プレスリリース
クラウドサービスプロバイダーがデータセンタースイッチへの支出の50%以上を牽引
株式会社データリソースは、Dell'Oro Group(デローログループ)の「データセンタ向けイーサネットスイッチの5年予測レポート」を2022年2月4日に販売開始しました。レポートのプレスリリースによると、クラウドサービスプロバイダーがデータセンタースイッチへの支出の50%以上を牽引し、400Gbps、800Gbps、1600Gbpsのスピードの採用を推進すると予測しています。
高速化によりデータセンター向けスイッチ市場は2桁の年平均成長率へ
2026年までにクラウドサービスプロバイダーが売上高の50%以上を占めるようになる
通信、ネットワーク、データセンターIT業界の情報を提供するDell'Oro Groupが発行した「データセンタ向けイーサネットスイッチの5年予測レポート」によると、イーサネットスイッチ・データセンター市場は2021年から2026年の間にほぼ2桁のCAGRで成長すると予測されています。400Gbps、800Gbps、1600Gbpsの速度が、予測期間の終わりには市場収益の50%以上を牽引すると予測されます。
Dell'Oro GroupのシニアディレクターであるSameh Boujelbeneは「我々の予想通り、データセンタースイッチ市場はパンデミックに強いだけでなく、実際にそこから利益を得ている。デジタルトランスフォーメーションへの取り組みがパンデミックによって加速される中、クラウドとエッジの分野で力強い成長が見られるようになった。我々の予測では、クラウドサービスプロバイダーがデータセンタースイッチへの支出の50%以上を牽引し、400Gbps、800Gbps、1600Gbpsのスピードの採用を推進すると予測している。」と述べています。
「データセンター・スイッチの速度が今後どのように分岐していくのか、非常に興味深い点だ。クラウド-非クラウド間で高速化へのロードマップが異なるだけでなく、ハイパースケーラ間でも分岐が見られるようになった。現在、各ハイパースケーラは、スイッチチップ、スイッチレイディクス、ネットワークトポロジーの面で、それぞれ異なる選択をしている。人工知能や機械学習などの新しいワークロードのニーズに対応するため、次世代ネットワークに移行する際には、この乖離が大きくなると予想される。」とBoujelbeneは付け加えています。
データセンタ向けイーサネットスイッチの5年予測レポートのハイライト
■ 非クラウドセグメントはクラウドセグメントに比べ、少なくとも2段階のスピードアップサイクルが遅れている。
■ 高速オプティクスと高速SerDesが利用可能になることで、イーサネット標準よりも高速なスイッチポート速度が引き続き採用される。
■ コパッケージオプティクスは、予測期間の終わりに向かって増加し始めるが、プラガブルオプティクスが引き続き主流となる。
このレポートについて
データセンタ向けイーサネットスイッチの5年予測レポート
https://www.dri.co.jp/auto/report/delloro/degdcenet5y.html
このレポートは、市場動向の包括的な概要を提供し、モジュール型と固定型(ポート速度別)、固定管理型と非管理型(ポート速度別)技術に関するメーカーの収益、ポート出荷量、平均販売価格の予測を網羅した表を掲載しています。ポート速度の予測は1/10/25/40/50/100/200/400/800/1600 Gbps.で提供しています。
【Dell’Oro Groupについて】
https://www.dri.co.jp/auto/report/delloro/index.html
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