プレスリリース
すべてのステークホルダーの視点から、俯瞰的に課題を検討
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提言の表紙
NPO法人ジェネリック医薬品協議会(理事長:渡邊善照)では、2023 年度事業の一つとして「ジェネリック医薬品産業の維持・育成に関する課題と方策」を検討するプロジェクトチーム(GEDA PJPJ)を発足させました。ジェネリック医薬品に係わる関係者との面談や「ジェネリック医薬品の日」記念パネルディスカッションを実施して意見と提言を聴取し、鋭意検討した結果、GEDA PJ の2023 年度のまとめとして、頂いた意見、各種関係資料の分析などを踏まえて「我が国におけるジェネリック医薬品産業の維持・育成を図る課題と方策の提言」(2023 年度)を作成し、2024 年3 月31 日付文書で公表(当協議会 ホームページ掲載)することになりました。
この命題は大きく、今後も継続して検討するべきものと考えていますが、これまでのジェネリック医薬品に関する諸課題について、「これまでの経過と現状の分析」、「課題と改善を要する点」、および「改善(維持・育成)に関する方策」の観点から論点を整理し、2023 年度報告書としたものであります。
ジェネリック医薬品の諸課題については、国(厚生労働省)が有識者等の委員を主体とした各種の会議体で議論を進められていますが、当協議会のGEDA PJ では国の会議体とは異なり、ジェネリック医薬品を実際に直接取り扱う当事者(主に製薬企業、流通(卸)企業、医療関係者等)の立場で議論し、提言していくことを目指しております。
厚生労働省は、2023 年度「後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会」において検討を進め、後発医薬品産業のあるべき姿と対策の方向性の報告書がまもなく公表される見込みです。今後、国が主導するとみられる後発医薬品産業の在り方を示唆する重要な文書となると考えられますが、GEDA PJ が今回提言する報告書はGE 医薬品産業の持続的な維持と育成を図るための課題と方策を考えるものであり、基本的に国、厚生労働省の考え方から逸脱するものではありません。
プレスリリース提供:PR TIMES