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PAG、同社初の再生可能エネルギーを対象とする投資ファンドを5億5千万米ドルで設立

(PR TIMES) 2024年05月20日(月)16時45分配信 PR TIMES

アジア太平洋地域における代表的なオルタナティブ投資運用会社であるPAGは本日、同社初の再生可能エネルギーを対象とするPAG REN Iファンドを、5億5千万米ドルの資本コミットメントにより設立したことを発表しました。
PAG REN Iは、アジア太平洋地域にある再生可能エネルギー関連事業に投資するファンドで、主な投資先は日本国内の太陽光発電施設を予定しています。同ファンドは、再生可能エネルギー関連事業の開発、取得、運用を支援することで、アジア太平洋地域におけるクリーンエネルギーへの移行を促進すると同時に、リスク調整された魅力的なリターンの提供を目指します。同ファンドの投資家には、北米、欧州、および中東地域の年金基金、ソブリンウェルスファンド、およびファンド・オブ・ファンズが含まれます。

PAGは、アジアにおいて26年を超える長期にわたるめざましい投資実績を有しています。再生可能エネルギー分野では現在までに16億米ドルを投資しており、大規模な専門チームが再生可能エネルギーへの移行関連の業務に従事しています。PAG Renewablesは、再生可能エネルギー向けプラットフォームとしては日本最大規模の一つで、再生可能エネルギー関連資産の開発、建設、管理、および運用に特化した完全子会社として同ファンドの投資ポートフォリオを管理します。

PAG Renewablesの社長兼CEOであるジェームス・ビュフォードは、「REN Iに対するさまざまな機関投資家の皆様からのご支援に感謝します。当ファンドへの関心の大きさは、アジアにおける化石燃料からクリーンな域内生産エネルギーへの転換の必要性と機会に対する投資家の確信を示すものだと言えます。」と述べています。

世界最大規模かつ最速ペースで拡大し続けているアジア太平洋地域のエネルギー市場では、今後10年間で再生可能エネルギー発電・蓄電分野への2兆米ドルを超える投資が必要になる見込みです。日本はすでにアジアで2番目に大きな市場ですが、2020年度の再生可能エネルギーによる発電量を約2倍に引き上げ2050年までにネットゼロを達成するという政府目標を達成するには、今後2030年までの期間の年間投資額を2023年の5倍以上に増やす必要があります。なお、日本はエネルギー需要の100%再生可能エネルギー化をコミットした企業数でも世界第二位の規模を有する市場でもあります。

PAGで日本担当マネージングディレクター兼チーフインベストメントオフィサーを務めるディミトリオス・バブギオスは、次のように述べています。「エネルギー価格の変動回避やクリーンエネルギーの特性を重視している日本の法人顧客による需要は、現在の供給量を大きく上回る水準であり、次なる成長ステージを牽引するでしょう。当社は、アジアにおける信頼されるパートナーとして、これらの企業にコスト競争力が高いオプションを提供することで供給量の増加を目指すと共に、投資家に有益かつ持続可能な投資成果を提供していきます。」


PAGについて
PAGは、アジア太平洋地域を中心に、プライベート・エクイティ、リアル・アセット(不動産)、及びクレジット&マーケットの 3つのコア投資戦略を展開する業界を代表するオルタナティブ投資会社で、300社以上のグローバルで多様な機関投資家の資金を550億米ドル以上の規模で運用しています。PAGは、日本での26年超の業歴と日本への深いコミットメントを持ち、日本での投資実績は300億米ドルにおよび、現在のその投資ポートフォリオには16億米ドルの再生可能エネルギー分野での投資を含みます。詳細は、公式サイト(www.pag.com)をご覧ください。

PAG Renewablesについて
PAG Renewablesは、PAGの完全子会社として、アジア太平洋地域におけるエネルギー転換を支援するために、再生可能エネルギー関連インフラの開発、建設、運用、および投資を手がけています。PAG Renewablesおよび関連会社のPAG Renewables Facilitiesは、土地取得から許認可、設備設計、建設、資金調達、商業運用、そして資産管理といったプロジェクトのライフサイクル全体にわたる専門的なノウハウに基づいて、600MWsを超える資産ポートフォリオを日本市場で管理しています。詳細は、公式サイト(https://pagrenew.com)をご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES

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