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500 Startups Incubator, L.L.C.

500 Startupsと愛知県、スタートアップ・エコシステムの発展に向けて「Accelerate Aichi by 500 Startups」を始動

(PR TIMES) 2021年07月19日(月)12時15分配信 PR TIMES

エコシステム活性化を目的としてスタートアップならびに事業会社を対象に3つの包括的プログラムを実施

2021年7月19日 - 世界的なベンチャーキャピタルである500 Startups(ファイブハンドレッド・スタートアップス)と愛知県は、同県のスタートアップ・エコシステムの発展を目的とした「Accelerate Aichi by 500 Startups」を始動すると発表しました。今回、愛知県との協業プロジェクトとして、3つのプログラム、すなわち、「Growth Program(グロース・プログラム)」、「Landing Pad(ランディング・パッド)」、「Corporate Innovation Program(コーポレート・イノベーション・プログラム)」を実施します。いずれも、スタートアップによる成功モデルを創出し、スタートアップ・エコシステム全体の発展を促進させ、革新的な技術やビジネスモデルを生むオープンイノベーション文化の構築に貢献することを目的としています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/73576/5/resize/d73576-5-de645d9a94e4866d9295-0.png ]


日本には現在、1万社を超えるスタートアップが存在しますが、グローバルに活躍する企業は多くありません。政府は競争力強化のためエコシステム拠点都市の形成に注力しています。愛知県では2018年10月に「Aichi-Startup戦略」を掲げ、日本・愛知県発のスタートアップの発掘・育成と、他県や海外からのスタートアップ誘致に取り組んできました。今回の「Accelerate Aichi by 500 Startups」は、本戦略の一環として実施するものです。

500 Startupsの日本担当ディレクター、大出歩美は次のように述べています。「当社は、イノベーションと起業家精神こそが、世界中の人々の生活や経済を発展させるための重要な要素であると考えています。愛知県は、これらを最大化するべく『Aichi-Startup戦略』をはじめとするイノベーション創出の取り組みを積極的に行っています。当社の世界的なスタートアップ・エコシステム・ビルダーとしての知見を共有し、同県のエコシステム活性化を支援できることを嬉しく思います。」

500 Startups は、世界的なスタートアップ・エコシステム構築プロジェクトの一環として、世界各地で同様のプログラムを企画・設計・運営しています。「Accelerate Aichi by 500 Startups」を構成する3つのプログラムの詳細は、以下に記載のとおりです。

<プログラム概要>

Growth Program(グロース・プログラム)

国内のスタートアップ(最大20社)を対象とした6週間のアクセラレータープログラムです。プレシード、シード、アーリーステージ期のいずれか、かつ実用的なプロトタイプやMVP(Minimum Viable Product/実用最小限の製品[i])は、初期の顧客を満足させ、将来の製品開発に役立つ有効なフィードバックや実証を得られる機能を備えた製品のバージョンを有していることが、参加条件です。500 Startupsが提供している他のグロース・プログラムと同様に、イノベーションや起業分野においてグローバルな実務経験を持つ業界リーダーを講師に迎え、「成長の基礎」「実証実験」「資金調達」「ピッチ準備」等のテーマについて指導を受け、デモデイに臨んで頂きます。
応募期間は、2021年7月19日(月)から8月20日(金)までです。
※8月13日(金)までにご応募頂いたものを優先審査対象とします。


Landing Pad(ランディング・パッド )

シリーズA以降の海外のスタートアップ(最大20社)を対象に、日本におけるビジネスチャンスを発掘し、成長エンジンの構築や加速化を支援することを目的とした10週間のプログラムです。
専任のメンターやその他のメンターと密に連携しながら、「マーケット理解」「市場参入(GTM)戦略」「資金調達」「ピッチ準備」等のテーマについて各2週間、「実証実験」「ビジネスパートナーとのネットワーキング」等のテーマで6週間の指導を受け、デモデイに臨んで頂きます。
応募期間は、2021年9月下旬からを予定しています。


Corporate Innovation Program(コーポレート・イノベーション・プログラム)

愛知県に本社や拠点を置く企業のオープンイノベーション戦略において意思決定できる人材ならびに新規事業開発チーム(最大30名)を対象にした4日間のプログラムです。スタートアップとのネットワーク構築やオープンイノベーション活動を推進するためのスキルを学んで頂きます。
本プログラムでは「PoC(概念実証)」「スタートアップへの価値提案」「スタートアップの採用」「企業の価値創造」等のテーマについて学び、インサイト(洞察)や成功事例、推奨するベストプラクティスに関する情報を提供します。
応募期間は、2021年7月19日(月)から8月13日(金)までです。

[画像2: https://prtimes.jp/i/73576/5/resize/d73576-5-adee3b05e9f92d4cf3c8-1.png ]


※いずれのプログラムも参加は無料です。ただし、数に限りがあります。
※セッションは主にオンライン開催の予定ですが、今後のコロナ感染拡大状況に応じて、一部のセッションのみ会場にて開催となる可能性もあります。

500 Startupsは日本の政府機関・自治体や企業と連携して地域のスタートアップ・エコシステムの発展を支援する取り組みを行なっており、今回の「Accelerate Aichi by 500 Startups」は最新の取り組みとして発表したプロジェクトです。これまでにも、三菱商事の研究開発機関であるM-Labと連携したコーポレート・イノベーション・プログラムや、東京都や日本貿易振興機構(JETROシンガポール)と連携した「X-Hub Tokyo Global Launch Singapore Course powered by 500 Startups」等、様々な取り組みを実施してきました。

「Accelerate Aichi by 500 Startups」への参加登録、ならびに各プログラムの詳細や参加条件については、公式WEBサイト(https://ecosystems.500.co/accelerate_aichi)をご確認ください。


<500 Startupsについて>
500 Startupsは、アーリーステージを支援する世界で最もアクティブなのベンチャーキャピタルの一つです。2010年の設立以来、500 Startupsは77カ国で2,500社以上の企業に投資してきました。また、17カ国以上に140人以上のチームメンバーがおり、500 Startupsのグローバルポートフォリオを支援しています。代表的な投資先には、Credit、Karma、Canva、Talkdesk、Intercom、GitLab、Grab、Bukalapakなどがあります。
また、500 Startupsは、政府や財団と提携して独自のアクセラレータプログラムを展開したり、企業と提携して新興企業との関係を促進したりすることで、イノベーションのエコシステムの発展を支援しています。また、教育プログラムを通じて投資家の育成も行っています。500 Startupsは、世界中で1,500社以上のスタートアップを対象に、60以上の成長プログラムやアクセラレータプログラムを実施してきました。

スタートアップならびに事業会社からのお問合せ:
株式会社500 Startups
担 当:大出
メール:accelerateaichi@500startups.com

[i] MVP(Minimum Viable Product、実用最小限の製品)は、初期の顧客を満足させ、将来の製品開発に役立つ有効なフィードバックや実証を得られる機能を備えた製品のバージョン



プレスリリース提供:PR TIMES

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