556b5efe21b37193ec6b.pdf



プレスリリース提供:PR TIMES

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