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一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム

都内50 の美術館・ギャラリーを無料シャトルバスで巡る現代アートの祭典「アートウィーク東京」が2023年11月2日〜5日に開催

(PR TIMES) 2023年05月30日(火)12時45分配信 PR TIMES

アート市場の活性化を目指す初の試み「買える展覧会」《AWT FOCUS》子どもや学生が対象の展覧会など、アートへの関心を喚起する新たな企画が一層充実

一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームは、世界最高峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携し、日本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介する国際的なアートイベント「アートウィーク東京(略称:AWT)」を2023年11月2日(木)〜5日(日)の4日間にわたり開催します。本ローンチ以来2 回目の開催となる今年は、新しい発想による試みである「買える展覧会」《AWT FOCUS》など新企画を多数実施。日本のアート市場の活性化や、アートに触れる機会を提供します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/100658/5/resize/d100658-5-08127f17ed893e425d72-0.jpg ]



新たなコンテンツを拡充し、進化した2023 年度のアートウィーク東京

会期中に運行する無料シャトルバス《AWT BUS》では、東京の現代アートを牽引するアートスペースに加え、本年新たに立ち上がる「買える展覧会」《AWT FOCUS》や、国際的なキュレーターが厳選した映像作品を上映する《AWT VIDEO》、アーティストとのコラボレーションカクテルや気鋭のシェフが手掛ける料理を提供する《AWT BAR》など、都内各地で開催するプログラムを巡ることができます。また、次世代のアートコレクター育成プログラムや、国際的に活躍するキュレーターを招聘するシンポジウム、子どもや学生向けの展覧会ツアーなどさまざまなコンテンツを通して、東京そして日本のアートシーンを国内外に発信します。


参加施設が決定!50 の美術館・ギャラリーが集結

2023年のアートウィーク東京には、11美術館と39ギャラリーが参加します。東京国立近代美術館(橋)をはじめ、東京都現代美術館(清澄河)や森美術館(六本木)といった日本のアートシーンを牽引する美術館が名を連ねます。また、銀座メゾンエルメス フォーラム(銀座)や資生堂ギャラリー(銀座)のような企業が運営するインスティテューションなど、多彩なラインアップが揃っています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/100658/5/resize/d100658-5-81a49c83b069f11a2321-1.jpg ]

今年参加する東京のアートシーンの多様性を反映した39ギャラリーは、日本の現代アートの草分けとしてその歴史を紡いできた東京画廊+BTAP(銀座)をはじめ、ギャラリー小柳(銀座)、タカ・イシイギャラリー(六本木)、オオタファインアーツ(六本木)、スカイザバスハウス(根津)が昨年に引き続き参加するほか、今年は小山登美夫ギャラリー(六本木)、シュウゴアーツ(六本木)の2つの舗ギャラリーも加わります。


[画像3: https://prtimes.jp/i/100658/5/resize/d100658-5-5dd948c02c42e3fe674c-4.jpg ]

また、アーティストの村上隆が率いるカイカイキキギャラリー(広尾)や、ミサコ&ローゼン(大塚)、無人島プロダクション(菊川)、ナンヅカアンダーグラウンド(原宿)、タケニナガワ(麻布十番)、ウェイティングルーム(江戸川橋)などのギャラリーの展覧会では、ここ数十年におよぶ日本の現代アートの動向を追うことができます。そして、ブラム&ポー(原宿)、ファーガス・マカフリー(表参道)、ペロタン東京(六本木)など海外に拠点を持つギャラリー、カナカワニシギャラリー(清澄河)、リーサヤ(不動前)、ケンナカハシ(新宿)、コタロウヌカガ(六本木)といった新進ギャラリー、フイギユア(大塚)とフォーシックスフォーナイン(巣鴨)のようなアーティストが運営するスペースも見どころです。


※2023年度の参加施設一覧は別添資料をご参照ください。
※施設名の後の丸括弧内は最寄り駅です。


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新企画「買える展覧会」《AWT FOCUS》


[画像5: https://prtimes.jp/i/100658/5/resize/d100658-5-f7bb6cda618d28843534-6.jpg ]

本年のアートウィーク東京は、「アートウィーク」の新しいモデルを提案するため、新たな取り組みとして、「買える展覧会」《AWT FOCUS》を開催します。すべての出品作品は、出品するギャラリーを介して購入可能です。展覧会を通じて日本の戦後の美術を理解するためのポイントを提示すると同時に、日本のアートマーケットの活性化を目指す試みです。《AWT FOCUS》第1弾の開催地・大倉集古館(ノ門)は、大倉財閥の創始者で、日本近代美術業界の牽引者でもあった実業家・大倉喜八郎が1917 年に創立した、財団法人として日本最古の私立美術館。また、マーケットにも造詣の深い滋賀県立美術館ディレクター・保坂健朗が、本展のアーティスティックディレクターを務めます。参加ギャラリーが出展する多様なジャンルの作品を通じて、日本の戦後の美術のいくつかの系譜を、批評性を持ちながらもわかりやすく再考する展覧会です。
※出品作家や開館情報をはじめとする本展の詳細は8月末頃の発表を予定。
※本展に関して大倉集古館へのお問い合わせはお控えください。

保坂健朗(ほさか・けんじろう)プロフィール

[画像6: https://prtimes.jp/i/100658/5/resize/d100658-5-d0b450371857ca3cb440-7.jpg ]

滋賀県立美術館ディレクター(館長)1976年生まれ。慶應義塾大学大学院修課程修了後、2000年より20年まで東京国立近代美術館(MOMAT)に学芸員として勤務、2021年より現職。MOMATで企画・担当した主な展覧会に「建築がうまれるとき ペーター・メルクリと木淳」「エモーショナル・ドローイング」(以上、2008 年)、「建築はどこにあるの? 7 つのインスタレーション」(2010年)、「イケムラレイコ うつりゆくもの」(2011年)、「フランシス・ベーコン展」(2013年)、「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である ヤゲオ財団コレクションより」(2014年)、「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」(2016年)、「日本の家 1945年以降の建築とくらし」(2017年)、「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」(2021年)など。「Double Vision: Contemporary Art from Japan」(2012年、モスクワ近代美術館ほか)、「Logical Emotion: Contemporary Art from Japan」(2014年、ハウス・コンストルクティヴほか)、「The Japanese House: Architecture and Life after 1945」(2016年、イタリア国立21世紀美術館)など国外での企画にも携わる。公益財団法人大林財団「都市のヴィジョン」推薦選考委員、文化庁文化審議会文化経済部会アート振興ワーキンググループ専門委員なども務める。


アートが軸となるコミュニティの発展とアートアクティビティの拡充

AWT 会期中、国内外のアートファンやプロフェッショナルが集う憩いの場として、南山の複合ビル「emergence aoyama complex」に《AWT BAR》がオープンします。気鋭の建築家がデザインするアートな空間では、昨年に引き続きアーティストとのコラボレーションカクテル提供。加えて、今年は新世代のシェフによるオリジナリティ溢れる料理を提供します。世界に誇る日本のホスピタリティ文化と、アートウィーク東京とのクリエイティブな連携を五感で感じられる場となります。また、今年の「アートウィーク東京モビールプロジェクト(主催:東京都、アートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会)」は、会期中に都内の主要なアートスペースを巡る《AWT BUS》を運行するほか、今年は新たに子どもや学生を対象とした展覧会ツアーや、これからアートコレクターを目指す方々を対象に日本を代表するコレクターと連携したスタートアップセミナーを実施します。さらに、慶應義塾大学アート・センターと共催し、多様な文化的背景を持ちさまざまな世代を代表するキュレーターを国内外から招聘したシンポジウムやラウンドテーブルを開催します。2021年度のプレローンチから続くオンライントークは今年も実施し、日本の美術史やエコシステムに焦点をあてたレクチャーや対談動画を、全3 回配信予定です。これらを通じて、ビギナーからプロフェッショナルまで幅広い層に対してアートアクティビティの体験機会を提供します。
※各プログラムの詳細は、6月以降に順次発表を予定。


2023 年度「アートウィーク東京」開催に向けて ディレクター・蜷川敦子のコメント

アートウィーク東京は、業界を牽引してきたプロフェッショナルの連帯によってつくられる現代アートの祭典です。本ローンチ以来2 回目の開催となる今年は、現代アートは好きだけど価値や評価基準がわかりづらいという方々に向けて「買える展覧会」《AWT FOCUS》を導入しました。美術館で作品を鑑賞する体験と、ギャラリーで作品を購入する体験を合わせた新しい発想による試みです。現代アートにかせないキーワード「チャンス」をリアルに体験できるプラットフォームを目指し、出会う機会を提案します。

蜷川敦子(にながわ・あつこ)プロフィール

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アートウィーク東京共同創設者・ディレクター/タケニナガワ代表2008 年にタケニナガワを設立。新進作家から歴史的な評価の高い作家まで、現代アートの文脈で活躍する日本人作家を国際的にプロモーションする。国外の作家を日本の文脈で紹介する試みも多数企画。「アートウィーク東京」を主催する一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム共同代表理事。「アートバーゼル」バーゼルの選考委員、および、コロナ禍に生まれた国際的なギャラリーイニシアティブ「Galleries Curate」や、グローバルサウスのアートを取り上げるプラットフォーム「SOUTH SOUTH」に参加。2022 年、アート界で最も影響力のある人物100 人を選ぶ「ArtReview Power 100」および、将来のアートマーケットにおいて先駆となる人物35人を選ぶ「Artnet News Innovators List」に選出。


2023 年度「アートウィーク東京」開催に向けて 参加ギャラリーからのコメント

ウェイティングルーム 芦川朋子
アートウィーク東京は従来のアートフェアとは違った枠組みで、街全体を舞台に東京に点在するアートのプログラムをつないでいくという、大変興味深い試みとして当初から注目していました。本来アートフェアの小さな仮設空間の中でのプレゼンテーションよりも、拠点のギャラリー空間を使ったプレゼンテーションを見ていただくことが、ギャラリストとアーティストにとってどれだけ重要なことか、アートウィーク東京を通して再確認できました。今年は展覧会プログラムも加わってさらにパワーアップするアートウィーク東京に大いに期待しつつ、私たち自身のプログラムにも全力で取り組んで参りたいです。

コタロウヌカガ 額賀古太郎
アートウィーク東京は昨年、美術館などの公共機関とコマーシャルギャラリーの連動や、VIPから一般向けのさまざまなプログラムによって、国内はもとより海外からも多くの美術関係者やコレクターを呼び込み、コロナ禍でガラパゴス化しつつあった日本のアートシーンが再び開港する一つの重要なターニングポイントになりました。日本のアートワールドが益々に有機的に機能し、国内外のオーディエンスにとって魅力的なプラットフォームとなるために常に効果的なイベントだと思うので、今年も期待して参加します。

タカ・イシイギャラリー 石井孝之
欧米からの入国制限が緩和されたこともあり、アートウィーク東京では、多くの美術関係者を見受けられました。普段は海外の国際展やアートバーゼルでお会いする方々に、東京のギャラリーに訪れてもらい、お話できる機会にも繋がったことは、大変意義深いものでした。同時に、接点の少ない若手ギャラリーの方々とも意見交換できたことは、とても新鮮に感じました。

ミサコ&ローゼン ジェフリー・ローゼン
アートウィーク東京は、日本のコンテンポラリーアートを歴史的・理論的に、また地域に根ざした文脈で紹介する、大規模なアートイベントの模範となるイベントです。東京の広範囲にわたって開催される当イベントは、アートのプロフェッショナルから一般の方、海外からの観光客から地元住民まで、多くの方に価値を提供すると同時に、私たちのようなギャラリーが、ニッチともされる感性を幅広い人々に紹介する貴重な機会を創出しています。アートウィーク東京の対話的な開催モデルは、アートフェアやビエンナーレに代わる優れたモデルであり、日本に拠点を置くコンテンポラリーアートギャラリーと、それらのギャラリーがどのように、そしてなぜ活動をするのかということに関心を持つ人々とのより活発な交流を生み出すと期待されます。


開催概要

【アートウィーク東京】
名称: アートウィーク東京(欧文:Art Week Tokyo、略称:AWT)
会期: 2023年11月2日(木)〜11月5日(日)(4日間)10:00〜18:00
会期: ※VIPプレビュー日程として10月31日()、11月1日(水)の2日間を予定。
会期: ※会場やプログラムにより時間が異なる場合があります。
会場: 都内50の美術館/インスティテューション/ギャラリー
会場: 大倉集古館(AWT FOCUS)、「AWT BAR」ほか各プログラム会場
主催: 一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
提携: アートバーゼル(Art Basel)
特別協力: 文化庁

【アートウィーク東京モビールプロジェクト】
名称: アートウィーク東京モビールプロジェクト
会期: 2023年11月2日(木)〜11月5日(日)(4日間)10:00〜18:00
主催: 東京都/アートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会

【料金】
・AWT BUSの乗車無料。
・参加ギャラリーの入場無料。参加美術館ではAWT会期中に限り所定の展覧会にてAWT特別割引適用。
・AWT FOCUSの入場一般有料(金額未定)、学生・子ども無料。


「アートウィーク東京」 概要

東京における現代アートの創造性と多様性を国内外に発信する年に一度のイベントである「アートウィーク東京」は、文化庁の協力のもと、世界有数のアートフェアである「アートバーゼル」と提携し、一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームが主催。東京都、アートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会と連携し、都内の主要アートスペースをつなぐ交通手段の提供など幅広い鑑賞者層に対してアートアクティビティの体験機会を創出する「アートウィーク東京モビールプロジェクト」を通じて、東京の現代アートを支える環境基盤の形成に努めている。パンデミック下における2021 年11 月4 日〜7 日に初開催となったアートウィーク東京は、訪日外国人観光客の受け入れが始まった2022 年11 月3 日〜6 日に規模を拡大する形で開催し、美術館やギャラリーなど51のアートスペースが参加。2022 年度は、4 日間にわたる会期を通じてのべ3 万2,000 人を超える参加者を記録。アートウィーク東京モビールプロジェクトの一環として運行した無料のシャトルバス《AWT BUS》は、会期中の午前10時から午後6時の間に約15分おきに特設のバス停を巡回した。また、気鋭の建築家・萬代基介の設計による《AWT BAR》をナイトアウトプログラムとして南山にオープン。4 名のアーティストとのコラボレ
ーションによるオリジナルカクテルを提供し、日中アート鑑賞を楽しんだ人々が、夜に集う憩いの場として賑わいを見せた。
[画像8: https://prtimes.jp/i/100658/5/resize/d100658-5-d90a54179bd454e7f865-9.png ]



「アートウィーク東京モビールプロジェクト」概要

東京都とアートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会が主催。アートウィーク東京の会期中に、都内各地に広がる主要なアートスペースを繋ぐ《AWT BUS》の運行や、子どもや若者、将来のコレクターなどを対象とする展覧会のガイドツアーやセミナーを展開するほか、国内外のキュレーターを招聘したシンポジウムなどを開催し、幅広い鑑賞者層に対してアートアクティビティの体験機会を創出。国内のアートに対する関心の裾野拡大を目指す。実行委員は、岡真実(森美術館館長)、小松弥生(東京国立近代美術館館長)、塩見有子(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT]理事長)、蜷川敦子(アートウィーク東京ディレクター/一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム代表理事)、茂木直恵(東京都現代美術館副館長)。


「アートバーゼル」概要

世界最高の規模と質を誇る近現代美術のアートフェア「アートバーゼル」。毎年、拠点となるスイスのバーゼルをはじめ、香港、マイアミビーチ(アメリカ)で開かれるアートフェアには、世界各地から大勢のアートファンや専門家が集まり、2022 年10 月には新たにパリも開催地となった。国際的なアートイベントにおける高度な専門知識や経験を有するアートバーゼルは、アートウィーク東京が目指す現代アートの健全で活発なエコシステムの構築や、国際的なネットワークにおける東京の地位を確立するためにかせない存在。(公式サイト:https://www.artbasel.com/

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