プレスリリース
株式会社エクステック(本社:東京都港区、代表取締役:越水 隆行、林 哲郎、以下「当社」)は、阪急阪神ホールディングスが2021年4月に設立したコーポレートベンチャーキャピタルファンド「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合(以下「同ファンド」)」、みずほキャピタル株式会社、株式会社コンコードエグゼクティブグループの3社より出資を受け入れましたので、お知らせします。
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当社は、現金の両替だけでなく、交通系ICカードへのチャージ機能も搭載した無人外貨両替機及びその運用システムの開発・販売・オペレーションを行っています。当社の外貨両替機は、業界最多水準の15言語・14通貨に対応しており、また両替レートのAIによる自動設定など効率的な運営ができること等により、利用者と設置事業者の双方にとって、高いコストパフォーマンスを実現しています。
■阪急阪神ホールディングスとの取組
阪急阪神ホールディングスでは、2025年の大阪・関西万博の開催や今後のインバウンド需要の回復に備え、継続して訪日外国人の受入環境の整備を推進しており、その一環として、2021年3月より当社と共同で、沿線の駅やホテル等を中心に外貨両替機の設置を進めてまいりました。今後も、阪急阪神ホールディングスとの協業を通じて、両替時のレシート等を活用してさまざまな施設への送客に努めるなど、訪日外国人向けの新たなサービスの提供に取り組むことといたします。
株式会社エクステックの概要
所在地:東京都港区虎ノ門3-3-3 虎ノ門南ビル6階
代表者:代表取締役 越水 隆行、林 哲郎
設立:2014年10月
事業内容:無人外貨両替機及びその運用システムの開発・販売・オペレーション
【 特徴 】
業界最多水準の15言語・14通貨に対応する外貨両替機とその運用システムを開発しています。外貨両替機については、他社の製品と比べ安価かつコンパクトで、スペースが限られた場所でも設置することが可能です。また、交通系ICカードへのチャージ機能も搭載していることから、訪日外国人が指向するキャッシュレス決済のニーズに応えることができます。
このほか、AIの活用による両替レートの自動設定や、ソフトウェアの遠隔でのアップデートなど、効率的なオペレーションができるようになっています。これらにより、開発から運用に至るまで、高いコストパフォーマンスを実現しています。
阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合の概要
ファンド名称:阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合
ファンド規模:30億円
設立日:2021年4月1日
企業URL:https://www.hankyu-hanshin.co.jp/cvc/
運用期間:10年
運営会社:SBIインベストメント株式会社
【 主な投資領域 】
・DXの推進
コンテンツ(エンタテインメント映像、eスポーツ など)
コミュニケーション(オンライン会議システム、ライブ配信 など)
コミュニティ(オンラインサロン、オンラインカンファレンス など)
マーケティング(広告、媒体、ソーシャルメディア、データ収集・解析・活用など)
EC(ECサイト開発、オンライン決済、物流 など)
・次世代モビリティ(MaaS)
・ヘルスケア
・シニア向けサービス
・農業関連事業
など
みずほキャピタル株式会社の概要
所在地:東京都千代田区内幸町一丁目2番1号
代表者:大町 祐輔
設立:1983年7月
企業URL:https://www.mizuho-vc.co.jp/
【 主な投資領域 】
・IT・インターネット関連
・サービス関連
・バイオ・ヘルスケア・医療関連
など
株式会社コンコードエグゼクティブグループの概要
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-2
代表者:代表取締役CEO 渡辺秀和
設立:2008年
企業URL:https://www.concord-group.co.jp/
【 主な事業領域 】
・ビジネスリーダーやエグゼクティブを対象とするキャリアコンサルティング
・東京大学をはじめとする大学やMBAなどでのキャリア教育活動
・社会起業家へ出資するソーシャルスタートアップ支援
など
コメント
阪急阪神ホールディングス株式会社
グループ開発室長 奥田 雅英(おくだ まさひで)
阪急阪神ホールディングスグループでは、継続して訪日外国人の受入環境の整備を推進しており、コロナ禍においても、インバウンド需要の回復に備えて、エクステック社と共同でこれまで外貨両替機の設置を進めてまいりました。
訪日外国人の方が鉄道を利用する際は、現金決済が最も多いですが、国内在住者の多くが利用している交通系電子マネーを、訪日外国人の方にも手軽にご利用いただけるように整備することは、鉄道事業者にとって一つの課題でありました。そうした中で、エクステック社の外貨両替機に2021年12月から交通系ICカードへのチャージ機能が追加導入され、利便性が向上したことは、同社との協業による成果の一つであります。今後も、同社と共同で、外貨両替機のさらなる設置を推し進め、新たなサービスや機能の開拓を進めていきたいと考えています。
株式会社エクステック
代表取締役CEO 越水 隆行(こしみず たかゆき)
株式会社エクステックでは、2017年より外貨両替機の設置を進めることで、各地を観光される訪日外国人の方々が、気軽に便利に日本を楽しんでいただけるような環境作りに邁進してまいりました。
そして昨年、阪急阪神ホールディングス様とそのグループ企業様との共同事業の中で、外貨から交通系ICカードにチャージができる機能の追加開発を実現しました。現金両替と交通系ICカードチャージの両方をコンパクトな1台で可能とした、世界初のハイブリッド外貨両替機の誕生です。これにより、鉄道を使って各地域を観光される訪日外国人の方々に向けて、より利便性を高めることが可能となりました。
阪急阪神ホールディングス様には開発実現前から弊社のポテンシャル等を評価してご協業をいただき、感謝の念に堪えません。今後も、阪急阪神ホールディングス様とそのグループ企業様がお持ちの幅広い事業ノウハウを通じて、その沿線および世界中からのお客様に密着した価値あるサービスを提供してまいります。
プレスリリース提供:PR TIMES