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アズワン株式会社

仏HCS Pharma 社「3D 細胞培養用マルチウェルプレート」の取り扱い開始のお知らせ

(PR TIMES) 2021年11月26日(金)13時45分配信 PR TIMES

 アズワン株式会社(本社:大阪府大阪市西区、社長:井内 卓嗣、以下アズワン)は、ヘルスケア事業を展開する株式会社JVCケンウッド(本社:神奈川県横浜市神奈川区、社長執行役員CEO:江口 祥一郎、以下JVC ケンウッド)と連携し、フランスHCS Pharma社の3D 細胞培養用マルチウェルプレート、本日より販売を開始いたします。
< HCS Pharma 社の「3D 細胞培養用マルチウェルプレート」について>
 創薬の開発において、非臨床試験段階における薬効および毒性の検討は「In Vitro 試験」で行われます。これらの試験は、人体とは条件が異なる2D 細胞培養システムで行われることが多く、薬剤としての特性の予測が不十分な場合がありました。このたび当社が連携したJVC ケンウッドが調達する「3D 細胞培養用マルチウェルプレート」は、フランスのHCS Pharma 社独自のBIOMIMESYS 技術により、人体器官に近い条件による細胞の培養を可能にします。3D 培養した細胞を In Vitro 試験に用いることで、これまでより高精度な試験を実施できることから、創薬の開発に寄与することが見込まれます。3D 細胞培養の全世界市場規模は2020 年の約1,500 億円から2027 年に約4,000 億円と年平均成長率15%で拡大すると予想されており、技術と市場の両面で大きな期待が寄せられています。

[画像: https://prtimes.jp/i/85591/5/resize/d85591-5-6e1cf78be9f9f3679dc4-0.png ]

HCS Pharma 社は、創薬研究で応用が進む細胞を用いたハイコンテントスクリーニング(HCS)の領域で、独自のBIOMIMESYS 技術に基づいてさまざまな業界に向けた3D 細胞培養製品を開発・販売する新興企業で、同社のBIOMIMESYS 技術は、目的とする細胞の培養に最適なECM(細胞外基質)の環境を提供することで、生体内の組織を模倣する3D 細胞培養を可能とします。 3D 培養された細胞を用いることで、創薬スクリーニングにおける生物学的信頼性の向上と開発期間の短縮により、コスト削減効果が期待されます。

 アズワンは、全国の販売ネットワークを通じて「BIOMIMESYS(R)3D 細胞培養用マルチウェルプレート」の販売、デリバリー等の流通面を担い、創薬研究で応用が進む細胞を用いたハイコンテントスクリーニングの領域でより一層の貢献をしてまいります。更に、再生医療分野でBIOMIMESYS(R)3D 細胞培養用マルチウェルプレートの可能性を研究し、将来的に細胞治療など再生医療への臨床応用可能性を最大限に引き出せるように努めます。

製品概要
■製品名:「BIOMIMESYS(R) 3D 細胞培養用マルチウェルプレート」
■希望納入価格:1 枚 20,000 円〜(税別)
■包装単位:1 枚入(96 ウェル、384 ウェル)

プレスリリース提供:PR TIMES

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