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バイオプロセス×AIのdigzyme、NEDOの研究開発型スタートアップ支援事業(STS)に採択

(PR TIMES) 2022年03月01日(火)11時45分配信 PR TIMES

酵素プロセスのin silicoデザインを起点とした、より効率的なバイオプロセスの開発を加速

バイオインフォマティクスを基盤技術とする東工大発ベンチャー「株式会社digzyme(ディグザイム、東京都港区、代表取締役CEO渡来直生、以下digzyme)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO)が実施した2021年度「研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援(STS)」(最大助成額:7,000万円、以下NEDO STS事業)に関わる第3回公募において採択されました。これにより、酵素プロセスのin silicoデザインを起点としてより効率的なバイオプロセスを開発することでSDGsに貢献していきます。

助成事業の名称:バイオプロセスのin silicoデザイン技術基盤開発
        ※in silico:計算機上で(仮想的に)という意味
事業期間:2022年2月2日〜2023年3月末日
認定VC:ANRI
[画像1: https://prtimes.jp/i/50097/5/resize/d50097-5-c946d99d52a9eb9f6546-0.jpg ]

■digzymeのミッション
 digzymeは、バイオインフォマティクスを基盤技術として物質生産プロセスに変革を起こし、環境と経済を両立することをミッションとして掲げている東工大発ベンチャーです。近年、石油依存の化合物生産法はエネルギーコストが高く、低炭素化社会の実現に向け、SDGやESG投資の観点からも転換が求められています。その解決策としてバイオプロセスが注目されています。従来のバイオプロセス開発は、研究者が、勘と経験など属人的な判断に頼っており、さらなる効率化が求められています。そこでdigzymeは、課題を解決するために、研究開発の初期から効率化を見据えた最適なバイオプロセス戦略を提案することで、顧客のペインを解決します。



■NEDO STS採択の事業内容
 本採択でdigzymeは、独自の解析量を含む多様な解析結果を活用した、汎用的な機械学習モデルの構築を行います。これが実現すれば、さまざまな実証実験結果を蓄積していくことにより、持続的に予測精度及び排他的競争力を向上させていきます。さらに、機械学習のために特徴量導出技術とDNAライブラリがあれば、実験の予測値は柔軟に変更することが可能になります。つまり、今後プロセスを構築する段階で発生する未知の酵素開発課題に対しても適応可能な強固なシステムを構築できるという価値も提供します。例えば、digzymeがこれまでに新規の酵素探索や反応経路探索が可能なプラットフォームである「digzyme Moonlight」に酵素改変の機能を追加することができます。さらに、今後は下流の開発であるプロセス構築や最適化への展開にむけ、今後、共同開発として企業・アカデミアとの連携を強化していきます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/50097/5/resize/d50097-5-73981a60eecb8fa92db6-1.png ]


会社概要
社名:株式会社digzyme
代表者:代表取締役CEO 渡来直生
所在地:東京都港区新橋1丁目16−6新橋柳屋ビル5F
創業:2019年8月
事業内容:バイオインフォマティクスによる酵素開発
化合物生産及び分解のバイオプロセス開発
ウェブサイト:https://www.digzyme.com/
本件に対するお問い合わせ:https://www.digzyme.com/contact



プレスリリース提供:PR TIMES

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