プレスリリース
武蔵野美術大学がビジネスにおける新規事業創発向けの創造的思考力を学習・実践する「価値創造人材育成プログラム(Value Creation Program)」を実施
武蔵野美術大学(所在地:東京都小平市、学長:長澤忠徳)は、経済産業省の令和3年度「創造性リカレント教育を通じた新規事業創造促進事業」(株式会社コンセント受託)、において、創造的思考力を学習・実践する「価値創造人材育成プログラム=Value Creation Program」(以下VCP)を実施しています。
【本件のポイント】
●経済産業省令和3年度「創造性リカレント教育を通じた新規事業創造促進事業」(株式会社コンセント受託)において、創造的思考力を学習・実践する「価値創造人材育成プログラム」を実施。
●創造的思考力・創造的態度を備えたビジネス人材が独創的な新規事業へチャレンジしたり、企業の創造性の源泉となる多様性の確保につながるものと考えている。
●プログラムの中で、本学卒業生を中心としたアーティストやデザイナーをメンターとして配置。
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【経済産業省令和3年度「創造性リカレント教育を通じた新規事業創造促進事業」とは】
大企業等に埋もれている人材に対する創造性等を磨くためのリカレント教育等を支援し、新規事業創造を促進する事業。
【プログラム概要】
本プログラムは、武蔵野美術大学が90年以上の歴史で培った創造的思考力(クリエイティブシンキング)を用いて、既存の課題を解決するアプローチだけでなく、課題そのものを発見する「課題発見力」や「価値創造力」を習得するプログラムです。
創造的思考力とは、デザイン思考やアート思考といった、特定のものにとらわれず善や美を追求する人文知の活用など、多様な視点を調和・統合させることを通じて、新たな関係性を見いだす、「構想力」「観察力」「批判力」を基礎とした力です。
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また、それを支える創造的態度は、座学で身につけられるものではなく、繰り返し試行錯誤する中で身体知として習得できます。
これらの創造的思考力・創造的態度を備えたビジネス人材が独創的な新規事業へチャレンジしたり、企業の創造性の源泉となる多様性の確保につながるものと考えています。
8日間のプログラムを通して、新規事業を創出するための視点や考え方を得ることを目的とし、前半3日間で武蔵野美術大学が誇る教育資産である「造形教育プログラム」を体験し、「観察力・批判力・構想力」を習得します。後半4日間では、グループワークを中心としたプログラムを展開し、本質的な課題発見力から価値創造力を体得するとともに、クリエイティブ人材によるメンタリングを通してより広い視野を習得します。
最終日には、プレゼンテーションと講評を通じて、通常のデザイン思考プログラムとは異なる、本質的な美術の力を用いた事業創造力の習熟度を確認します。
また、メンタリングプログラムおよびメンターの派遣について本学校友会や世界株式会社の協力を得て、本学卒業生を中心としたアーティストやデザイナーがグループワークにおいてメンターにつきます。アーティストやデザイナーが、設定したパーパスやコンセプトに対しどのような思考や態度で捉えているのか体感することができます。
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【今後のVCPについて】
今後、新規事業開発だけでなく、アートやデザインをビジネスに実装するプログラムとして開発、企業向けプログラムや個人向けプログラムとして広くVCPを社会に提供し、新たな価値創造教育プログラムをとして展開することを予定しています。
VCPプログラムは以下のような方を対象として開発されています。
◆創造的思考力を用いて、社会的イノベーションを起こそうとする方
◆創造的思考力の基礎的な力を用いて、課題発見力・課題探究力をつけようとする方
◆大企業等において新たな事業や価値を創造しようとする方
◆役所、自治体等において政策デザイン、地域振興等に取り組まれる方
◆起業、スタートアップを検討している方
【プログラムの運営について】
本プログラムは、株式会社武蔵野美術大学ソーシャルマネジメントが運営を行い、本学卒業生を講師陣に迎えて実施します。
●講師
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萩原 幸也
2006年武蔵野美術大学 デザイン情報学科卒業
武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所 客員研究員
武蔵野美術大学大学校友会 広報部長
株式会社リクルート シニアクリエイティブディレクター
リクルートグループのコーポレート、サービスのブランディング、マーケティングを担当。また、複数企業のコーポレートブランディングや新規事業のコンサルティングを手がける。
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石川 卓磨
2004年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了
アーティスト、美術批評家。武蔵野美術大学講師、東北芸術工科大学講師芸術・文化の批評、教育、製作などを行う研究組織「蜘蛛と箒(くもとほうき)」を主宰。近年の主な講座「「つくる」から始めるアート思考入門〜観察から創作へ」洞察力を養うワークショップVol.1-5」(WASEDA NEO 早稲田大学日本橋キャンパス、2020年)等
その他講師、メンター等
・講師
長谷川 敦士(武蔵野美術大学造形構造学部クリエイティブイノベーション学科主任教授)
岩嵜 博論(武蔵野美術大学造形構造学部クリエイティブイノベーション学科教授)
木原 進(株式会社梅ノ木文化計畫代表取締役)
百瀬 文(アーティスト/武蔵野美術大学講師)
大久保 あり(アーティスト/武蔵野美術大学講師)
・メンター
早川 和彦(H inc.代表/クリエイティブディレクター)
柴田 賢蔵(DE共同代表/デザイナー/クリエイティブディレクター)
村田 美樹(LOEWEプロデューサー/クリエイティブディレクター/武蔵野美術大学講師)
加藤 晃央(CEKAI共同代表/プロデューサー)
篠田 哲郎(CEKAI/プロデューサー)
鈴木 亮太郎(CEKAI/プロデューサー/コピーライター)
小松 健太郎(CEKAI/プロデューサー/コミュニティデザイナー)
杉本 真帆(CEKAI/プロデューサー/デザインマネージャー)
【株式会社コンセントについて】
コンセントは「デザインでひらく、デザインをひらく」をミッションに、組織と伴走し活動を支えるデザイン会社です。人間中心設計サイクルを活かし、サービスデザインやユーザー体験デザインを実践。事業開発やデザイン経営推進、組織コミュニケーションの支援およびクリエイティブ開発などを行っています。「リアルなデザインの知」を広く社会に共有する取り組みもしています。
【武蔵野美術大学について】
武蔵野美術大学は、1929年の帝国美術学校創立以来、「真に人間的自由に達するような美術教育」、「教養を有する美術家養成」を建学の精神とし、清新な創造力を持った美術家、デザイナーの養成に努めてきました。また、国内外に多くの優秀な人材を輩出し、わが国の美術・デザインの発展及びその教育研究における重要な一翼を担ってきました。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社武蔵野美術大学ソーシャルマネジメント教育共創事業部
東京都新宿区市谷田町1-4/ichigaya_campus@musabi.ac.jp
担当:渡辺・河野
プレスリリース提供:PR TIMES