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AC Biodeと志恩、灰や廃棄物から吸着材、抗菌材へリサイクルする技術に関し、オーストリア・英国Mondiより基礎調査を受注

(PR TIMES) 2022年02月28日(月)08時45分配信 PR TIMES


・背景、目的:
石炭灰、バイオマス灰、下水汚泥焼却灰、製紙汚泥灰、コークス灰、鉱山廃液等は処理・輸送費用に年間約数千万円から数億円かかり、また環境問題にも関係する課題です。例えば、灰は、一般的にアスファルトや土壌改質へのリサイクル、または埋立とされることが多く、また長距離輸送も必要になります。

AC Biode株式会社 (“AC Biode”、京都市、ルクセンブルク、英国ケンブリッジ市)、株式会社志恩 (“志恩”(しおん)、東京都港区)は、これらの灰、または鉱山廃液(リチウム副産物、アルミナ)等を吸着材、抗菌材等(CircuLite”サーキュライト”)にリサイクルする技術を提供します。CircuLiteの用途は、フィルター、衛生用品、土壌改質、水質改善等で、新規用途としてはCO2吸着、海洋油漏れの油吸着等があります。従来の類似製品と比較して、最大60%の温暖化ガスを削減します(当社試算)

・オーストリア・英国製紙大手Mondiから基礎契約を受注:
AC Biodeと志恩は、先日の契約、覚書締結に続き、以下の契約を受注しました:
製紙大手のオーストリア・英国Mondiより、製紙汚泥灰やリカバリーボイラーの灰等からCircuLiteへのリサイクルに関する基礎調査を受注。灰を利活用し、フィルター、土壌改質、水質改善、ペイント、温暖化ガス吸脱着等に活用される吸着材、抗菌材にリサイクルする技術の基礎調査。これはPitcchというコンテストで優勝し、Mondiとの連携が決まったものです。オーストリア・グラーツにある分析センターBESTとも協業致します。

CircuLite事業にとって、タイ、某国A、オーストリアと3か国目の受注、AC Biode株式会社にとって、これらに英国、チュニジア、ルクセンブルグを加えた、日本海外では6カ国目の受注となります。

CircuLiteは、活性炭やゼオライトと同様の用途を持ち、イオン交換機能もある為、汚染物質を物理的のみならず化学的にも吸着させます。本技術は、既にUNIDOにも正式に承認されております。“Production of Multi-functional Composite Material “CircuLite” via Proprietary Recycling System of Unused Resources”、“Anti-Viral and Anti-Bacterial Material Synthesized from Ash Waste Utilizing Ion Exchange Capacity”

・今後の展望:


現状客先にて、リサイクル工場建設に向けて引き続き注力して参ります。
国内外からも多くの引き合いを頂いており、引き続きフォローして参ります。
吸着材の新しい用途として二酸化炭素吸着、海洋油漏れの油吸着等開発して参ります。


これらを通じて、お客様におけるリサイクル率向上、大気汚染改善、環境問題対策、地球の温暖化ガス排出削減に貢献します。
(写真)台湾工場(バイオマス灰3,000ton/年から同量のCircuLiteを製造):
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/84759/5/84759-5-cf09cc4055e6b1ca0c7d3df091bd1a24-1787x2700.jpg ]


株式会社志恩:
環境エンジニアリングをベースにしたスタートアップ(東京都港区)で、CircuLite建設、操業に関し、日本やアジアで多くの経験を有しています。灰の性能が不安定であっても、CircuLiteの品質を安定化させる特殊なノウハウがあります。
AC Biode株式会社:
材料科学、エレクトロニクスをベースにしたクリーンテックスタートアップ(京都市)で、日本、ルクセンブルク、英国に展開しています。CircuLite以外にも、モビリティ・蓄電用交流電池・回路開発、廃プラの解重合触媒等も開発しています。欧州連合EU傘下EIT InnoEnergy等から出資を受け、国内外のピッチコンテスト約30件で優勝した実績があります。
本プロジェクトのリンク:www.acbiode.com/circulite
お問い合わせ先: Tadashi.kubo@acbiode.com
Facebook, Twitter, LinkedIn, Instagram: ”@AC Biode”または”@ACBiode”
以上

プレスリリース提供:PR TIMES

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