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常識を覆した断熱材を量産、NIMS発ベンチャーがシリーズAを完了

(PR TIMES) 2023年03月10日(金)17時45分配信 PR TIMES

(共同リリース)サーマリティカ、KSP

常識を覆した断熱材を開発するスタートアップ、株式会社Thermalytica(サーマリティカ、本社・つくば市)は2023年3月10日、シリーズAにより1億1250万円を調達しました。リードインベスターは株式会社ケイエスピー(KSP、本社・川崎市)であり、既存株主の国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)と、新規株主の株式会社つくば研究支援センター(TCI)も出資しました。サーマリティカは量産技術を確立し、海外を含めて事業展開していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/81202/5/resize/d81202-5-781a117ef05ce63f7314-0.jpg ]

サーマリティカの断熱材「TIISA」はエアロゲル(酸化シリコン)の一種ですが、その原料コストや製造コストは従来品よりも遥かに低く、かつ扱いやすさに直結する流動性も備えています。液化エネルギー源(液体水素、液化アンモニウム、LNG)の低コスト保存に最適です。加えて2次電池セルの延焼阻止材や、ウレタンの熱伝導率低減剤としても強い引き合いを受けています。

サーマリティカ 代表取締役の小沼和夫は「NIMSで社外連携を担っていた時から社会実装に挑み、様々なご助力の下で理想的なエクイティファイナンスを完了できました」と感謝しています。またサーマリティカ 創業者CTOのDr. Rudder Wuは「私が暮らす日本にとどまらず、生まれた台湾や育った北米、欧州を含めた世界の国・地域で『TIISA』を普及させます」と決意を新たにしております。

リードインベスターのKSP 大槻智洋は「川崎市と実施した支援プログラム『Kawasaki Deep Tech Accelerator』でサーマリティカと出会いました。弊社のNextG投資事業有限責任組合はサーマリティカを皮切りに、ライフサイエンスを含むディープテックベンチャーを強力に支援していきます」と述べています。同組合はペプチドリーム創業者の窪田規一が率いており、LP出資者を引き続き募集しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/81202/5/resize/d81202-5-2f4be01d04617f64b71c-1.png ]

◆サーマリティカ
社名:株式会社Thermalytica
事業:サーマルマネジメント材料の開発、コンサルティング
設立:2021年4月
代表者:小沼和夫
所在地:〒305-0003 茨城県つくば市桜三丁目13(物質・材料研究機構内)
URL:https://thermalytica.jp/

[画像3: https://prtimes.jp/i/81202/5/resize/d81202-5-a5f69d3e465129d3a6b4-2.png ]

◆KSP
社名:株式会社ケイエスピー
事業:オフィス/ラボ賃貸、投資ファンド運営、ビジネスマッチング、起業家教育
設立:1986年12月
代表者:窪田規一
所在地:〒213-0012 神奈川県川崎市高津区坂戸三丁目2-1 KSP西304
URL:https://www.ksp.co.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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