プレスリリース
廃棄される繊維を回収・循環させ、サーキュラーエコノミーを実現
蝶理株式会社(大阪本社:大阪市中央区、東京本社:東京都港区、社長:先濱一夫、以下「蝶理」)は、繊維製品の循環型スキーム「B-LOOP(TM)(ビーループ)」を本格始動しました。繊維の製造工程で発生した廃棄繊維や古着など、これまで捨てられてきた繊維を新しい繊維に生まれ変わらせ、新しい価値を持たせます。
グローバルで繊維の循環を可能にするスキーム「B-LOOP(TM)」
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蝶理では、糸・生地・製品という繊維産業の川上から川下に至る各段階においてサステナビリティに対応した取り組みを行い、それらを柔軟に掛け合わせることでサプライチェーンのサステナビリティ全体の最適化を実現するコンセプト「BLUE CHAIN(R)」を推進しています。その一環として、「B-LOOP(TM)」を開始しました。蝶理の強みであるグローバルなネットワークを活かし、日本・アジアで製造される繊維製品の製造工程で発生する繊維くずを回収・循環させる仕組みを構築します。
ポリエステル素材をポリエステル糸に再生することで、衣服や資材など様々な用途へ循環させることを可能にし、石油資源の使用量削減を実現します。糸への再生が難しい素材は、反毛後に自動車の吸音材や水害防止用の河川敷マットなどへ再利用し、資源を無駄にせずに有効活用することで、焼却処分される繊維の量を減らし、温室効果ガスの発生削減にも貢献します。
蝶理との結びつきが強い北陸産地企業と連携し、糸・生地の生産工程で発生する廃棄繊維を回収・再利用し、繊維の廃棄量削減に取り組みます。
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繊維業界のサプライチェーンを青く塗り替える「BLUE CHAIN(R)」
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アパレル業界では多くの温室効果ガスを排出し、その約8割はモノづくりの工程で発生しています。加えて、私たちが日々身に着けている衣服は、モノづくりの工程において水の大量消費や繊維くずの発生など、環境に大きく負荷をかけていることを改めて認識しなくてはなりません。
蝶理は、繊維業界に関わる企業間での連携を強め環境負荷低減を目指すため、2020年、独自のコンセプトである「BLUE CHAIN(R)」を立ち上げました。現在、北陸産地の取引先を中心に約140社の企業様に、BLUE CHAIN PARTNERSとして賛同いただいています。
蝶理は、繊維の循環型スキーム「B-LOOP(TM)」を通して、繊維業界でのサーキュラーエコノミーを加速させ、「BLUE CHAIN(R)」の推進でサプライチェーンを青く塗り替え、持続可能な繊維産業を目指します。
◆BLUE CHAIN(R) >>https://www.chori.co.jp/bluechain/
ー 会社概要 ー
会社名:蝶理株式会社(CHORI CO., LTD.)
代 表:代表取締役社長 先濱 一夫
本 社:東京本社 〒108-6216 東京都港区港南二丁目15番3号 品川インターシティC棟
大阪本社 〒540-8603 大阪府大阪市中央区淡路町一丁目7番3号
設 立:1948年(昭和23年)9月2日[創業1861年(文久元年)]
資本金:68億円
事業内容:繊維・化学品・機械の複合型専門商社
◆ウェブサイト >> https://www.chori.co.jp/
◆SDGsへの取り組み >> https://www.youtube.com/watch?v=pNkHMx-YRuw
ー お客様からのお問い合わせ先 ー
蝶理株式会社 繊維原料部
TEL:06-6228-5182(担当 高光)
プレスリリース提供:PR TIMES