プレスリリース

ワクチン保管冷凍庫の温度異常や電源異常を知らせるメールを、電話の自動発信によって24時間、確実に知らせる

インターネットクラウド事業、監視・保守等を手掛けるタワーハートソリューションズ株式会社（本社：愛媛県西条市　代表取締役：望月 俊克）は、当社の緊急アラートシステム「メルコル」を導入する新型コロナウイルスワクチン用冷凍庫および冷蔵庫が2022年1月末をもって、220台を突破する見込みであることを報告いたします。また、今後のワクチン追加接種に向けた企業、大学、自治体等による保管庫の監視強化を引き続き支援するべく、現行の無償提供プラン『ワクチン保管応援プラン』を継続いたします。
厚生労働省によれば、2021年12月31日時点での職域接種における、冷凍庫・冷蔵庫の不備を起因とするワクチン廃棄数は2,163バイアル、つまり21,630回接種分にのぼっています。
（厚生労働省『新型コロナウイルス感染症に係る予防接種における職域接種のワクチン廃棄事案について 』より、https://www.mhlw.go.jp/content/000881534.pdf）

当社では、こうしたワクチン廃棄を防止し、新型コロナウイルスワクチンの低温保管・管理をサポートするために、2020年12月より緊急アラートシステム「メルコル」（https://www.melucolu.com/top.html）の『ワクチン保管応援プラン』の無償提供を行ってきました。

元々は医療機関や研究施設向けの提供を想定していた本無料プランですが、上記のようなワクチン廃棄の状況、そして突発的な冷凍庫・冷蔵庫の故障への迅速な対応の必要性、継続的なワクチンの保管・管理における人的負担などを受け、現在は職域接種を行う企業や大学、自治体施策をサポートする大手物流企業などが主な導入先となり、監視台数が１月に220台を突破見込み、活用の場が拡大しています。

●導入事例
１．ワクチンの保管期間中に落雷の多い時期もあったが、落雷による故障など心理的な負担がかなり軽減された。（職域接種実施企業様）
２．自治体から支給される超低温冷凍庫が相次いで故障する事態が発生した際にも、大量のワクチンを安全に保管することができる仕組みを導入することが課題になっていた。 メルコル導入後、ワクチンを保管していない冷凍庫で故障が発生したことがあったが、すぐに駆け付け確認することができた。（大手物流企業様）

「メルコル」は、システムやネットワーク、工場設備、ＵＰＳ機器、各種データロガー（温度等）等に付随する監視ツールから送信されたメールを受け、事前に登録されている電話に自動発信をして、メール本文を読み上げるクラウド音声案内サービスです。ワクチンが保管された低温冷凍庫・冷蔵庫と「メルコル」を連携した場合、庫内の温度変化や故障、停電といった緊急事態に、電話で確実に24時間、ダイレクトに担当者や保守サポートと繋げることが可能となり、管理における作業員の負担軽減、迅速な修理対応、そしてワクチン廃棄防止を実現することができます。


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現在、3回目のワクチン接種の準備・実施が自治体や職域接種を行う企業や大学等で進む中、当社は本『ワクチン保管応援プラン』を引き続き提供し、早期の新型コロナウイルス感染症の収束に貢献してまいりたいと考えています。


＜ワクチン保管応援プラン概要＞
・当プランはメール通知機能のある低温冷凍庫でワクチンを保管する場合に利用が可能です。
・１連絡先であれば、冷蔵庫の台数には制限なく利用可能です。
・基本料金は無料、通信料金は当社負担とする、完全無償のプランです。
・複数連絡先の場合でも、有料プランを特別価格で提供します。この場合も通信料は当社負担とします。


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＜タワーハートソリューションズ株式会社について＞
インターネットクラウドサービス事業を中心にシステム開発、監視・保守等を扱うIT企業。
事業概要：インターネットクラウドサービス事業・システム開発・監視・保守
所在地：愛媛県西条市小松町南川甲404番地21
メルコル：https://www.melucolu.com
会社WEB：https://www.towerheart.com

プレスリリース提供：PR TIMES