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特定非営利活動法人Chance For All

子育て政策って何するの?学生が統一地方選候補者にアンケート!

(PR TIMES) 2023年05月19日(金)19時45分配信 PR TIMES

5/21実施の足立区議会議員・区長選挙。候補者の方々が考える「子育て政策」について、生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現を目指す、CFA学生チームが調査しました!

近年では、女性の社会進出や核家族の増加、またこどもたちを取り巻く状況などさまざまな社会変化に伴い、待機児童や育児の相談相手が身近にいないことによる育児不安の増加、全国的ないじめや不登校の増加など多くの問題が生じています。
わたしたち学生から見ても、子育ての責任が親だけに押し付けられているのではないか、もっとこどもたちや親への支援が必要ではないかと感じています。
また、日々子育てをしている中で不安や希望があっても仕事、育児、家事に追われてなかなかそれぞれの候補者の考えや政策に触れる機会がない保護者も多いのではないでしょうか。そんな忙しい保護者への情報提供の取り組みの一環として、大学生のボランティアチームが足立区区議会議員・区長選挙候補者の方々にこどもや親への支援について調査を行いました。
この記事を通じて、保護者のみなさんは選挙へ、候補者のみなさんは子育て政策へ目を向けるきっかけになれば幸いです。
特定非営利活動法人Chance For All(東京都足立区、代表理事 中山勇魚)学生チームのメディア部門 結-むすびめ-は、足立区議会議員・区長選挙に伴い、すべての候補者に対して子育て政策に関する調査を行いましたのでその結果を公表いたします。

[画像1: https://prtimes.jp/i/110705/5/resize/d110705-5-00137d967bff53cf08fc-0.png ]

上記は区長候補者回答(全10問の一部) 全文は以下PDFファイルをダウンロード下さい。
【区長候補者全文】
https://prtimes.jp/a/?f=d110705-5-88f69b0b080af1269f7d809cab805b60.pdf
【区議会議員候補者全文】
https://prtimes.jp/a/?f=d110705-5-d727b68cbc7bbe18cf204841c314f974.pdf

■調査方法
2023年5月14日に告示された情報を元に、インターネットを用いて各候補者の公開されている連絡先を調査。以下の優先順位で連絡を行いました。
1.候補者のメールアドレス
2.候補者のウェブサイトの問い合わせ窓口
3.その他、SNSのDMなど

また、候補者の電話番号が公開されている場合は、上記連絡の後に3回に渡って電話連絡を行い、調査への協力を依頼しました。

■結果

・足立区議会議員選挙
全候補者…64名
回答してくださった候補者…20名
無回答の候補者…38名
公開された連絡先が見つからなかった候補者…6名


・足立区長選挙
全候補者…2名
回答してくださった候補者…2名
無回答の候補者…0名
公開された連絡先が見つからなかった候補者…0名


■質問内容
学生ならではの調査ということを意識し、未来の子育て世代である学生たちが関心の高い内容を中心に質問を行いました。

1. 千葉大学の研究で小学生の約8割が平日に一度も外遊びができないと回答しています。足立区は公園が他の区に比べ多くありますが、こどもたちが活用できていないという実態もあります。こどもたちの遊びに大切な「時間、空間、仲間」を増やしていきたいと考えていますか?
絶対に増やす 増やしたい あまり増やす気はない 増やす気はまったくない
具体的に政策や公約などあればお示しください
(                                   )

2. 極端な少子化傾向の一方で、多子世帯の子育ての困難さが浮き彫りとなっています。
現在、足立区では二人目以降の子育て支援が行われていますが、今後多子世帯の子育て支援をさらに行いたいと考えていますか?
絶対に支援したい 支援したいと考えている 積極的な支援は考えていない 必要ない
具体的に政策や公約などあればお示しください
(                                   )

3. 足立区ではいじめの認知件数が少しづつ減少してる状況にはありますが、まだまだ多くのこどもたちが苦しんでいます。そのような子たちをさらに減らすために、さらなるいじめ対策を行いたいと考えていますか?
絶対に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうと考えていない 必要ない
具体的に政策や公約などあればお示しください
(                                   )

4. 足立区では、令和3年度の不登校児童・生徒数は996人であり前年度と比べ19名増えています(こども支援センターげんき)。個に応じた不登校対策など、不登校に対する認識や対応が大きく変わっている中、これらの拡充や新たな対策支援を行いたいと考えていますか。
絶対に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうとは考えていない 必要ない
具体的に政策や公約などあれはお示しください
(                                   )

5. 外国にルーツをもつこどもの数が年々増えている一方、日本での子育てに不安を抱いている現状があります。足立区では、日本語学習支援事業を委託して実施していますが、外国人の子育てについて、これらの拡充や新たな支援を行いたいと考えていますか?
絶対に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうとは考えていない 必要ない
具体的に政策や公約などあればお示しください
(                                   )

6. 認定NPO法人の調査によると、10代のLGBTQ+の48%が自殺念慮があるという結果が
あります。LGBTQ+のこどもたちが生きやすい環境づくりをしていきたいと考えていますか?
絶対に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうと考えていない 必要ない
具体的な政策や公約などあればお示しください
(                                   )

7. 足立区では、ひとり親家庭への支援策として児童扶養手当や医療助成制度などの金銭面にとどまらず、サロン豆の木や豆の木メールなどひとり親が孤立せず周りに相談できる環境づくりに努めています。一方で行政の支援だけではなかなか手が届かず、孤立状態にあって子育てや生活に苦しんでいる家庭も多くあります。NPO等と連携して草の根の支援を行っていきたいと考えていますか?
積極的に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうと考えていない 必要ない
具体的に政策や公約などあればお示しください
(                                   )

8. 現在ヤングケアラーは中学2年生においては5.7%、全日制高校2年生においては4.1%存在する実態があります(ヤングケアラーの実態に関する調査研究について)。
このようなヤングケアラーに対して支援を行いたいと考えていますか。
積極的に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうと考えていない 必要ない
具体的に政策や公約などあればお示しください。
(                                   )

9. 学童保育の待機児童や放課後格差が話題になる中、待機児童ランキング上位の足立区では補助の出ない民間学童に通う、隠れ待機児童家庭が400家庭を超えていると言われています。他の自治体では民間学童に通う家庭に補助が出るなどの支援策がありますが、足立区でもそういった柔軟な子育て支援策を行いたいと考えていますか?
積極的に行いたい 行いたいと考えている 積極的に行おうと考えていない 必要ない
具体的に政策や公約などあればお示しください。
(                                   )

10. 通知表や宿題に代表される、画一的な教育によって苦しんでいる子や、学校にいけなくなる子が増えています。こどもたち一人ひとりに合った学校教育を推進していきたいと考えていますか?
絶対に推進していく できれば推進したい あまり推進する気はない 今のままでよい
具体的に政策や公約などあればお示しください
(                                   )

【調査結果】
(PDFファイルを添付)

[画像2: https://prtimes.jp/i/110705/5/resize/d110705-5-9bc2830dbc68af576108-1.jpg ]


【調査結果を受けて】
自分は前回の墨田区議会議員選挙や今回の足立区議会議員選挙を通じて、初めてこの結-むすびめ-で実際に記事を見てくださった人がいることを知り、とてもやりがいを感じました。それと同時に、今の社会で問題視されている選挙の投票率を少しでも自分がこの調査で変わっていければいいなと思いました。今後は、結-むすびめ-がローカルメディアだからこそできる、子育てに役立つ情報をより多くの人に平等に伝えていき、子育て世帯に寄り添えるようになりたいです。
(メディアチーム 結-むすびめ- メンバー 滝澤健太)


私たちは「孤育ての悩みに寄り添う」を目的として、日々、保護者の方々に情報発信を行なっています。選挙というのは現在だけでなく未来にもつながる非常に重要な出来事です。だからこそ、保護者の皆さまには今回の選挙に目を向けてもらい、こどもたちが生きやすい社会を作るにはどうすればいいのかを考えていただきたいです。この記事が一人でも多くの方に足立区の未来を考えるきっかけを与えられればと思っています。
(メディアチーム 結-むすびめ- メンバー 湯原匠)


CFA学生チームは普段、駄菓子屋の運営や学童保育のボランティアなど、こどもたちの居場所づくりを中心に活動しています。今回は「孤育ての悩みに寄り添う」をテーマに、4月に実施した墨田区議会議員選挙に続き、足立区でも候補者の方々の子育てに関する政策に関してアンケート調査を行いました。調べている中で、墨田区と足立区では人口や広さだけでなく、こどもたち向けの政策、抱えている課題などが大きく異なることがわかりました。足立区に合った質問項目を作成し、多忙な保護者の方が少しでもわかりやすく選挙情報を得られるように工夫いたしました。学生たちが社会をよくするためになにかできないかと考えて作成致しましたので、みなさんにとって少しでも有意義なものとなればうれしいです。
(学生チーム代表 飯村俊祐)


足立区区長候補者のみなさま、区議会議員候補のみなさま。ご多忙の中、学生の活動にご理解ご協力頂き誠にありがとうございます。こどもや子育てに関する政策の公開、開かれた選挙づくりにご協力いただいたこと、深く感謝致します。
一方で、今回の足立区区議候補の中には残念ながら「選挙で忙しいからアンケートに答える暇はない」と回答拒否をされた候補の方も何名かいらっしゃると聞きました。
選挙とはいったいなんなのでしょうか。区民に対する情報公開は選挙や議員の役割とは関係ないのでしょうか。私自身、区政に関して考えるきっかけとなりました。学業もある中、子育て世帯のために頑張った学生のみなさんお疲れさまでした。若者たちがこれからの未来を切り開いてくことを応援しています。
(特定非営利活動法人Chance For All 代表理事 中山勇魚)


【特定非営利活動法人Chance For Allについて】
生まれ育った家庭や環境に関わらず、だれもがしあわせに生きていける社会の実現を目指して、東京都の墨田区と足立区でこどもたちの居場所や遊び場の運営を行っている。



プレスリリース提供:PR TIMES

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